8月14日は、銀座のブック・バー「十誡」で、トークと音楽のイベント「H.R.ギーガーの手がけたレコードを聴く!」を見た。
「十誡」は壁一面に色とりどりの洋書がつめ込まれた本棚がしつらえてあって、その中にタンノイのスピーカーが埋め込まれている広くてオシャレな空間で、お店のお姉さんがみんな黒い革製のコルセットを着ているのもドキドキして良かった。
もともとこのお店で働かれているエリさんと言う方と武蔵小山の例の「月光密造舎」で知り合って、お店の話を聞いてこのイベントに参加した。なんか俺もここに来て急にバー巡りとかするようになってきて、すっかり大人の仲間入りだ。
H.R.ギーガーはスイス出身のアーティスト(イラストレーター、デザイナー)であって、なんと言っても映画「エイリアン」の宇宙人、宇宙船のデザインで知られている。
あと「スピーシーズ」というエロチックなSF映画や、「キラー・コンドーム」(なんじゃそりゃ)という映画にも関わっている。
しかし、ぼくの世代にしてみればなんといっても3人組のプログレバンド、ELP(エマーソン・レイク&パーマー)の『恐怖の頭脳改革』(Brain Salad Surgery)のカバー・アートでおなじみだ。中心にメカニックなミイラのような顔が描いてあって、パカッと観音開きになるアートはプログレを代表するカッコイイジャケットだ。
ぼくはこのジャケットに思い出があって、小さい頃から姉がこのバンドが好きだったのだが(プログレというとオッサンのイメージだが、当時はそういう女子が多かった。青池保子の『イブの息子たち』というマンガの3人組はELPをモデルにしている)、長じてぼくもプログレ好きになり、ぼくはイエス派だったのだがELPも普通に好きで、2005年にCDが紙ジャケット完全復刻で出たという話なので渋谷のタワレコに買いに行った。
たしかに紙ジャケット完全復刻ではあるのだが、当然のことながらCDサイズであって、売り物の観音開きもパカ、という感じでいまいち盛り上がらない。しかし、ここでCDを買うとタワレコ地下のイベントに参加できるということで、勇んで友達のぶんも買った。
それで、地下のクソせまいイベントスペース(いぜんアイドルの握手会イベントも観たことがある)で、あのキース・エマーソンがカワイのオアシスというシンセサイザーを弾きまくり、面白トークを炸裂させたのだ。このときのレポートが残っているので暇な人は読んで欲しい。エマーソンがそんな人だとは思わなかった。
キース・エマーソン来日
と、思い出が湧き出るままに文章を書いていると止まらなくなるのだが、今回のトーク・イベントもそんな感じだった。トークのホストは渋さ知らズで知られるサックス・プレイヤーの吉田隆一さんと、音楽ライターでカメラマンの黒田隆憲さん。トークが次々に数珠つなぎになってやめられない止まらないという話だった。ぼくなんか世代直撃なのでバンバン膝を打つ話の連続。箇条書きにすると
・最初に掛かっていたのがX-JAPANの故・hideのアルバム『HIDE YOUR FACE』
・これはギーガーの既存の、マスクをテーマにした作品にhideが目をコラージュしている。こんなこと許さなそうなのに、おおらかに許している
・次に掛かったのがELP『恐怖の頭脳改革』
・吉田さんいわく、ELPは華やかで、ノリノリの音楽で、そんなにギーガーの暗く冷たい世界とはマッチしていないのではないか(発言は全部ぼくの要約です)
・次に掛かったのがフランスのバンド、マグマの『アターク』
・MAGMAはもともとホドロフスキーの未完の大作映画『デューン』の音楽を担当するはずだった
(※上のブルーレイは『デューン』という映画のブルーレイではなく、ホドロフスキーが『デューン』という映画を作ろうとして失敗するところを描いたドキュメンタリーなので要注意)
・『デューン』には悪の公爵役でサルバトール・ダリが出るはずだった
・ダリは法外なギャラを要求したり、映画に燃えるキリンを出せと言ったりさんざんだった
・ここで、ホドロフスキーと、脚本家のダン・オバノンに「ギーガーといういい画家がいる」と言ったのがダリ
・だからホドロフスキーの『デューン』が、のちに『エイリアン』を手掛けるオバノンと、マグマと、ギーガーを結びつけている
・マグマはもともと、フランス語ではなく架空の宇宙言語「コパイア語」で歌うというコンセプトのバンド
・しかし、後年バンドの編成が大きくなり、音楽もファンキーになってプログレ味を失ってしまった
・その頃になって、ギーガーとコラボが実現したのが『アターク』で、あまりこの音楽とギーガーも合わないと思う
・次に掛かったのがデボラ(デビー)・ハリーの「Now I know you know」と「Backfired」
・MVもギーガーが手がけている
・これ、もう合うとか合わないとかそういう問題じゃないぐらいわけがわからない
・音楽のプロデュースはシックのナイル・ロジャーズとバーナード・エドワーズで、「Backfired」はシックそっくり
・ビデオはギーガーがノリノリで作っていて、「Backfired」ではギーガーがラップの掛け合いをする役で登場している
・本当に音楽にはこだわりがなかったんだと思う
ここで黒田隆憲さんが、スイスのグリュイエール(グリュイエールチーズの産地)にあるギーガー美術館とギーガー・バーに行ったときの写真が紹介された。
・グリュエールはのどかな田舎町で、牛がいろんな音程のカウベルを鳴らしていて環境音楽のようになっている
・そんな美しい観光地の中に、まがまがしい美術館がある
・スピーシーズのコーナーもあって、ADULT ONLYと書いてあった(が、別にたいしたことはなかった)
・ソファーの背が背骨のようになっていたりして、楽しめる
・ここはもともと、セルティック・フロストというメタルバンドのメンバーが学芸員をやっている
・美術館の横にギーガー・バーがあって、エイリアン・ブラッドという緑色のカクテルがあった。見た目はすごいけど味はとくになかった
・グリュイエールの普通のおばちゃんがギーガーの背骨のソファに座って世間話をしていた
ここで音楽に戻る。
・次にパンコーというバンド。今回のイベントにあたっていろいろ調べたが、ぱっと聞いただけでは分からないし評価もできない
(ここに吉田さんの誠実さを感じて面白かったw)
・インダストリアルな、無機質なサウンドで、そう言われればギーガーのアートに一番合ってるんじゃないか
以上、音楽に沿って流れを説明するとこんな感じだが、実際には話の中身がすごく詰まっていて、ハードSFとスペースオペラ、ニューウェーブ、サイバーパンクの関係と違いとか、キース・エマーソン=>幻魔大戦の話から、メビウスと大友克洋と宮﨑駿の話とか、いろんな話があって面白かった。
(ぼくなんかの要約ですから真に受けないでクダサイ)
一番おもしろかったのが、吉田さんが「音楽はもともとSFだと思う。(椅子を叩いて)こんな、カン、という音が(意味を持って)人の心を動かすなんて、SFじゃないですか」という意味のことをおっしゃっていて、深いな! と思った。
最後はELPに戻ってカリフォルニア・ジャムのビデオを流してシメだった。
黒田さんがあらためて「グレッグ・レイクって普通にイケメンですねえ…」と言っていたのが面白かった。
今のグレッグ・レイクはこんな感じ。
ちなみに、関係ないけど、今のジョン・ウェットンはこんな感じ。
キング・クリムゾンでベース&ヴォーカルをやった人って、後に太るっていう法則があるんだろうか。
(2例だけだから!)
黒田さんが「この両手対面キーボードっていう、のちに小室が受け継ぐ形式は、最初誰ですか」と聞くと、吉田さんが「かたっぽオルガンだと間が持つので、結構チック・コリアとか、みんなやってましたね……最初はサン・ラーかなあ」とおっしゃっていた。
(ぼくはマイルスの「セラー・ドアー(ライブ・イブル)」でのキース・ジャレットが最初だと思う。たしか「エレピとハモンドのV字キーボード!」とかなんかに書いてたような……)
「ムーグ・シンセサイザー(たんす)はなかなか、電圧の関係で音程が安定しないって言われてたんですけど、サン・ラーは音程関係ないですからね」みたいな。
★
いやー、面白かった。
デビー・ハリーのソロは、実はレコードを持っていたのだが、あの顔を串刺しにされてるジャケットがギーガーだなんて知らなかったし、バックファイヤードもけっこう気に入って聞いていたのだが、あんな気が狂ったビデオがあるなんて知らなかった。
でも、思えばデビー・ハリーはクローネンバーグの映画『ヴィデオドローム』で、SMビデオの中に吸い込まれるという貞子の反対みたいな役をやっている。
念のため言っておくけど、デビー・ハリーといえばブロンディの人で、ジョルジョ・モローダーのプロデュースで「コール・ミー」を歌ってた人ですよ。
これ、もともとデビー・ハリーがもともとSFに造詣が深くてギーガーやクローネンバーグにアプローチしたのか、それとも顔がSF顔だから制作者サイドからオファーされたのか、どっちだろうか……。
あ、でも、ブロンディといえば「ラプチャー」のラップで、火星人がやってきてあなたを撃ち殺して食べちゃう……とか口走ってた気がするなー。やっぱSF大好き姉ちゃんだったのだろうか…。
とかいろいろ芋づる式に思い出して止まらなくなるトークだった。
それにしても、ジャケ写でたどる音楽の歴史というのは面白い。
この勢いでロジャー・ディーンの手がけたレコードを聴くとか、ヒプノシスの手がけたとか、横尾忠則が手がけたとかやってほしい。
あと吉田隆一さんはなんと! 例の新垣隆さんとサックス&ピアノのデュオでコンサートをされるそうだ。
新垣隆×吉田隆一コンサート|コンサート/公演/リサイタルのチケット情報・販売・購入・予約|e+(イープラス)
あと、SF作家の谷甲州さんの『航空宇宙軍史・完全版』という超ハードSFが5巻で出るのだが、その全巻の巻末解説をされるそうだ。
すごいなー!
最後つけたしみたいになったけど十誡も落ち着けてお酒おいしくて音楽も音が良くて本当に良かった。
お金が続けば通いたいー
INFO | ライブラリー・バー「十誡」ライブラリー・バー「十誡」
もともとこのお店で働かれているエリさんと言う方と武蔵小山の例の「月光密造舎」で知り合って、お店の話を聞いてこのイベントに参加した。なんか俺もここに来て急にバー巡りとかするようになってきて、すっかり大人の仲間入りだ。
H.R.ギーガーはスイス出身のアーティスト(イラストレーター、デザイナー)であって、なんと言っても映画「エイリアン」の宇宙人、宇宙船のデザインで知られている。
あと「スピーシーズ」というエロチックなSF映画や、「キラー・コンドーム」(なんじゃそりゃ)という映画にも関わっている。
しかし、ぼくの世代にしてみればなんといっても3人組のプログレバンド、ELP(エマーソン・レイク&パーマー)の『恐怖の頭脳改革』(Brain Salad Surgery)のカバー・アートでおなじみだ。中心にメカニックなミイラのような顔が描いてあって、パカッと観音開きになるアートはプログレを代表するカッコイイジャケットだ。
ぼくはこのジャケットに思い出があって、小さい頃から姉がこのバンドが好きだったのだが(プログレというとオッサンのイメージだが、当時はそういう女子が多かった。青池保子の『イブの息子たち』というマンガの3人組はELPをモデルにしている)、長じてぼくもプログレ好きになり、ぼくはイエス派だったのだがELPも普通に好きで、2005年にCDが紙ジャケット完全復刻で出たという話なので渋谷のタワレコに買いに行った。
たしかに紙ジャケット完全復刻ではあるのだが、当然のことながらCDサイズであって、売り物の観音開きもパカ、という感じでいまいち盛り上がらない。しかし、ここでCDを買うとタワレコ地下のイベントに参加できるということで、勇んで友達のぶんも買った。
それで、地下のクソせまいイベントスペース(いぜんアイドルの握手会イベントも観たことがある)で、あのキース・エマーソンがカワイのオアシスというシンセサイザーを弾きまくり、面白トークを炸裂させたのだ。このときのレポートが残っているので暇な人は読んで欲しい。エマーソンがそんな人だとは思わなかった。
キース・エマーソン来日
と、思い出が湧き出るままに文章を書いていると止まらなくなるのだが、今回のトーク・イベントもそんな感じだった。トークのホストは渋さ知らズで知られるサックス・プレイヤーの吉田隆一さんと、音楽ライターでカメラマンの黒田隆憲さん。トークが次々に数珠つなぎになってやめられない止まらないという話だった。ぼくなんか世代直撃なのでバンバン膝を打つ話の連続。箇条書きにすると
・最初に掛かっていたのがX-JAPANの故・hideのアルバム『HIDE YOUR FACE』
・これはギーガーの既存の、マスクをテーマにした作品にhideが目をコラージュしている。こんなこと許さなそうなのに、おおらかに許している
・次に掛かったのがELP『恐怖の頭脳改革』
・吉田さんいわく、ELPは華やかで、ノリノリの音楽で、そんなにギーガーの暗く冷たい世界とはマッチしていないのではないか(発言は全部ぼくの要約です)
・次に掛かったのがフランスのバンド、マグマの『アターク』
・MAGMAはもともとホドロフスキーの未完の大作映画『デューン』の音楽を担当するはずだった
(※上のブルーレイは『デューン』という映画のブルーレイではなく、ホドロフスキーが『デューン』という映画を作ろうとして失敗するところを描いたドキュメンタリーなので要注意)
・『デューン』には悪の公爵役でサルバトール・ダリが出るはずだった
・ダリは法外なギャラを要求したり、映画に燃えるキリンを出せと言ったりさんざんだった
・ここで、ホドロフスキーと、脚本家のダン・オバノンに「ギーガーといういい画家がいる」と言ったのがダリ
・だからホドロフスキーの『デューン』が、のちに『エイリアン』を手掛けるオバノンと、マグマと、ギーガーを結びつけている
・マグマはもともと、フランス語ではなく架空の宇宙言語「コパイア語」で歌うというコンセプトのバンド
・しかし、後年バンドの編成が大きくなり、音楽もファンキーになってプログレ味を失ってしまった
・その頃になって、ギーガーとコラボが実現したのが『アターク』で、あまりこの音楽とギーガーも合わないと思う
・次に掛かったのがデボラ(デビー)・ハリーの「Now I know you know」と「Backfired」
・MVもギーガーが手がけている
・これ、もう合うとか合わないとかそういう問題じゃないぐらいわけがわからない
・音楽のプロデュースはシックのナイル・ロジャーズとバーナード・エドワーズで、「Backfired」はシックそっくり
・ビデオはギーガーがノリノリで作っていて、「Backfired」ではギーガーがラップの掛け合いをする役で登場している
・本当に音楽にはこだわりがなかったんだと思う
ここで黒田隆憲さんが、スイスのグリュイエール(グリュイエールチーズの産地)にあるギーガー美術館とギーガー・バーに行ったときの写真が紹介された。
・グリュエールはのどかな田舎町で、牛がいろんな音程のカウベルを鳴らしていて環境音楽のようになっている
・そんな美しい観光地の中に、まがまがしい美術館がある
・スピーシーズのコーナーもあって、ADULT ONLYと書いてあった(が、別にたいしたことはなかった)
・ソファーの背が背骨のようになっていたりして、楽しめる
・ここはもともと、セルティック・フロストというメタルバンドのメンバーが学芸員をやっている
・美術館の横にギーガー・バーがあって、エイリアン・ブラッドという緑色のカクテルがあった。見た目はすごいけど味はとくになかった
・グリュイエールの普通のおばちゃんがギーガーの背骨のソファに座って世間話をしていた
ここで音楽に戻る。
・次にパンコーというバンド。今回のイベントにあたっていろいろ調べたが、ぱっと聞いただけでは分からないし評価もできない
(ここに吉田さんの誠実さを感じて面白かったw)
・インダストリアルな、無機質なサウンドで、そう言われればギーガーのアートに一番合ってるんじゃないか
以上、音楽に沿って流れを説明するとこんな感じだが、実際には話の中身がすごく詰まっていて、ハードSFとスペースオペラ、ニューウェーブ、サイバーパンクの関係と違いとか、キース・エマーソン=>幻魔大戦の話から、メビウスと大友克洋と宮﨑駿の話とか、いろんな話があって面白かった。
(ぼくなんかの要約ですから真に受けないでクダサイ)
一番おもしろかったのが、吉田さんが「音楽はもともとSFだと思う。(椅子を叩いて)こんな、カン、という音が(意味を持って)人の心を動かすなんて、SFじゃないですか」という意味のことをおっしゃっていて、深いな! と思った。
最後はELPに戻ってカリフォルニア・ジャムのビデオを流してシメだった。
黒田さんがあらためて「グレッグ・レイクって普通にイケメンですねえ…」と言っていたのが面白かった。
今のグレッグ・レイクはこんな感じ。
ちなみに、関係ないけど、今のジョン・ウェットンはこんな感じ。
キング・クリムゾンでベース&ヴォーカルをやった人って、後に太るっていう法則があるんだろうか。
(2例だけだから!)
黒田さんが「この両手対面キーボードっていう、のちに小室が受け継ぐ形式は、最初誰ですか」と聞くと、吉田さんが「かたっぽオルガンだと間が持つので、結構チック・コリアとか、みんなやってましたね……最初はサン・ラーかなあ」とおっしゃっていた。
(ぼくはマイルスの「セラー・ドアー(ライブ・イブル)」でのキース・ジャレットが最初だと思う。たしか「エレピとハモンドのV字キーボード!」とかなんかに書いてたような……)
「ムーグ・シンセサイザー(たんす)はなかなか、電圧の関係で音程が安定しないって言われてたんですけど、サン・ラーは音程関係ないですからね」みたいな。
★
いやー、面白かった。
デビー・ハリーのソロは、実はレコードを持っていたのだが、あの顔を串刺しにされてるジャケットがギーガーだなんて知らなかったし、バックファイヤードもけっこう気に入って聞いていたのだが、あんな気が狂ったビデオがあるなんて知らなかった。
でも、思えばデビー・ハリーはクローネンバーグの映画『ヴィデオドローム』で、SMビデオの中に吸い込まれるという貞子の反対みたいな役をやっている。
念のため言っておくけど、デビー・ハリーといえばブロンディの人で、ジョルジョ・モローダーのプロデュースで「コール・ミー」を歌ってた人ですよ。
これ、もともとデビー・ハリーがもともとSFに造詣が深くてギーガーやクローネンバーグにアプローチしたのか、それとも顔がSF顔だから制作者サイドからオファーされたのか、どっちだろうか……。
あ、でも、ブロンディといえば「ラプチャー」のラップで、火星人がやってきてあなたを撃ち殺して食べちゃう……とか口走ってた気がするなー。やっぱSF大好き姉ちゃんだったのだろうか…。
とかいろいろ芋づる式に思い出して止まらなくなるトークだった。
それにしても、ジャケ写でたどる音楽の歴史というのは面白い。
この勢いでロジャー・ディーンの手がけたレコードを聴くとか、ヒプノシスの手がけたとか、横尾忠則が手がけたとかやってほしい。
あと吉田隆一さんはなんと! 例の新垣隆さんとサックス&ピアノのデュオでコンサートをされるそうだ。
新垣隆×吉田隆一コンサート|コンサート/公演/リサイタルのチケット情報・販売・購入・予約|e+(イープラス)
あと、SF作家の谷甲州さんの『航空宇宙軍史・完全版』という超ハードSFが5巻で出るのだが、その全巻の巻末解説をされるそうだ。
すごいなー!
最後つけたしみたいになったけど十誡も落ち着けてお酒おいしくて音楽も音が良くて本当に良かった。
お金が続けば通いたいー
INFO | ライブラリー・バー「十誡」ライブラリー・バー「十誡」