前にも書いたが、ぼくはナイキのスニーカー(ランニングシューズ)、ペガサス 29+ GTXというのをいつも履いている。
ぼくは靴に凝る趣味がないので、ジーパンを履いていようが、スラックスを履いていようがいつもこれを履いている。
何なら仕事でどうしてもスーツを着るときも、こっそりこれを履いている。
黒一色だから、バレないし、バレても特に何も言われない。
最初にこれを買ったのは、Nike+という運動量を計測するチップを入れられるやつが欲しかったからだ。
(いまはAppleWatchとポケモンGOで運動量を計測するので、チップは使ってない)
まず防水じゃない、真っ青で派手なやつを買ったのだが、そのときあまりの軽さ、フィット感、そして柔らかい感触にホレ込んでしまった。
これだ! と思った。
他の靴と全然違う。
まあぼくの足に合ってるだけかもしれないけど。
それで、同じやつで赤とか黒のないですか、と聞きに行った。
ABCマートの、もう撤去されてしまった、みなとみらいの仮店舗で、すごく背が高い女性の、鈴木紗理奈さんみたいな店員さんだった気がする。
で、「ゴアテックス」防水のがありますがどうしますか、と言われて、今のモデルを買った。
いや、もしかして前のモデルか、そのさらに前のモデルだったかもしれない。
で、それを買った。
それからしばらくナイキに凝って、黄色いやつとか赤いやつとか買ったんだけど、結局黒一色の防水のやつしか履かなくなってしまった。
ところがそれが、ある日急に水漏れするようになってきた。
左足の人差し指から急に濡れてくる。
裏返すと、穴が開いている。
そのときはもう2年ほども履いていたので、同じ靴を2年も毎日、それもぼくは1日5km以上歩いているので、持った方かもしれない。
それで、同じ靴を履いて自由が丘のABCマートに行った。
で、この靴ください、と履いているのを指すと、同じモデルがもうないけど後継モデルでいいか、と聞かれた。
出してくれたので履いてみると、履きやすさはまったく同じである。
あと、ぼくはこのモデルだと大きさが29cmなのだが(型番の29とは偶然の一致)、それも確実に生産されているのがすばらしい。
即買った。
そのとき、買ったのを履いて帰るから、この店に履いて来たこの穴が空いた靴を捨ててくれますか、と言った。
履いて買えられると返品が利きませんがいいですか、と言われたが、この靴すごく気に入ってるので大丈夫です、と言って、タグを切ってもらって履き替えって帰った。
それを2年ぐらい履いていると、また穴が空いてしまった。
同じ左足の人差し指だ。歩き方がおかしいのかもしれない。
あと足なのに人差し指っておかしい気もする。
それはいいのだが、武蔵小杉のABCマートに行った。 ところが、もう売ってない、と言われた。
全ABCマートにないんですか、と言うと、さあ、と言うので、いやパソコンで調べられないんですか、と言うと、ちょっと待ってくださいと言われた。
で、ほどなく、溝の口に1件あります、と言われた。
調べられるのかよ!
取りに行っても良かったのだが、その時の対応がちょっと気に食わなかったので、取り寄せてください、と言った。
ほどなく来たので、店に穴が空いたのを履いていき、やはり新しいのを履いて帰り、古いのは捨ててもらった。
そのときナイキのビーチサンダルも買った。
これは近所に行くときに履いているが、すごく足に合っている。
ナイキっていうメーカーの製品はすごく人間工学的に優れているのではないだろうか。
あるいはぼくの足に合っているのか。
それを2年ぐらい履いていると、また穴が空いてしまった。
武蔵小杉のABCマートに行くと、もう在庫もないし生産もしてない、と言われた。
似たような感じで、黒一色で、履き心地が良くて、防水で、軽いのありますか、と言われると、おじさんのハイキングシューズのようなのを勧められる。
これ全然カッコ良くないじゃないですか、と言うと、防水だとそうなりますねー、と言われた。
ランニングシューズは軽さを追求するので防水じゃない、濡れても家に何足も持ってる人が多いから防水のニーズがない、と言われた。
そんなものだろうか。
納得がいかないので川崎ラゾーナのABCマートに行った。
さいきん、照明器具のビックカメラといい川崎ラゾーナ推しだ。
ここでも同じ、ランニングシューズは防水のがない、防水で黒一色のカッコイイシューズは少ないと言われた。
ねばっていると、誰かがコンピューターで検索してくれたらしく、日本のどこかの店舗に2足ぐらいデッドストックがあるという話だった。
あるのかよ!
で、1足注文して帰った。
それからは、昔買った防水でないスニーカーを引っ張り出して履いていた。
それで一回、絵に描いたようにゲリラ豪雨にあって、靴下までぐしょ濡れになってしまった。
そのまま電車に乗ったのだが、そうとう気持ち悪かった。
それで思ったけど、防水のランニングシューズのニーズがないという店の言い分は、おかしい。
最近の日本はゲリラ豪雨が多いのである。
マラソンや、長距離トレーニングに出ている時、降られたら、ゴアテックスかそうじゃないかで全然履き心地も、タイムも違うと思うのである。
結局1週間ほどして、品物が届いた。
穴が履いた靴を履いて取りに行き、新しいのを履いて帰るから古いのを捨ててと言った。
「履いて帰られた製品は返品が……」
皆まで言うな分かっとる。
川崎ラゾーナから今住んでいるアパートまでは10kmある。
ちょうどポケモンGOで10kmの卵を拾ったので、これを孵しがてら家まで歩いて帰ろうと思った。
線路沿いに走ったので、特に迷わなかった。
ラクチンである。
これは靴が足に合っているだけでなく、足を靴に合わせた、履きなれた部分もあるんじゃないだろうか。
2時間せずに家についた。
すごいな俺。
で、今のこれがどうかなったときの不安が打ち消し難く、もう1足注文できないかラゾーナのABCに聞いてみた。
果たして、注文できたので、した。
ちなみに一足9400円である。
安くはないが、性能を考えると、高くないと思う。
届いたという電話が来たので、今度は防水でない、もう履く予定のないスニーカーを履いていって、新しいのを履いて帰りますから古いのは捨てて……返品できないのは分かってますから……と言うやりとりをした。
よりすぐれた製品が家にあると分かっていながら、劣った製品を置いておくスペースがないのである。
2足目をフィッティングしてもらうとき、ABCでもかなり年長と思われる男性の店員が「この靴、最強ですよね! 軽くて、履き心地が良くて、防水で!」と言った。
営業トークかもしれないが、ぼくは我が意を得たり、と思った、思わず握手しそうになった。
その店員に言わせると、ロングセラーだから新モデルを開発中ではあると思う、とのことだった。
そう来なくっちゃ。
その日も川崎から歩いて帰り、多くの卵を孵した。
ということで、まったく同じ、新品の靴が家に2足ある。
せいぜい大切に履こうと思う。
2足並べているとどの右とどの左がペアーか分からなくなってくるので要注意。
(※下のアマゾンのリンクのは防水ではありません。ゴアテックスの製品はGTXという文字列がつく)
何なら仕事でどうしてもスーツを着るときも、こっそりこれを履いている。
黒一色だから、バレないし、バレても特に何も言われない。
最初にこれを買ったのは、Nike+という運動量を計測するチップを入れられるやつが欲しかったからだ。
(いまはAppleWatchとポケモンGOで運動量を計測するので、チップは使ってない)
まず防水じゃない、真っ青で派手なやつを買ったのだが、そのときあまりの軽さ、フィット感、そして柔らかい感触にホレ込んでしまった。
これだ! と思った。
他の靴と全然違う。
まあぼくの足に合ってるだけかもしれないけど。
それで、同じやつで赤とか黒のないですか、と聞きに行った。
ABCマートの、もう撤去されてしまった、みなとみらいの仮店舗で、すごく背が高い女性の、鈴木紗理奈さんみたいな店員さんだった気がする。
で、「ゴアテックス」防水のがありますがどうしますか、と言われて、今のモデルを買った。
いや、もしかして前のモデルか、そのさらに前のモデルだったかもしれない。
で、それを買った。
それからしばらくナイキに凝って、黄色いやつとか赤いやつとか買ったんだけど、結局黒一色の防水のやつしか履かなくなってしまった。
ところがそれが、ある日急に水漏れするようになってきた。
左足の人差し指から急に濡れてくる。
裏返すと、穴が開いている。
そのときはもう2年ほども履いていたので、同じ靴を2年も毎日、それもぼくは1日5km以上歩いているので、持った方かもしれない。
それで、同じ靴を履いて自由が丘のABCマートに行った。
で、この靴ください、と履いているのを指すと、同じモデルがもうないけど後継モデルでいいか、と聞かれた。
出してくれたので履いてみると、履きやすさはまったく同じである。
あと、ぼくはこのモデルだと大きさが29cmなのだが(型番の29とは偶然の一致)、それも確実に生産されているのがすばらしい。
即買った。
そのとき、買ったのを履いて帰るから、この店に履いて来たこの穴が空いた靴を捨ててくれますか、と言った。
履いて買えられると返品が利きませんがいいですか、と言われたが、この靴すごく気に入ってるので大丈夫です、と言って、タグを切ってもらって履き替えって帰った。
それを2年ぐらい履いていると、また穴が空いてしまった。
同じ左足の人差し指だ。歩き方がおかしいのかもしれない。
あと足なのに人差し指っておかしい気もする。
それはいいのだが、武蔵小杉のABCマートに行った。 ところが、もう売ってない、と言われた。
全ABCマートにないんですか、と言うと、さあ、と言うので、いやパソコンで調べられないんですか、と言うと、ちょっと待ってくださいと言われた。
で、ほどなく、溝の口に1件あります、と言われた。
調べられるのかよ!
取りに行っても良かったのだが、その時の対応がちょっと気に食わなかったので、取り寄せてください、と言った。
ほどなく来たので、店に穴が空いたのを履いていき、やはり新しいのを履いて帰り、古いのは捨ててもらった。
そのときナイキのビーチサンダルも買った。
これは近所に行くときに履いているが、すごく足に合っている。
ナイキっていうメーカーの製品はすごく人間工学的に優れているのではないだろうか。
あるいはぼくの足に合っているのか。
それを2年ぐらい履いていると、また穴が空いてしまった。
武蔵小杉のABCマートに行くと、もう在庫もないし生産もしてない、と言われた。
似たような感じで、黒一色で、履き心地が良くて、防水で、軽いのありますか、と言われると、おじさんのハイキングシューズのようなのを勧められる。
これ全然カッコ良くないじゃないですか、と言うと、防水だとそうなりますねー、と言われた。
ランニングシューズは軽さを追求するので防水じゃない、濡れても家に何足も持ってる人が多いから防水のニーズがない、と言われた。
そんなものだろうか。
納得がいかないので川崎ラゾーナのABCマートに行った。
さいきん、照明器具のビックカメラといい川崎ラゾーナ推しだ。
ここでも同じ、ランニングシューズは防水のがない、防水で黒一色のカッコイイシューズは少ないと言われた。
ねばっていると、誰かがコンピューターで検索してくれたらしく、日本のどこかの店舗に2足ぐらいデッドストックがあるという話だった。
あるのかよ!
で、1足注文して帰った。
それからは、昔買った防水でないスニーカーを引っ張り出して履いていた。
それで一回、絵に描いたようにゲリラ豪雨にあって、靴下までぐしょ濡れになってしまった。
そのまま電車に乗ったのだが、そうとう気持ち悪かった。
それで思ったけど、防水のランニングシューズのニーズがないという店の言い分は、おかしい。
最近の日本はゲリラ豪雨が多いのである。
マラソンや、長距離トレーニングに出ている時、降られたら、ゴアテックスかそうじゃないかで全然履き心地も、タイムも違うと思うのである。
結局1週間ほどして、品物が届いた。
穴が履いた靴を履いて取りに行き、新しいのを履いて帰るから古いのを捨ててと言った。
「履いて帰られた製品は返品が……」
皆まで言うな分かっとる。
川崎ラゾーナから今住んでいるアパートまでは10kmある。
ちょうどポケモンGOで10kmの卵を拾ったので、これを孵しがてら家まで歩いて帰ろうと思った。
線路沿いに走ったので、特に迷わなかった。
ラクチンである。
これは靴が足に合っているだけでなく、足を靴に合わせた、履きなれた部分もあるんじゃないだろうか。
2時間せずに家についた。
すごいな俺。
で、今のこれがどうかなったときの不安が打ち消し難く、もう1足注文できないかラゾーナのABCに聞いてみた。
果たして、注文できたので、した。
ちなみに一足9400円である。
安くはないが、性能を考えると、高くないと思う。
届いたという電話が来たので、今度は防水でない、もう履く予定のないスニーカーを履いていって、新しいのを履いて帰りますから古いのは捨てて……返品できないのは分かってますから……と言うやりとりをした。
よりすぐれた製品が家にあると分かっていながら、劣った製品を置いておくスペースがないのである。
2足目をフィッティングしてもらうとき、ABCでもかなり年長と思われる男性の店員が「この靴、最強ですよね! 軽くて、履き心地が良くて、防水で!」と言った。
営業トークかもしれないが、ぼくは我が意を得たり、と思った、思わず握手しそうになった。
その店員に言わせると、ロングセラーだから新モデルを開発中ではあると思う、とのことだった。
そう来なくっちゃ。
その日も川崎から歩いて帰り、多くの卵を孵した。
ということで、まったく同じ、新品の靴が家に2足ある。
せいぜい大切に履こうと思う。
2足並べているとどの右とどの左がペアーか分からなくなってくるので要注意。
(※下のアマゾンのリンクのは防水ではありません。ゴアテックスの製品はGTXという文字列がつく)