前に書いた話の続き。
ここまでのあらすじ。
おくすり手帳という制度があって、以前は使うと余計にお金を取られていたが、半年前の4月から、持っていかないとお金を余計に取られる(40円ぐらい)ということになった。
紙の手帳なんて絶対なくすので、40円ぐらい取られてもいいやと思っていたのだが、スマホアプリ版というのが出るというので、だったら使ってみようと思った。
これ、EPARKという会社が運営しているのだが、加入している薬局としていない薬局があり、かかりつけ病院のそばのお気に入りの薬局が加入していなかった。
それで、「どうすればいいのか教えてください」とお気に入りの薬局には言っておいて、わざわざ駅の向こうの加入薬局に言って、使用を申請し、登録してもらった。
薬局から電波が飛んで勝手に登録される。
何回か連続で使わないとお金が安くならないとか、いろいろ言われた。
細かいことはもう覚えてない。
40円ぐらい安くなってもしょうがないのだが、薬を買った履歴がスマホに残っていくのはそれなりに快感であって、紙の手帳を管理しなくてもいいので、こりゃいいわと思っていた。
月イチで病院に行っているのだが、次の月にお気に入りの薬局に行って、どうなりましたかというと、うちはEPARKに加盟していないのだが、2次元バーコードをスキャンしてくれれば登録できる、と言われた。
そんなことだろうと思った。
で、領収書と一緒に2次元バーコードを印刷してもらって、それをスマホアプリ版おくすり手帳でスキャンすることで、記録が途絶えることもなく、薬代もちょっと安くなった。
それが先月までの話。
引っ越しに伴って、新しい薬局に行った。
最初病院のそばのこぎれいな薬局に行ったのだが、おばさんが紙のおくすり手帳しか扱ってないと言う。
バーコードを印刷できるはずだ、というと、バーコードもやってないという。
クレーマー気質を爆発させて、
「本当ですか、あなたが知らないだけじゃなくて?」
というと、しばらくお待ち下さいと言って引っ込んでしまった。
本当に待たされた。
他に患者がいなくて良かった。
待っている間におくすり手帳アプリで調べたが、家のそばの薬局がEPARK加盟なのである。
そこに行こうと思ったら、おばさんの薬局の奥からイケメン風の営業部員?が出てきて
「うちはクラスA電子おくすり手帳という、もう一つまた別のネットワークになりますので、アプリをインストールしていただければおくすり手帳扱いにできます」
と言う。
「いや、スマホに複数のアプリを入れて、この薬局はこのアプリ、この薬局はこのアプリ、とかいちいちやってられないよ。おくすり手帳って何のためにあるの。一覧性がないとダメじゃないの」と言うと、変な笑顔を作って「そうですか……」という。
「バーコードはダメなの」というと「ダメなんです」という。
そうかダメかー。
※これ、いま調べたんだけど、クラスAネットワークは多数派の「電子お薬手帳相互閲覧サービス」というのに参加しているが、EPARKおくすり手帳は(まだ)参加してないせいらしい。ていうか、なんでこんなのの組織が雨後の筍のようにいろいろあるんだろ。
電子お薬手帳相互閲覧サービス
で、あきらめてその薬局では買わず、処方箋を返してもらった。
その薬局は初めてだったので長大な問診票を書かされた手間が無駄になった。
改めてうちの近くの薬局に行き、EPARK加盟店なのを確認した。
その薬局も初めてだったので長大な問診票を書かされた。
て、薬を処方してもらうと、2次元バーコードを印刷するからそれをスキャンしろ、という。
EPARK加盟店なら薬局から電波を飛ばす方式で、バーコードはいらないんじゃなかったっけ。。
と思ったけど、もうどうでもいいと思っていたので素直にスキャンした。
登録されて良かった。
それで、関係ない話だけど、この薬局のおばさんが、他のお客さんのいるまえで「糖尿病ですか」とか「HdA1cはいくつですか」とか、ミニドクターみたいなことを訊いてくる。
あのねえ。病院の診察室でもないのに、他のお客さんがまる聞こえのところで、病気の話とか大声でべらべらするのはダメなんだよ。
薬剤師はお薬を間違えないため、とかいうんだけど、ぼくは非常に良く自分の薬は分かっていて目でチェックしてるから大丈夫だよ。
そう言うべきところであったが、もう疲れていてどうでもいいと思ったので「わかんないです」と言って、薬をもらって帰ってきた。
どうも調剤薬局と相性が悪い。
医薬分業って何のためにあるんだろう。
別に法律で決まってるわけじゃないらしく、今でもたまに病院の受付でそのまま薬を出してくれるところがあるけど、そっちのほうがやっぱりいい。
病人が、病気で苦しんでいるのに、わざわざ病院と薬局をはしごして、医者にした話をもう一度薬剤師にさせられて……。
おくすり手帳がどうとか、バーコードがどうとか……。
なぜ、患者の負担というものを全然考えないでいろいろ言ってくるんだろう。
変なクリップボードを渡されて問診票を書かされるのもめんどくさい。
保険証を要求してるんだから、情報の大部分はそれで分かるだろう。
薬局を2軒はしごして、ぐっと体の調子が悪くなったような気がする。
とりあえず一患者の意見として聞いて、改善できるべきところはしてください。
おくすり手帳という制度があって、以前は使うと余計にお金を取られていたが、半年前の4月から、持っていかないとお金を余計に取られる(40円ぐらい)ということになった。
紙の手帳なんて絶対なくすので、40円ぐらい取られてもいいやと思っていたのだが、スマホアプリ版というのが出るというので、だったら使ってみようと思った。
これ、EPARKという会社が運営しているのだが、加入している薬局としていない薬局があり、かかりつけ病院のそばのお気に入りの薬局が加入していなかった。
それで、「どうすればいいのか教えてください」とお気に入りの薬局には言っておいて、わざわざ駅の向こうの加入薬局に言って、使用を申請し、登録してもらった。
薬局から電波が飛んで勝手に登録される。
何回か連続で使わないとお金が安くならないとか、いろいろ言われた。
細かいことはもう覚えてない。
40円ぐらい安くなってもしょうがないのだが、薬を買った履歴がスマホに残っていくのはそれなりに快感であって、紙の手帳を管理しなくてもいいので、こりゃいいわと思っていた。
月イチで病院に行っているのだが、次の月にお気に入りの薬局に行って、どうなりましたかというと、うちはEPARKに加盟していないのだが、2次元バーコードをスキャンしてくれれば登録できる、と言われた。
そんなことだろうと思った。
で、領収書と一緒に2次元バーコードを印刷してもらって、それをスマホアプリ版おくすり手帳でスキャンすることで、記録が途絶えることもなく、薬代もちょっと安くなった。
それが先月までの話。
引っ越しに伴って、新しい薬局に行った。
最初病院のそばのこぎれいな薬局に行ったのだが、おばさんが紙のおくすり手帳しか扱ってないと言う。
バーコードを印刷できるはずだ、というと、バーコードもやってないという。
クレーマー気質を爆発させて、
「本当ですか、あなたが知らないだけじゃなくて?」
というと、しばらくお待ち下さいと言って引っ込んでしまった。
本当に待たされた。
他に患者がいなくて良かった。
待っている間におくすり手帳アプリで調べたが、家のそばの薬局がEPARK加盟なのである。
そこに行こうと思ったら、おばさんの薬局の奥からイケメン風の営業部員?が出てきて
「うちはクラスA電子おくすり手帳という、もう一つまた別のネットワークになりますので、アプリをインストールしていただければおくすり手帳扱いにできます」
と言う。
「いや、スマホに複数のアプリを入れて、この薬局はこのアプリ、この薬局はこのアプリ、とかいちいちやってられないよ。おくすり手帳って何のためにあるの。一覧性がないとダメじゃないの」と言うと、変な笑顔を作って「そうですか……」という。
「バーコードはダメなの」というと「ダメなんです」という。
そうかダメかー。
※これ、いま調べたんだけど、クラスAネットワークは多数派の「電子お薬手帳相互閲覧サービス」というのに参加しているが、EPARKおくすり手帳は(まだ)参加してないせいらしい。ていうか、なんでこんなのの組織が雨後の筍のようにいろいろあるんだろ。
電子お薬手帳相互閲覧サービス
で、あきらめてその薬局では買わず、処方箋を返してもらった。
その薬局は初めてだったので長大な問診票を書かされた手間が無駄になった。
改めてうちの近くの薬局に行き、EPARK加盟店なのを確認した。
その薬局も初めてだったので長大な問診票を書かされた。
て、薬を処方してもらうと、2次元バーコードを印刷するからそれをスキャンしろ、という。
EPARK加盟店なら薬局から電波を飛ばす方式で、バーコードはいらないんじゃなかったっけ。。
と思ったけど、もうどうでもいいと思っていたので素直にスキャンした。
登録されて良かった。
それで、関係ない話だけど、この薬局のおばさんが、他のお客さんのいるまえで「糖尿病ですか」とか「HdA1cはいくつですか」とか、ミニドクターみたいなことを訊いてくる。
あのねえ。病院の診察室でもないのに、他のお客さんがまる聞こえのところで、病気の話とか大声でべらべらするのはダメなんだよ。
薬剤師はお薬を間違えないため、とかいうんだけど、ぼくは非常に良く自分の薬は分かっていて目でチェックしてるから大丈夫だよ。
そう言うべきところであったが、もう疲れていてどうでもいいと思ったので「わかんないです」と言って、薬をもらって帰ってきた。
どうも調剤薬局と相性が悪い。
医薬分業って何のためにあるんだろう。
別に法律で決まってるわけじゃないらしく、今でもたまに病院の受付でそのまま薬を出してくれるところがあるけど、そっちのほうがやっぱりいい。
病人が、病気で苦しんでいるのに、わざわざ病院と薬局をはしごして、医者にした話をもう一度薬剤師にさせられて……。
おくすり手帳がどうとか、バーコードがどうとか……。
なぜ、患者の負担というものを全然考えないでいろいろ言ってくるんだろう。
変なクリップボードを渡されて問診票を書かされるのもめんどくさい。
保険証を要求してるんだから、情報の大部分はそれで分かるだろう。
薬局を2軒はしごして、ぐっと体の調子が悪くなったような気がする。
とりあえず一患者の意見として聞いて、改善できるべきところはしてください。