オレンジ色の憎いやつ、auから出ていたau WALLETともうすぐ完全に縁が切れる。
これはau携帯電話を持っている人(au IDを持っている人)が持てるプリペイドカードで、MasterCardのクレジットカードとして使えるもの。
ぼくはiPhone 5を解約してSIMフリーのiPhone 6 Plusに買い替え(回線はIIJMIO)、iPad miniをauと解約(今後はWiFi機として運用)したので、au IDがなくなった。

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それ以降もWebMoney MasterCardプリペイドというカードとして使うことが出来たのだが、チャージが別クレジット決済(4%の手数料を取られる)とauショップでの現金チャージのみということで、非現実的なまでに不便になる。
最大の欠点は、自動家計簿サービスMoneyForwardに対応していないことで、いちいち現金のように手動で入力しなければならない。
現金は残高が目に見えるが、WebMoney MasterCardプリペイドはiPhoneのアプリで残高を見なければならない。
現金を使わないでもっぱらau WALLETで買い物をしていた最大の理由がMoneyForwardに自動で起票されることだったのだが、今となっては現金よりも面倒なので、もう使うことはないだろう。

au WALLETへのチャージはじぶん銀行からの振込をしていた。
これが去年の6月から12月までは5%のキャッシュバックがあって太かった。
ぼくは大体50万円ほどチャージしていたので25000円はキャッシュバックされたことになる。
これは結構すごいよね。
しかしこのキャンペーンも予定通り昨年いっぱいで終了されたのでこの点からも継続する必要がなくなった。
auさん25000円もくれてありがとう・・・。

もう一つの楽しみはauショップに行くとガチャというのが回せてポイントがもらえるというので、月3回まで出来る。
ぼくは本当に月3回、計15回ガチャを回しに行ったのだが、2回ほど10ポイント当たって13回は5ポイントしか当たらなかった。
用もないのに携帯ショップなんかに行って、「いらっしゃいませ!本日は何の御用ですか!」と声掛けする店員をかいくぐってガチャなんかを回すのはなかなか大儀だった。
それで通算85円にしかならないので損した気分だ。

最後のau回線iPad miniを解約する前にじぶん銀行で10万円フルにチャージした。
これから先は減る一方だ。
最初フルチャージした10万円が解約後にお店で使えなくなってたらどうしようと思っていたが、もう1ヶ月ほどになるが普通に買い物に使えるようでホッとした。
最後にチョッキリ使い切るのがなかなか難しそうだが、オンラインのAmazonギフト券というのが15円から買えるそうなのでそれを使えばいいような気がする。

問題はMoneyForwardで、au WALLETの情報が取れなくなっても「情報が取れません」的な間抜けなメッセージを出すだけで、いつまでもau WALLETに最後に入っていた残高を表示している。
その分所持しているお金が不当に多くなっているのだ。
本当にお金が増えているのならうれしいが、数字が間違っているだけであり、使えないお金である。
残高をゼロにしようと思ったが、自動で連携している口座の場合、お金を手動では編集できない。
では口座を削除しようと思ったが、そうすると過去の出納記録が全部削除されてしまうという。
これは無茶苦茶だ。
WebMoneyへの振替もできないのである。
au携帯電話を解約したから、au WALLETのお金がWebMoneyに移るという現象は、現実界に存在し、ぼくの身に起こったのであるが、MoneyForwardはそれに対応していない、その現実を正しく家計簿に起票することが出来ないということだ。
最初はまさかそんなことがあり得るわけないだろうと思っていたが、問い合わせフォームで聞いてみると、本当にそうらしい。
未来永劫使えないお金が起票されることになる。
これはどうにもおかしいので、マネーフォワードさんにおかれては早急に直してもらいたい。
ぼくはマネーフォワードはクールで気に入っているので、こういうところはしっかりしてほしいものだ。