今日はパソコン便利ネタ。
電子メールというのは、用事を思いついた時にすぐ書きたい。でも、すぐ送るのがいいかどうか分からない。たとえば深夜に送ったら、相手が寝ているかもしれないのだ。
昔は、パソコンのメールは仕事をはじめてパソコンを開けた瞬間に初めて見る、見る方も「さあこれからメールを見るぞー」という心構えを持って見てくれるという蓋然性があった。しかし、今はメールをスマホに転送している人が大多数であって、ほぼリアルタイムで相手にメールが着いて、着信音が鳴る。
電子メールというのは、用事を思いついた時にすぐ書きたい。でも、すぐ送るのがいいかどうか分からない。たとえば深夜に送ったら、相手が寝ているかもしれないのだ。
昔は、パソコンのメールは仕事をはじめてパソコンを開けた瞬間に初めて見る、見る方も「さあこれからメールを見るぞー」という心構えを持って見てくれるという蓋然性があった。しかし、今はメールをスマホに転送している人が大多数であって、ほぼリアルタイムで相手にメールが着いて、着信音が鳴る。
これはこれで便利であって「いま何してる?」、「もう着いた? 駅の何口?」というチャット的な使い方が出来る。
しかし、じっくり腰を据えて読んで欲しいメール、返事を急がないメールは、相手が迷惑しない時間に送ってやりたいと思う。例えば相手がサラリーマンだったら、金曜の夜に思いついたメールであっても、相手の月曜日の朝イチに読んでもらいたい。これは必ずしも相手のことを慮ってだけでなく、金曜の夜なんかに送ると土日の間に忘れられているかもしれないし、月曜朝イチに来た他のメールに埋もれてしまうかもしれないのである。
このへん、頓着しない人は頓着しない。ぼくは夜2時に宣伝のメールなんかもらったら、ムカッと来てその店のメールは着信拒否にすることが多い。送る人は気をつけた方がいいよ。
暦の関係で今年は年末年始の休みが少なく、4日にはもう月曜で、仕事始めの人がいる。こういう人に、仕事納めを過ぎた年末に思いついた、休み明けの用事のメールをすぐ送るべきかどうか。ぼくは4日の早朝に送りたいと思った。でも、下書きだけ書いておいて、4日の早朝に改めて送るというのも面倒くさい。そこで、時限メールサービス「Boomerang」というのを導入してみた。
メールの予約送信。メールで簡単にリマインド。 | Boomerang for Gmail
これは、Gmailを拡張するサービスであって、FirefoxやChromeのアドインとしてインストール出来る。インストールすると、Gmailの受信トレイ画面に控えめなブーメランのアイコンが出来る。
また、新規メール作成画面の、もともとあった「送信」ボタンの下に「Send Later」というボタンができている。
基本的な使い方としては、メールを書いて、送るとき「Send Later」をクリックし、送って欲しい時間を指定するだけだ。何回か自分のサブアドレス宛に送っていたが、今のところ機能しているようだ。
メールを書いてから、時限メールが作動するまでに、状況が変わって、メールをいじったり、送信する時間を変えたり、やっぱり送るのをやめたりしたいことがある。この場合はブーメランアイコンをクリックして「Manage Scheduled Messages」というのを選択すると良い。
ぼくがいじったとき(2016年1月3日)には、送信予定メールを編集するために、「Manage Scheduled Messages」から「Edit」をクリックしてもうまくいかなかった。「Error」というダイアログが出て画面が真っ白になる。しょうがないから送信を取り消して改めて書こうと思って、画面の左のフォルダ選択バーから「Boomerang Outbox」というところを選び、送信予定メールを表示させて「Don't Send」というのをクリックした。
すると、送信予定だけが取り消され、送信予定だったメールは単なる下書きに戻った。これは便利だ! 改めてじっくり書き直し、新たな予定時刻を設定して「Send Later」した。
ところで、これは、自分宛てのメールを書いてリマインダーに使うことも出来る。
ある人に、未来のある時点でメールしなければならないが、まだ不確定なことが多い、ということもある。
たとえばAさんにメールXを時刻Tに送りたい。そしてBさんにメールYを時刻Uに送りたい。でもメールYの内容は、メールXへのAさんの返事しだいで変化するとする。
こういう場合、メールXはBoomerangで送るとしても、メールYはまだ送れないから、下書きレベルで保存しておき、メールXの返事を読んでから改めて送信予約をしなければならないが、それをずっと覚えていたり、別のスケジュール管理システムに登録したりするのは面倒だ。
ぼくの現時点でのやり方は、メールXを時刻Tに送信予約した直後に、メールYを確定した事項だけ書いた後、メールの先頭に「★この行は削除★Aさんの返事を加味して、時刻UにBさんへ送ること!」という1行をつけて、時刻Tに自分宛てで送信予約することにした。
こうすると、時刻TにAさんにメールXが届くと同時に、自分宛てにメールYの下書きが届く。で、Aさんから返事が来しだい、メールYの下書きに加筆して、時間Uを設定してBさんに送れば良い。Xさんがメールを読むまでは、その用事のことを忘れていてもいいのだ。細かいけどな!
スケジューラーがうまく機能している人はそんなことわざわざする必要がないかもしれないが、どうせ用事は電子メールで済むのであれば、すべて電子メールで完結するこのやり方は結構便利だと思う。
メールは絶対にチェックしなければならないから、全部の予定を自分宛てのメールでリマインドするというのもいいかもしれない。今はスケジュールはカレンダー、メールはメールと分かれているが、全部自分宛てに時限メールすれば、メーラーだけでメールの送受信とスケジュール管理が全部できてしまって効率的かもしれない。Boomerangはその用途も想定しているらしく「一定期間ごとに同じメールを繰り返し送信する」などの機能もある。
時限送信システムは他にもいろいろある。このライブドアブログも時限送信ができるので、だいたい夕方頃をセットしてポストすることが多い。あまり朝っぱらから遊びの話とかポストしているのも恥ずかしいし(誰も気にしていないだろうが!)、夜までの間にいろいろ事情が変わって書き直したいと思うかもしれないので、朝書いても昼書いても、あたかも次の夕方に投稿したかのように見せかけている。他にも、土日に急に着想が湧いた時や、平日に休みたいので前もって書き貯めしたいときは、数日後の分まで予約投稿しておくこともある。今日のこのブログも、1月5日の18時に投稿されたと思うが、実際には1月3日日曜日の夕方に時間が空いたから書いている。
SNSの予約投稿システムというのもある。
Add Update
これはクリスマスネタなどの時刻限定ジョークや、誕生日メッセージをツイートするのに使ったりしている。機械を使って時限装置で祝うのが心がこもっているかどうか分からないが、不義理になるよりいいので活用している。
でも、こんなの一生懸命登録して、安心してそのへんをふらふら歩いていて、車に轢かれて死んでしまったら、しばらくは死者(ぼく)からのメール、ブログ投稿、ツイートが機械によって投稿されることになるから、それはちょっと不気味だろうなあ。
しかし、じっくり腰を据えて読んで欲しいメール、返事を急がないメールは、相手が迷惑しない時間に送ってやりたいと思う。例えば相手がサラリーマンだったら、金曜の夜に思いついたメールであっても、相手の月曜日の朝イチに読んでもらいたい。これは必ずしも相手のことを慮ってだけでなく、金曜の夜なんかに送ると土日の間に忘れられているかもしれないし、月曜朝イチに来た他のメールに埋もれてしまうかもしれないのである。
このへん、頓着しない人は頓着しない。ぼくは夜2時に宣伝のメールなんかもらったら、ムカッと来てその店のメールは着信拒否にすることが多い。送る人は気をつけた方がいいよ。
暦の関係で今年は年末年始の休みが少なく、4日にはもう月曜で、仕事始めの人がいる。こういう人に、仕事納めを過ぎた年末に思いついた、休み明けの用事のメールをすぐ送るべきかどうか。ぼくは4日の早朝に送りたいと思った。でも、下書きだけ書いておいて、4日の早朝に改めて送るというのも面倒くさい。そこで、時限メールサービス「Boomerang」というのを導入してみた。
メールの予約送信。メールで簡単にリマインド。 | Boomerang for Gmail
これは、Gmailを拡張するサービスであって、FirefoxやChromeのアドインとしてインストール出来る。インストールすると、Gmailの受信トレイ画面に控えめなブーメランのアイコンが出来る。
また、新規メール作成画面の、もともとあった「送信」ボタンの下に「Send Later」というボタンができている。
基本的な使い方としては、メールを書いて、送るとき「Send Later」をクリックし、送って欲しい時間を指定するだけだ。何回か自分のサブアドレス宛に送っていたが、今のところ機能しているようだ。
メールを書いてから、時限メールが作動するまでに、状況が変わって、メールをいじったり、送信する時間を変えたり、やっぱり送るのをやめたりしたいことがある。この場合はブーメランアイコンをクリックして「Manage Scheduled Messages」というのを選択すると良い。
ぼくがいじったとき(2016年1月3日)には、送信予定メールを編集するために、「Manage Scheduled Messages」から「Edit」をクリックしてもうまくいかなかった。「Error」というダイアログが出て画面が真っ白になる。しょうがないから送信を取り消して改めて書こうと思って、画面の左のフォルダ選択バーから「Boomerang Outbox」というところを選び、送信予定メールを表示させて「Don't Send」というのをクリックした。
すると、送信予定だけが取り消され、送信予定だったメールは単なる下書きに戻った。これは便利だ! 改めてじっくり書き直し、新たな予定時刻を設定して「Send Later」した。
ところで、これは、自分宛てのメールを書いてリマインダーに使うことも出来る。
ある人に、未来のある時点でメールしなければならないが、まだ不確定なことが多い、ということもある。
たとえばAさんにメールXを時刻Tに送りたい。そしてBさんにメールYを時刻Uに送りたい。でもメールYの内容は、メールXへのAさんの返事しだいで変化するとする。
こういう場合、メールXはBoomerangで送るとしても、メールYはまだ送れないから、下書きレベルで保存しておき、メールXの返事を読んでから改めて送信予約をしなければならないが、それをずっと覚えていたり、別のスケジュール管理システムに登録したりするのは面倒だ。
ぼくの現時点でのやり方は、メールXを時刻Tに送信予約した直後に、メールYを確定した事項だけ書いた後、メールの先頭に「★この行は削除★Aさんの返事を加味して、時刻UにBさんへ送ること!」という1行をつけて、時刻Tに自分宛てで送信予約することにした。
こうすると、時刻TにAさんにメールXが届くと同時に、自分宛てにメールYの下書きが届く。で、Aさんから返事が来しだい、メールYの下書きに加筆して、時間Uを設定してBさんに送れば良い。Xさんがメールを読むまでは、その用事のことを忘れていてもいいのだ。細かいけどな!
スケジューラーがうまく機能している人はそんなことわざわざする必要がないかもしれないが、どうせ用事は電子メールで済むのであれば、すべて電子メールで完結するこのやり方は結構便利だと思う。
メールは絶対にチェックしなければならないから、全部の予定を自分宛てのメールでリマインドするというのもいいかもしれない。今はスケジュールはカレンダー、メールはメールと分かれているが、全部自分宛てに時限メールすれば、メーラーだけでメールの送受信とスケジュール管理が全部できてしまって効率的かもしれない。Boomerangはその用途も想定しているらしく「一定期間ごとに同じメールを繰り返し送信する」などの機能もある。
時限送信システムは他にもいろいろある。このライブドアブログも時限送信ができるので、だいたい夕方頃をセットしてポストすることが多い。あまり朝っぱらから遊びの話とかポストしているのも恥ずかしいし(誰も気にしていないだろうが!)、夜までの間にいろいろ事情が変わって書き直したいと思うかもしれないので、朝書いても昼書いても、あたかも次の夕方に投稿したかのように見せかけている。他にも、土日に急に着想が湧いた時や、平日に休みたいので前もって書き貯めしたいときは、数日後の分まで予約投稿しておくこともある。今日のこのブログも、1月5日の18時に投稿されたと思うが、実際には1月3日日曜日の夕方に時間が空いたから書いている。
SNSの予約投稿システムというのもある。
Add Update
これはクリスマスネタなどの時刻限定ジョークや、誕生日メッセージをツイートするのに使ったりしている。機械を使って時限装置で祝うのが心がこもっているかどうか分からないが、不義理になるよりいいので活用している。
でも、こんなの一生懸命登録して、安心してそのへんをふらふら歩いていて、車に轢かれて死んでしまったら、しばらくは死者(ぼく)からのメール、ブログ投稿、ツイートが機械によって投稿されることになるから、それはちょっと不気味だろうなあ。