最初に要約。
・ぼくはiPhoneのバックアップをWindowsにやっている
・ある日iPhoneのバックアップができなくなったので見てみると、Cドライブが1GBも空いていなかった
・Disk Space Fanというユーティリティのフリー版で調べたら、Windows.oldというフォルダが60GBほど幅を食っていたので、削除した
・同じユーティリティさらに調べたら、iPhoneのバックアップが幅を食っていた
・これは「ジャンクション」を作って外部ドライブに逃した

現在のメイン機はMacbook Proで、明らかにそのマシンが性能的には最強なのだが、なんとなくWindowsのデスクトップ機(eMachines、Celeron i3、Windows 8.1)にバックアップを取っている。
もっとも、iPhoneのバックアップ自体もうあまり必要ない。
住所録もメールもGmailにしているし、音楽はiTunes Matchにしている。
たまにiPhoneを壊してApple Storeで交換すると、帰りの電車の中で完全に復旧するので驚く。
でも気は心なので、たまにフルバックアップを行っている。
見ると、Cドライブの256GB SSDが、1GBも空いていない。
512GBのSSDも2万円ほどで値頃感があるから、買ってもいいが、Windows機にはそんなにデータも入れていないし、そもそも音声とか、動画とかを取ってくると、必ず外付けのUSB-HDD(2TB)および、そこからリンクしているDropboxに入れるので、Cドライブがパンパンというのが解せない。
早速SSDの中を整理しようと思って検索を掛けた。
実際にはSSDだが「HDD 整理 容量不足 Windows」などで検索を掛ける。
これがなかなか役に立たない。
ディスクのクリーンアップを掛けろとか、Internet Temporary Filesを消せとかいうのが出てくる。
それぐらいやっている。
そんなことをしても焼け石に水で、せいぜい1GBとかしか空かない。
50GBとか100GB単位で不明な容量のファイルがあるのだから、何らかの無駄な使い方を習慣的にしていると考えるのが自然である。
究極のハードディスクデータ整理術! | ライフハッカー[日本版]
要するに、Disk Space Funというディスクの用途を分析するソフトを使う。
こういう風に、意味も分からずガッと容量が減っている場合は、いろんな原因が少しずつ積み重なっているのではなく、ガッと大きな原因が1つあることが多い。
お客さんの苦情の8割は特定のお客さんに偏っているとか、無駄な支出の8割は特定の無駄遣いが原因であるとかいう例のアレである。
Disk Space Funは有償版とフリー版があるが、ぼくの用途ではフリー版で良かった。
Disk Space Fan Freeの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
起動すると、円グラフでフォルダごとの容量内訳が出てくる。
あるフォルダをダブルクリックすると、そのフォルダの中でのサブフォルダの内訳が出てくる。
簡単だ。
最初にC:\を見た時点で、Windows.oldというフォルダがずいぶん幅を食っていることが分かった。
そこでWindows.oldを検索しようとすると「Windows.old 何」「Windows.old 消していい」「Windows.old 削除の方法」などというのが出てきた。
検索すると、Windows.oldは前のバージョンのWindowsのシステムに残っていたファイルを、なんとなくおいておくものだそうだ。
ブログを振り返ると、Windows 8.1を入れたのが去年の11月19日だ。
〽ちょうど一年前に〜
という歌があるが、まさにちょうど一年前である。
便利だな、自分のブログ!
1年間使わなかったのだから、消しても良かろう。
これも、「ディスクのクリーンアップ」ユーティリティの中から安全に消せるそうだ。
Windows.old フォルダーを削除する方法 - マイクロソフト コミュニティ
それにしても、1年以上60GBものデッドスペースがあったことになる。
あやうくSSDの買い替えなんかしなくて良かった。
さらにDisk Spaceを使って分析すると、iPhone/iPad miniのバックアップに60GBほど使っていることが分かった。
なんと!
iPhoneのバックアップが原因でiPhoneのバックアップが出来なくなっていたとは!
推理小説である。
もう消してしまったからわからなくなっているが、Windows.oldの60GBというのも、もしかするとiPhoneのバックアップだったのではないだろうか。
しかし、iPhoneのバックアップをシステムドライブ以外に作る方法は、iTunesの機能ではできないのである。
これは意外な気がする。
いろいろ検索したが、Windows 7以降のジャンクションという、シンボリックリンク的な機能を使って、Cドライブから外付けドライブにリンクするしかないようだ。
以下のリンクが参考になった。
iTunesのバックアップファイルを移動する方法!~Windowsユーザー必見!Cドライブの容量を節約しよう!~ | アプリアン!
まず、Cドライブから外付けドライブにデータを移動した。
元はC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backupというフォルダで、この中にSHA-1ハッシュ値的な意味なしのフォルダがゴロゴロ入っている。
このBackupというデータを、外付けのドライブ、たとえばL:\iTunesとかに移動する。
結果的にC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\というフォルダにはBackupというフォルダはなくなり、L:\iTunes\Backupというフォルダが新しくできるようにする。
念のためまずコピーしてから、オリジナルを削除すると良い。
Windowsで巨大なフォルダを安直にドラッグ&ドロップすると、必ずフリーズするから、これもユーティリティを使うのが良い。
ぼくはFireFileCopyというののUnicode版を使っている。
A-1 DRIVE -Software / Fire File Copy
60GBで1時間ほども掛かったから、この間にジムに行ってきた。
移動が終わったら、コマンドプロンプトを起動する。
このとき、スタートボタンを右クリックし(Windows 8.1の場合)、「コマンドプロンプト(管理者)」を選ぶ。
管理者権限が必要なので、注意が必要だ。
で、L:\iTunesに移動し、
「mklink /J 実在しないフォルダ(iTunesに存在していると思い込ませるフォルダ。Cドライブ) 実在するフォルダ(外付け)」という順番で書くこと。
それと、CドライブのMobileSyncフォルダには、Backupというフォルダを作らないことが重要だ。
UNIX/Macのln -sと同じだが、リンク元と、リンク先の順番が逆である。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\ <<===>>Backup のジャンクションが作成されました」と表示される。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\」を見てみると、バックアップというアイコン(見た目はWindowsのショートカットと一緒で、矢印がついている)があって、中に例のバックアップフォルダがずらっと並んでいる。
これでiPhoneをバックアップすると、あっさり外付けに今日のぶんのバックアップができた。
結局120GBぶんの空きが出来て、SSDの買い替えはまだ先になりそうである。
・ぼくはiPhoneのバックアップをWindowsにやっている
・ある日iPhoneのバックアップができなくなったので見てみると、Cドライブが1GBも空いていなかった
・Disk Space Fanというユーティリティのフリー版で調べたら、Windows.oldというフォルダが60GBほど幅を食っていたので、削除した
・同じユーティリティさらに調べたら、iPhoneのバックアップが幅を食っていた
・これは「ジャンクション」を作って外部ドライブに逃した

ぼくはiPhoneのバックアップをWindowsにやっている
最初にiPhone(3GS)を買ったとき、まだMacを持っていず、Windowsにバックアップしていた。現在のメイン機はMacbook Proで、明らかにそのマシンが性能的には最強なのだが、なんとなくWindowsのデスクトップ機(eMachines、Celeron i3、Windows 8.1)にバックアップを取っている。
もっとも、iPhoneのバックアップ自体もうあまり必要ない。
住所録もメールもGmailにしているし、音楽はiTunes Matchにしている。
たまにiPhoneを壊してApple Storeで交換すると、帰りの電車の中で完全に復旧するので驚く。
でも気は心なので、たまにフルバックアップを行っている。
ある日iPhoneのバックアップができなくなったので見てみると、Cドライブが1GBも空いていなかった
Windowsマシンはサブ機になってしまい、あまり真剣に注意を払ってこなかったのだが、ある日バックアップが急にできなくなった。見ると、Cドライブの256GB SSDが、1GBも空いていない。
512GBのSSDも2万円ほどで値頃感があるから、買ってもいいが、Windows機にはそんなにデータも入れていないし、そもそも音声とか、動画とかを取ってくると、必ず外付けのUSB-HDD(2TB)および、そこからリンクしているDropboxに入れるので、Cドライブがパンパンというのが解せない。
早速SSDの中を整理しようと思って検索を掛けた。
実際にはSSDだが「HDD 整理 容量不足 Windows」などで検索を掛ける。
これがなかなか役に立たない。
ディスクのクリーンアップを掛けろとか、Internet Temporary Filesを消せとかいうのが出てくる。
それぐらいやっている。
そんなことをしても焼け石に水で、せいぜい1GBとかしか空かない。
50GBとか100GB単位で不明な容量のファイルがあるのだから、何らかの無駄な使い方を習慣的にしていると考えるのが自然である。
Disk Space Fanというユーティリティのフリー版で調べたら、Windows.oldというフォルダが60GBほど幅を食っていたので、削除した
すると以下のサイトに当たった。究極のハードディスクデータ整理術! | ライフハッカー[日本版]
要するに、Disk Space Funというディスクの用途を分析するソフトを使う。
こういう風に、意味も分からずガッと容量が減っている場合は、いろんな原因が少しずつ積み重なっているのではなく、ガッと大きな原因が1つあることが多い。
お客さんの苦情の8割は特定のお客さんに偏っているとか、無駄な支出の8割は特定の無駄遣いが原因であるとかいう例のアレである。
Disk Space Funは有償版とフリー版があるが、ぼくの用途ではフリー版で良かった。
Disk Space Fan Freeの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
起動すると、円グラフでフォルダごとの容量内訳が出てくる。
あるフォルダをダブルクリックすると、そのフォルダの中でのサブフォルダの内訳が出てくる。
簡単だ。
最初にC:\を見た時点で、Windows.oldというフォルダがずいぶん幅を食っていることが分かった。
そこでWindows.oldを検索しようとすると「Windows.old 何」「Windows.old 消していい」「Windows.old 削除の方法」などというのが出てきた。
検索すると、Windows.oldは前のバージョンのWindowsのシステムに残っていたファイルを、なんとなくおいておくものだそうだ。
ブログを振り返ると、Windows 8.1を入れたのが去年の11月19日だ。
〽ちょうど一年前に〜
という歌があるが、まさにちょうど一年前である。
便利だな、自分のブログ!
1年間使わなかったのだから、消しても良かろう。
これも、「ディスクのクリーンアップ」ユーティリティの中から安全に消せるそうだ。
Windows.old フォルダーを削除する方法 - マイクロソフト コミュニティ
それにしても、1年以上60GBものデッドスペースがあったことになる。
あやうくSSDの買い替えなんかしなくて良かった。
さらに調べたら、iPhoneのバックアップが幅を食っていた
しかし、まだ180GBほど使っている。さらにDisk Spaceを使って分析すると、iPhone/iPad miniのバックアップに60GBほど使っていることが分かった。
なんと!
iPhoneのバックアップが原因でiPhoneのバックアップが出来なくなっていたとは!
推理小説である。
もう消してしまったからわからなくなっているが、Windows.oldの60GBというのも、もしかするとiPhoneのバックアップだったのではないだろうか。
これは「ジャンクション」を作って外部ドライブに逃した
iTunes Mediaは、iTunesの機能を使ってUSB-HDDに逃がしている。しかし、iPhoneのバックアップをシステムドライブ以外に作る方法は、iTunesの機能ではできないのである。
これは意外な気がする。
いろいろ検索したが、Windows 7以降のジャンクションという、シンボリックリンク的な機能を使って、Cドライブから外付けドライブにリンクするしかないようだ。
以下のリンクが参考になった。
iTunesのバックアップファイルを移動する方法!~Windowsユーザー必見!Cドライブの容量を節約しよう!~ | アプリアン!
まず、Cドライブから外付けドライブにデータを移動した。
元はC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backupというフォルダで、この中にSHA-1ハッシュ値的な意味なしのフォルダがゴロゴロ入っている。
このBackupというデータを、外付けのドライブ、たとえばL:\iTunesとかに移動する。
結果的にC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\というフォルダにはBackupというフォルダはなくなり、L:\iTunes\Backupというフォルダが新しくできるようにする。
念のためまずコピーしてから、オリジナルを削除すると良い。
Windowsで巨大なフォルダを安直にドラッグ&ドロップすると、必ずフリーズするから、これもユーティリティを使うのが良い。
ぼくはFireFileCopyというののUnicode版を使っている。
A-1 DRIVE -Software / Fire File Copy
60GBで1時間ほども掛かったから、この間にジムに行ってきた。
移動が終わったら、コマンドプロンプトを起動する。
このとき、スタートボタンを右クリックし(Windows 8.1の場合)、「コマンドプロンプト(管理者)」を選ぶ。
管理者権限が必要なので、注意が必要だ。
で、L:\iTunesに移動し、
L:\iTunes>mklink /J "C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\" Backupと打ち込む。
「mklink /J 実在しないフォルダ(iTunesに存在していると思い込ませるフォルダ。Cドライブ) 実在するフォルダ(外付け)」という順番で書くこと。
それと、CドライブのMobileSyncフォルダには、Backupというフォルダを作らないことが重要だ。
UNIX/Macのln -sと同じだが、リンク元と、リンク先の順番が逆である。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\ <<===>>Backup のジャンクションが作成されました」と表示される。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\」を見てみると、バックアップというアイコン(見た目はWindowsのショートカットと一緒で、矢印がついている)があって、中に例のバックアップフォルダがずらっと並んでいる。
これでiPhoneをバックアップすると、あっさり外付けに今日のぶんのバックアップができた。
結局120GBぶんの空きが出来て、SSDの買い替えはまだ先になりそうである。