ぼくは一応(いちおうって言葉を多用しがち)テクニカルライターを標榜しているので、iPhone、Mac、Windowsなど、最新バージョンの使い方(やトラブル)を押さえていないといけないと思っている。
特にWindowsは深刻で、手掛けている本のスクリーンショットを、最新バージョンで撮らないといけないのだ。
この問題は、MacとWindowsでも差が合って、Macは比較的見た目がいつまで経っても変わらず、Windowsは毎年のように極端に変わる。
その変更必要か? というぐらいに変わるのである。
ウィンドウの縁(フレーム、トップバーなど)が変わるので、スクショはぜんぶ撮り直しになる。
どうせその時点での最新版であって、一年もすると古くなってしまうのだが、さすがに新刊書のスクショが古いのはマズいので、スクショの撮り直しだけのために、ウィンドウの縁だけのためにOSの入れ直しになる。
ひたすらMacを称揚してWindowsを貶すような流れだが、OSのアップグレード作業も、過去の実績として、Macは易しく、Windowsは面倒が多かった。
だが、今回のWindows7および8.1から10へは、無償でアップグレードインストール出来る、ソフトウェアも設定もすべて受け継がれる、というので、期待していた。
ちなみに、なぜWindows8.1から9を飛び越えて10になるかというと、「もしOS名がWindows9だったらWindows95である」という意味のハードコードがなされているプログラムが多いから、という都市伝説があるが本当だろうか。
ということで、8.1が入っていたパソコンで「アップグレードの予約」をしていた。
8.1において必要なWindows Updateを行うと、タスクバーに小さいアイコンが表示され、クリックすると「Windows 10を入手する」というアプリが起動される。
ここで「無償アップグレードの予約」というのを行うと、使っているパソコンとデバイスについて「検証」が行われ、それが終わったらアップグレードの開始が出来るという。
なかなかノーブルでカッコイイ手順である。
さっそく予約していたが、3日待っても4日待ってもアップグレードの通知が来ない。
これ、下手をすると数週間も待たされるという。
ところが、手持ちの執筆が佳境を迎えていて、そんなに待てないのである。
同じ「Windows 10を入手する」アプリに「PCのチェック」というメニューアイテムもあって、それを選ぶと「アップグレードに進む準備ができています」という表示がされる。
どっちやねーん。
Windows 10は、ISOファイルを無償で落とすことも出来る。
これでクリーンインストールすることも、アップグレードすることも出来る。
ISOからアップグレードすることはMicrosoftは推奨していず、あくまで「Windows 10を入手する」アプリからの通知を待つ方が本道というのだが、待ってられないし、インストールに失敗してもブログネタになると自分に言い聞かせて、勇を鼓して強行インストールを敢行することにした。
マシーンは2010年に買ったCore i3のeMachinesで、もうかれこれ5年も使っているが、まったく不満がない。
大して負荷が掛かることをしないのである。
インストールの方法は、「TATO」さんのブログ「メモトラ」を参考にした。
MediaCreationToolを使ってWindows 10にアップグレードする方法 | メモトラ
最近は、何かするときはスッと検索して、人様のブログを参考に行うことが増えている。
メーカーの公式Webだと、余計な予防線が張っていたり、肝心のトラブルシューティングがなかったりする。
技術誌のWebはまだましだが、やはりメーカーにおもねっているものが多い。
個人ブログが一番いい。
何個か見比べて、親切で自分と状況や考え方が似ている人のを探す。
「TATO」さんのブログは記述が簡潔で面白い。
さて、インストールに先駆けて個人用データをがさがさっとバックアップした。
もっともぼくはC:ドライブを小さなSSDに、データドライブを大きなUSB-HDDにして、よく使うデータはDropboxに入れているので、整理し忘れていたデータをUSB-HDDに退避するだけでバックアップはよしとした。
アップグレードするつもりだから新しいOSになっても古いデータはそのまま使えるはずだし、もし古いデータが使えない場合はアプリの互換性がないわけだからデータをバックアップしていても無駄な可能性が高い。
アップグレードに失敗してもダウングレードの方法を用意してくれているということなので、そこで労力を割かなかった。
C:ドライブを整理したが、80GBしか空かなかった。
100GBは空けていたほうがいいなどという他の記事もあったが、まあ良かろうと思って作業を進める。
SSDは2013年の9月に19000円で買った240GBで、そろそろ手狭になっている。
今は512GBが22000円ぐらいで売っているので、これを買うか。
何かと物入りである。
さてインストールを始める。
はじめにMSのサイトから、MediaCreationToolというのをダウンロードする。
<a href="http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO" target="_blank">Windows 10 ISO</a>
起動すると「他のPC用にインストールメディアを作る」というメニューアイテムで、DVDやUSBメモリーにインストールISOを焼くことが出来る。
しかし、「このPCを今すぐアップグレードする」というのを選べばすぐにアップグレードが始まる。
ぼくは体力が落ちているので「このPCを今すぐアップグレードする」を選択した。
開始したのが17:51だ。
「Windows 10をダウンロードしています」という表示が出る。
「PCはそのままお使いいただけます」と書いている。
ぼくはWindows PCの横にMacを置いているので、そっちでぼうっとSNSを見たりして暇を潰していた。
実際、MacとWindowsを並べて作業しているから、どっちかのアップグレードが気楽にできる。
一方が壊れても、他方で作業が続行できるし、壊れた方の対処を無事な方で検索できる。
普通の仕事をしている人は家にパソコンを2台並べて置くなんて場所ふさぎなことはしないと思うが、こういうときは便利である。
18:01に「更新プログラムをダウンロードしています」と表示される。
最新のWindows 10にアップデートしているということだろうか。
「これには数分かかることがあります」と書かれていたが、1分しか掛からなかった。
18:03にEULAが表示される。
細かい字でいろいろ書いてあるが、ろくに確認しないで続行を選ぶ。
「引き継ぐ項目を選んでください」と言われる。
どうせだからフルオプションで「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選んでみる。
「インストールに必要な作業を確認しています」と表示される。
この表示はナゾである。
あんたインストールに必要な作業ぐらい分かってるだろう、と思うのである。
これからインストールするパソコン、環境、そして「引き継ぐ項目」によって作業が違う、ということだろうか。
18:04、ここでフルスクリーン表示になり、「Windows 10をインストールしています」となる。
色は青である。
Windowsでブルースクリーンというと調子が悪い時の色であって、縁起でもない気がする。
18:09、再起動が起こる。
何回かこれが起こるので、ビビる必要はない。
ほどなく「Windowsをアップグレードしています」という画面になる。
漆黒の画面である。
18:16にまた再起動が起こり、現在の極端にミニマルなWindowsマーク(通称「田マーク」)が表示される。
そしてまた漆黒のアップグレード画面に戻る。
下にインストールの工程が書いてあって、「ファイルのコピー」が終わって、「機能とドライバーをインストールしています」になる。
18:22、また再起動(ちょっと真っ黒になる時間が長くてビビった)、田マークが出て、最終工程の「設定を構成しています」になる。
「構成しています」はconfigureという英語の日本語訳だと思うが、よく分からない言い方である。
そして「ようこそ、こんにちは」という画面が出る。
ぼくはWindowsを、Microsoftアカウントを作らず、かたくなにローカルアカウントというものを作ってそれでインストール、運用している。
クリーンインストールするときは「Microsoftアカウントを作るときはイーサーケーブルを引き抜く」などという荒技を使っていたこともあった。
しかし今回は、設定を引き継ぐということで、特に何のおとがめもなくローカルアカウントが引き継がれた。
MS、ちょっと物分かりが良すぎてブキミである。
18:25、「すぐに使い始めることができます」という表示とともに、個人から情報をいろいろ取得することがありますが、ここでそれを断っていただくことも出来ます、と、例の調子でゴニョゴニョ書いている。
ここで「簡単設定を使う」を選ぶと、すべてをMSに提供することを選んでそのままインストールが進む。
画面の下の方の「設定のカスタマイズ」という小さな字をクリックすると、提供する情報をコントロール出来る。
カスタマイズをしたところでものすごい時間が掛かるわけでも、特殊な技術力を必要とされるわけでもないのである。
「設定のカスタマイズ」でいろいろ個人情報の取得の可否を求められる。
気持ち悪いので全部オフにした。
18:27、また「こんにちは」と言われる。
さっき挨拶しなかったっけ。
漆黒の画面に「こんにちは」と浮かび上がるのがブキミである。
「PCのセットアップをしています」と言われる。
さっき構成していますとか言ってなかったっけ。
まあこの頃になるとなんでもいいから早くしてくれという気になる。
「しばらくお待ち下さい」と言われる。
「最後の処理をしています」と言われる。
これでようやく終わりである。
18:29である。
ジャスト40分だ。
このブログを書いていて思ったが、デジカメでパソコンのインストール作業をジャーナリングするというのは気軽でいいね。
Windows 8.1のアプリや設定は、おおむね引き継がれている。
壁紙も引き継がれている。
Google IMEがMS IMEに変わっていてビビったが、Windowsキー+Spaceで切り替えられ、「リア充」と入力すると「爆発しろ」と保管入力されたのでホッとした。
スタートメニューはWindows 8.1流で、あまり使いやすくない。
「ファイル名を選んで実行」がないのが使いづらい。
結局、昔流のスタートメニューを表示させるフリーウェア「Classic Shell」を再インストールした。
(8.1時代にインストールしていたのだが、exeファイルだけ削除されていたっぽい。今気づいたが、これが今のところ初めて遭遇したトラブルだ。)
いや、まさか勝手にアンインストールすることはあるまい。
手が滑って自分でアンインストールしてたのかなあ。
ということで、今のところサクラエディタ、iTunes、Edge、Firefox、Chrome、ペイントブラシなどを適当に使っているが、特にトラブルはない。
目についたところとしては、ウィンドウの上端のトップバーが真っ白である。
前は色がついていて、アクティブ(最前面)のウィンドウは色が濃くなる感じだったのだが、Windows 10は真っ白で、アクティブ ウィンドウは文字の色が濃くなる。
わかりづらい!
これはわかりづらいぞ。
Windowsのデザインは、トレンド的にどんどんフラット化している。
3.1時代は(?)ちょっとトレイ的に凹んでる感じがあって、ボタンがそこにたまってる感じで落ち着きがあった。
それが95で凹みがなくなって、ボタンが落っこちそうで怖くなった。
それがさらにまっ平らになって、これ以上シンプルに出来ないだろうと思っていたが、今度は真っ白になった。
フラットデザインはMacもである。
昔のiOSみたいに木目だったりマチエール感があり過ぎるのも変だけど、極端にフラットデザインなのもどうかと思う。
Windowsはパソコンとタブレットを統一したデザインにするためにフラット感のあるデザインにしているという話だがどうなんだろうね。
テーマを変えたら変わるのかと思ったが変わらない。
まあ、何らかのフリーウェアを使えばトゥィークできると思うのだが、スクショを人に見せる仕事であるのであんまりカスタマイズも出来ねえんだよなあ。
デバイスドライバーは、Windows 8のをそのまま使っている。
ということで、ダラダラ書いてきたが、Windows 10へのアップグレードインストールは40分でつつがなく終わり、今のところ大してトラブルはない。
明日以降狂ったようにスクショを取るので、何かあったらご報告します。
この問題は、MacとWindowsでも差が合って、Macは比較的見た目がいつまで経っても変わらず、Windowsは毎年のように極端に変わる。
その変更必要か? というぐらいに変わるのである。
ウィンドウの縁(フレーム、トップバーなど)が変わるので、スクショはぜんぶ撮り直しになる。
どうせその時点での最新版であって、一年もすると古くなってしまうのだが、さすがに新刊書のスクショが古いのはマズいので、スクショの撮り直しだけのために、ウィンドウの縁だけのためにOSの入れ直しになる。
ひたすらMacを称揚してWindowsを貶すような流れだが、OSのアップグレード作業も、過去の実績として、Macは易しく、Windowsは面倒が多かった。
だが、今回のWindows7および8.1から10へは、無償でアップグレードインストール出来る、ソフトウェアも設定もすべて受け継がれる、というので、期待していた。
ちなみに、なぜWindows8.1から9を飛び越えて10になるかというと、「もしOS名がWindows9だったらWindows95である」という意味のハードコードがなされているプログラムが多いから、という都市伝説があるが本当だろうか。
ということで、8.1が入っていたパソコンで「アップグレードの予約」をしていた。
8.1において必要なWindows Updateを行うと、タスクバーに小さいアイコンが表示され、クリックすると「Windows 10を入手する」というアプリが起動される。
ここで「無償アップグレードの予約」というのを行うと、使っているパソコンとデバイスについて「検証」が行われ、それが終わったらアップグレードの開始が出来るという。
なかなかノーブルでカッコイイ手順である。
さっそく予約していたが、3日待っても4日待ってもアップグレードの通知が来ない。
これ、下手をすると数週間も待たされるという。
ところが、手持ちの執筆が佳境を迎えていて、そんなに待てないのである。
同じ「Windows 10を入手する」アプリに「PCのチェック」というメニューアイテムもあって、それを選ぶと「アップグレードに進む準備ができています」という表示がされる。
どっちやねーん。
Windows 10は、ISOファイルを無償で落とすことも出来る。
これでクリーンインストールすることも、アップグレードすることも出来る。
ISOからアップグレードすることはMicrosoftは推奨していず、あくまで「Windows 10を入手する」アプリからの通知を待つ方が本道というのだが、待ってられないし、インストールに失敗してもブログネタになると自分に言い聞かせて、勇を鼓して強行インストールを敢行することにした。
マシーンは2010年に買ったCore i3のeMachinesで、もうかれこれ5年も使っているが、まったく不満がない。
大して負荷が掛かることをしないのである。
インストールの方法は、「TATO」さんのブログ「メモトラ」を参考にした。
MediaCreationToolを使ってWindows 10にアップグレードする方法 | メモトラ
最近は、何かするときはスッと検索して、人様のブログを参考に行うことが増えている。
メーカーの公式Webだと、余計な予防線が張っていたり、肝心のトラブルシューティングがなかったりする。
技術誌のWebはまだましだが、やはりメーカーにおもねっているものが多い。
個人ブログが一番いい。
何個か見比べて、親切で自分と状況や考え方が似ている人のを探す。
「TATO」さんのブログは記述が簡潔で面白い。
さて、インストールに先駆けて個人用データをがさがさっとバックアップした。
もっともぼくはC:ドライブを小さなSSDに、データドライブを大きなUSB-HDDにして、よく使うデータはDropboxに入れているので、整理し忘れていたデータをUSB-HDDに退避するだけでバックアップはよしとした。
アップグレードするつもりだから新しいOSになっても古いデータはそのまま使えるはずだし、もし古いデータが使えない場合はアプリの互換性がないわけだからデータをバックアップしていても無駄な可能性が高い。
アップグレードに失敗してもダウングレードの方法を用意してくれているということなので、そこで労力を割かなかった。
C:ドライブを整理したが、80GBしか空かなかった。
100GBは空けていたほうがいいなどという他の記事もあったが、まあ良かろうと思って作業を進める。
SSDは2013年の9月に19000円で買った240GBで、そろそろ手狭になっている。
今は512GBが22000円ぐらいで売っているので、これを買うか。
何かと物入りである。
さてインストールを始める。
はじめにMSのサイトから、MediaCreationToolというのをダウンロードする。
<a href="http://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO" target="_blank">Windows 10 ISO</a>
起動すると「他のPC用にインストールメディアを作る」というメニューアイテムで、DVDやUSBメモリーにインストールISOを焼くことが出来る。
しかし、「このPCを今すぐアップグレードする」というのを選べばすぐにアップグレードが始まる。
ぼくは体力が落ちているので「このPCを今すぐアップグレードする」を選択した。
開始したのが17:51だ。
「Windows 10をダウンロードしています」という表示が出る。
「PCはそのままお使いいただけます」と書いている。
ぼくはWindows PCの横にMacを置いているので、そっちでぼうっとSNSを見たりして暇を潰していた。
実際、MacとWindowsを並べて作業しているから、どっちかのアップグレードが気楽にできる。
一方が壊れても、他方で作業が続行できるし、壊れた方の対処を無事な方で検索できる。
普通の仕事をしている人は家にパソコンを2台並べて置くなんて場所ふさぎなことはしないと思うが、こういうときは便利である。
18:01に「更新プログラムをダウンロードしています」と表示される。
最新のWindows 10にアップデートしているということだろうか。
「これには数分かかることがあります」と書かれていたが、1分しか掛からなかった。
18:03にEULAが表示される。
細かい字でいろいろ書いてあるが、ろくに確認しないで続行を選ぶ。
「引き継ぐ項目を選んでください」と言われる。
どうせだからフルオプションで「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選んでみる。
「インストールに必要な作業を確認しています」と表示される。
この表示はナゾである。
あんたインストールに必要な作業ぐらい分かってるだろう、と思うのである。
これからインストールするパソコン、環境、そして「引き継ぐ項目」によって作業が違う、ということだろうか。
18:04、ここでフルスクリーン表示になり、「Windows 10をインストールしています」となる。
色は青である。
Windowsでブルースクリーンというと調子が悪い時の色であって、縁起でもない気がする。
18:09、再起動が起こる。
何回かこれが起こるので、ビビる必要はない。
ほどなく「Windowsをアップグレードしています」という画面になる。
漆黒の画面である。
18:16にまた再起動が起こり、現在の極端にミニマルなWindowsマーク(通称「田マーク」)が表示される。
そしてまた漆黒のアップグレード画面に戻る。
下にインストールの工程が書いてあって、「ファイルのコピー」が終わって、「機能とドライバーをインストールしています」になる。
18:22、また再起動(ちょっと真っ黒になる時間が長くてビビった)、田マークが出て、最終工程の「設定を構成しています」になる。
「構成しています」はconfigureという英語の日本語訳だと思うが、よく分からない言い方である。
そして「ようこそ、こんにちは」という画面が出る。
ぼくはWindowsを、Microsoftアカウントを作らず、かたくなにローカルアカウントというものを作ってそれでインストール、運用している。
クリーンインストールするときは「Microsoftアカウントを作るときはイーサーケーブルを引き抜く」などという荒技を使っていたこともあった。
しかし今回は、設定を引き継ぐということで、特に何のおとがめもなくローカルアカウントが引き継がれた。
MS、ちょっと物分かりが良すぎてブキミである。
18:25、「すぐに使い始めることができます」という表示とともに、個人から情報をいろいろ取得することがありますが、ここでそれを断っていただくことも出来ます、と、例の調子でゴニョゴニョ書いている。
ここで「簡単設定を使う」を選ぶと、すべてをMSに提供することを選んでそのままインストールが進む。
画面の下の方の「設定のカスタマイズ」という小さな字をクリックすると、提供する情報をコントロール出来る。
カスタマイズをしたところでものすごい時間が掛かるわけでも、特殊な技術力を必要とされるわけでもないのである。
「設定のカスタマイズ」でいろいろ個人情報の取得の可否を求められる。
気持ち悪いので全部オフにした。
18:27、また「こんにちは」と言われる。
さっき挨拶しなかったっけ。
漆黒の画面に「こんにちは」と浮かび上がるのがブキミである。
「PCのセットアップをしています」と言われる。
さっき構成していますとか言ってなかったっけ。
まあこの頃になるとなんでもいいから早くしてくれという気になる。
「しばらくお待ち下さい」と言われる。
「最後の処理をしています」と言われる。
これでようやく終わりである。
18:29である。
ジャスト40分だ。
このブログを書いていて思ったが、デジカメでパソコンのインストール作業をジャーナリングするというのは気軽でいいね。
Windows 8.1のアプリや設定は、おおむね引き継がれている。
壁紙も引き継がれている。
Google IMEがMS IMEに変わっていてビビったが、Windowsキー+Spaceで切り替えられ、「リア充」と入力すると「爆発しろ」と保管入力されたのでホッとした。
スタートメニューはWindows 8.1流で、あまり使いやすくない。
「ファイル名を選んで実行」がないのが使いづらい。
結局、昔流のスタートメニューを表示させるフリーウェア「Classic Shell」を再インストールした。
(8.1時代にインストールしていたのだが、exeファイルだけ削除されていたっぽい。今気づいたが、これが今のところ初めて遭遇したトラブルだ。)
いや、まさか勝手にアンインストールすることはあるまい。
手が滑って自分でアンインストールしてたのかなあ。
ということで、今のところサクラエディタ、iTunes、Edge、Firefox、Chrome、ペイントブラシなどを適当に使っているが、特にトラブルはない。
目についたところとしては、ウィンドウの上端のトップバーが真っ白である。
前は色がついていて、アクティブ(最前面)のウィンドウは色が濃くなる感じだったのだが、Windows 10は真っ白で、アクティブ ウィンドウは文字の色が濃くなる。
わかりづらい!
これはわかりづらいぞ。
Windowsのデザインは、トレンド的にどんどんフラット化している。
3.1時代は(?)ちょっとトレイ的に凹んでる感じがあって、ボタンがそこにたまってる感じで落ち着きがあった。
それが95で凹みがなくなって、ボタンが落っこちそうで怖くなった。
それがさらにまっ平らになって、これ以上シンプルに出来ないだろうと思っていたが、今度は真っ白になった。
フラットデザインはMacもである。
昔のiOSみたいに木目だったりマチエール感があり過ぎるのも変だけど、極端にフラットデザインなのもどうかと思う。
Windowsはパソコンとタブレットを統一したデザインにするためにフラット感のあるデザインにしているという話だがどうなんだろうね。
テーマを変えたら変わるのかと思ったが変わらない。
まあ、何らかのフリーウェアを使えばトゥィークできると思うのだが、スクショを人に見せる仕事であるのであんまりカスタマイズも出来ねえんだよなあ。
デバイスドライバーは、Windows 8のをそのまま使っている。
ということで、ダラダラ書いてきたが、Windows 10へのアップグレードインストールは40分でつつがなく終わり、今のところ大してトラブルはない。
明日以降狂ったようにスクショを取るので、何かあったらご報告します。