Kitchen stadium

(※写真と内容は関係ないです)
劇団「虚飾集団・廻天百眼」のファンは、百眼帝国というものに登録できる。
ひらたく言うと公式ファンクラブだ。
登録すると、メルマガが来たり、前の席の優先チケットを買えたりする。
入国してみた。
まだ帝国国民証が届かない。
ちなみにぼくんち、日本国のマイナンバー登録番号証も届かない。
うちの郵便大丈夫か。

それはいいんだけど、11月8日日曜日、帝国国民限定イベントというのがあった。
場所は板橋の「厨房付きレンタルスペース」マーキーで、なんと役者陣による「料理対決」というイベントだった。
面白いこと考えるなー。

劇団員の十三月紅夜さん、桜井咲黒さん、金原沙亜弥さん、渡辺悠紀さんが2人ずつチームを作って対決し、国民投票を行ってどちらが優れているかジャッジするということだった。
MCは劇団員の紅日毬子さんと演出の石井飛鳥さん。

小雨降る中を13時に行くと、紅日毬子さんが出迎えてくれて、飲み物を振る舞ってくれた。
豪華なガールズバーだなー。
十数人の帝国国民が三々五々現れてイベントが始まった。

まずグとパでチーム分けして桜井さんと金原さんが猫ちゃんチーム、十三夜さんと渡辺さんがブタさんチームになった。
お題は「カレーともう1品、秋の味覚」ということだ。

おのおののチームに帝国国民が1人助太刀して近所のスーパーに買い出しに行った。
それぞれスマホを持っていて「ツイキャス」でライブ放送をしながらの買い出しで、マーキーに残った人々もそれを見ながらワイワイ騒ぐ。
劇団員は本気でメイクをしているので路上の人は結構ナニコレと思ったのではないだろうか。
そのままスーパーにずんずん進む。
別にパニックにもならず、抗議もなく、ドス黒いメイクをしてキラキラの衣装を着た人々が平常心で野菜とかアンパンマンカレーの素?とかを買っていくのが全世界に配信されていく。

やがて調理開始。
劇団員のみなさんがほんとに2時間ぐらい掛けてカレーとあと1品をワイワイ言いながら調理し、帝国国民はお菓子を食べ、お酒を飲みながら料理が出来るのを待った。
料理中もライブ配信されたようで、便利な世の中だなー。

百眼と言えば劇中に食用の虫?を食べるパフォーマンスが有名なのだが、「今日は!虫は!出ません!」とメールでもMCでも強調されてたのがおかしかった。

途中からいい匂いがただよってきて、いい具合におなかが空いたところにカレーが出来た。
猫ちゃんチームのカレーはまろやかなバターチキンカレーで、もう一品はキノコ入りポテトサラダ。
ブタさんチームのカレーはハービーなはちみつしょうがカレーで、もう一品はチーズクリームサーモンサラダ。

「投票は、教室で給食費がなくなったときの、いまなら怒りませんからパターンでいきます」ということで、みんなテーブルに突っ伏して挙手で投票した。
このあといろいろあって(ひどい)結局同数、痛み分けということになった。
まあ両方ともガチで普通においしかったから仕方ないところか。

雨が小止みになったところで散会となり、いい感じにおなかいっぱいで帰途についた。
楽しかったなー!