低糖質食を続けてもう1ヶ月になる。
体重は、ぼくにしたら低めで安定しているし、体調も良好だ。

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高糖質食を食べると、手足に糖尿病独特のほてりが出て、食べた後にぐったり眠くなる。
いちど低糖質食に馴染んでしまうと、元に戻れない。
まあ、普通の食事でも量を減らせばいいのだが、そううまくはいかないのがデブのブルースだ。

日本糖尿病学会ではいまだに低糖質食の効能を認めていないそうだ。
アメリカでも、低糖質食はエビデンスがないという公式な発言が出たりしている。
どうなんだろうね。
病気の話は本当に複雑で難しい。
ぼくは低糖質食が効く。
それは疑いがないようだ。

ただ、あくまでゆるやかな低糖質食である。
日本人は高糖質過ぎだ。
寿司、ラーメン、丼など、大量の炭水化物を濃い味付けで食べることに慣れている。
べつに「今日から俺は炭水化物を抜く!」などと力まなくても、ふだん食べ過ぎているのをサボればいいだけだ。
おかずを多めにすればいい。

外食だと味付けが甘い。
ファミレスでハンバーグを頼むと、サラダドレッシングが激甘なのである。
あんな甘い野菜を良く食えるな!
和食で好評な「大戸屋」もドレッシングが甘くてげんなりする。
あれ、ドレッシングを頼まないで塩を振って食べればいいのだが忘れてしまうのだ。
普通にオイル&ビネガーのあっさりしたドレッシングの方が万人受けすると思うのだがどうなんだろうね。

ということで最近また自炊を頑張っている。
低糖質食の自炊は結構難しいが、最近手抜きで「糖質0g麺」を使うという技を覚えた。
これ、昔からあったんだけど、歯ごたえもコシもなく、ぐずぐずの食感で納得がいかなかった。
でも、考え方を変えて、麺だと思うから腹が立つのだ、こういう新しい食べ物だと思えばいいと思って、いろいろ味付けを工夫すると食えるようになってきた。

おすすめのレシピの1はカレーつけ麺だ。
豆乳と野菜ジュースを1:1で煮て、フレーク状のカレーを入れる。
(カレーはエバラの横浜なんとかというのが辛くておいしい)
フレーク状のやつを使うと量が節約できるのでいいね。
で、一方で水洗いした糖質0g麺をレンジであたためておき、カレーソースにつけて食べる。
カレーにはもちろん肉や野菜を入れてもいい。
最近野菜が異常に高いので見切り品のカット野菜などを入れている。
人参やイモ類は糖度が高いので注意する。

おすすめのレシピの2はめかぶ麺だ。
水洗いした糖質0g麺をよく水を切って盛り、めかぶ、かつおぶしと一緒に盛って、玉子1個を入れる。
醤油と七味を振って、混ぜながら食べる。
低糖質食(高繊維食)を食べ過ぎると、おなかをこわすことがあるが、ネバネバ食(水溶性繊維質)を一緒に食べると改善されるようだ。
あっさりしているのでいくらでもいける。

おすすめのレシピの3は納豆麺だ。
水洗いした糖質0g麺をよく水を切って盛り、まぜた納豆、ねぎと一緒に盛って、玉子1個を入れる。
醤油と七味を振って、混ぜながら食べる。
大根おろしを添えてもおいしい。
あっさりしているのでいくらでもいける。

最近は(前から?)ラーメンのスープだけとか、凝ったものが売っているのでこれを使っても良い。
無理せず糖質をカットできておすすめである。

前は平打ち麺(細い稲庭うどんのようなもの)だけだったのだが、最近ラーメン風の黄色い丸麺も出た。
期待して食べたのだが、見事にコシがなくグズグズの食感である。
これ、原材料はこんにゃくということだから、もっとコシを出せるのではないだろうか。
でもまあ、気持ちは買うので、がんばってほしい。
丸麺はカルボナーラとかカレーソースがついたパックもあるが、まだ試していない。