これからしばらく短期集中連載的に、iPhoneの買い替えに伴っていろいろ面倒だったことを書く。
しょせんケータイの買い替えであって、そうそう面倒なことなど起こらないと思っていたのだが、これがなかなか色々あった。
今回は
買い替え前:au iPhone 5
買い替え後:Apple版SIM フリー iPhone 6 Plus+MIOIIJ格安SIM
という組み合わせであって、やっぱなんでもかんでも世話を焼いてくれる携帯会社は偉いのかな、と、弱気になってちょっと思ったのである。
今日はApple Care Protection Plan Plus(以下ACP+)の購入に伴って起きたちょっとしたトラブルについて書く。
しょせんケータイの買い替えであって、そうそう面倒なことなど起こらないと思っていたのだが、これがなかなか色々あった。
今回は
買い替え前:au iPhone 5
買い替え後:Apple版SIM フリー iPhone 6 Plus+MIOIIJ格安SIM
という組み合わせであって、やっぱなんでもかんでも世話を焼いてくれる携帯会社は偉いのかな、と、弱気になってちょっと思ったのである。
今日はApple Care Protection Plan Plus(以下ACP+)の購入に伴って起きたちょっとしたトラブルについて書く。
ACP+は、Apple製品に付けられる長期保証であって、2年間で1万円としょうしょうお高い。
保証というのは保険と一緒で、要は「トラブルが起こるかどうか」について賭けるギャンブルである。
で、メーカーは商売であるから、パチンコ屋やカジノと一緒で、必ず得をすることになっている。
何百台も携帯を買って運用する人は、保証なんか付けないほうが、長期的には大数の法則で得をする。
家電は延長保証サービスよりも修理代を貯金するほうがお得!? | ライフハッカー[日本版]
しかしまあ、保険と一緒で、損得勘定で損だから加入しない、と一筋縄ではいかない。
携帯電話は毎日使うし、1日でも使えないと不便でしょうがない。
そのときにガッと大金を使える状態かどうか分からないのである。
ACP+については、ぼくは生涯通算して、黒字だと思っている。
なにしろiPod、iPhone、iPadはよく落とすのである。
液晶を割ったことも、水没させたこともある。
毎年のように交換してもらっている。
とりあえず、ACP+は加入する派である。
さて、前回も書いたが、SIMフリー版(正確にはSIMロックフリーというが、ちょっと略してSIMフリーと書く)をWeb版Apple Storeで買う場合は、本体と同時に買い物かごにいれないといけなかった。
もし別々で買った場合は、本体が届いてから、Apple Storeのリアル店舗に行くか、シリアル番号かIMEIという本体を特定する番号を、Appleのサポートセンターに電話する必要があったのだ。
本体が届いたから、早速Appleのフリーダイアルに電話した。
それでちょっと思ったんだけど、なんかここのサポートセンター、芸風がおかしい。
「うわー、さっそくiPhone 6 Plusを入手なさったんですねー。お楽しみいただけるとうれしいですー。ぼくもまだ入手できてないのでうらやましいですよー」的な、フレンドリーなトークが多いのである。
前からだろうか。
最近急にこうなった気がする、
それで、電話して個人情報とIMEIを伝えると、決済をするが、クレジットカード情報を口頭で言うか、メールを送るからフォームで決済するか、どっちか選べという。
なんとなく後者を選ぶと、購入のためのメールを送ってきた。
なんでわざわざ、最初からメールベースで出来ないのかがちょっと良くわからない。
それで電話を切って、メールに貼ってあるボタンをクリックして、決済画面を開いた。
ここで今回の主題となる問題が生じた。
住所、氏名、クレジットカード情報を入力するとおぼしき四角が見えている。
ところが、真っ白な箱が並んでいるだけで、どこに何を入れたらいいかわからない!
分かるのは「都道府県」だけだ!
こんなの、だいたい入れる内容は決まりきっているから、類推して入れればいいかとも思ったが、それもちょっと危険なにおいがする。
それで、再びAppleに電話した。
この電話がなかなかつながらない。
ようやくつながった。
今回の人もなかなかフレンドリーなトークを炸裂させていたが、こっちはうまく入力できなくてカリカリしているので、そういうときは勘弁して欲しい。
状況を説明すると、「ああ、見えないですねー・・・」と言ってきた!
で、「何をどこに入力するべきか、資料を持ってきますので、ちょっとお待ちください」だって。
マジか!
Appleのサポセンの待ち受け音楽は、ソウルとかでなかなかカッコイイ。
「愛の夢」とか「そよ風の誘惑」とか、「草競馬」とかが流れてる他の会社とは大違いである。
でもこんなところがかっこよくても別にどうでもいい気もする。
係の人を待っている間に、思いついたことがあった。
ぼくは決済画面をFirefoxブラウザーで表示させていた。
これが間違いで、Safariだと見えるとか、そういうイヤなパターンかもしれない。
そう思ったのである。
それで、こわごわSafariで見てみた。
やはり、見えない。
なんとなくホッとした。
トラブルが継続しているから、良くないんだけど、こういう時なんとなくホッとするのはどういう心理なんだろうね。
係の人が来た。
「ええと、じゃあ順に読み上げますので情報を入力してください〜」
マジか!
でもまあそうするか。
「左上の四角にお客様の苗字を漢字で入れていただきまして。。」
まず、苗字か!
住所って書いているのに!
これは聞いてよかった。
絶対わからなかった。
その調子で数分の実り多いセッションを経て、入力が終わったので、「お支払いを行う」をクリックしてみた。
ところが、こうなった。
「すいません、エラーが発生しましたって出たんですけど。。」
「そうですか。。」
「『すぐに修正し、正常な問題に戻します』って書いてる」
「じゃあ、すぐに戻ると思います」
「そうですねー。。(1分後)ううん、戻りませんねえ」
「そうですか。。」
「どうするんですか? リロードする? もう一度メールからやり直す?」
「ちょっとお待ちください。。」
Appleの待ち受け音声はカッコいいソウルかなんかである。
でもそれはさっき書いた。
その間に、もう一つ思いついたことがあった。
Google Chromeで開いたらどうなるだろうか。。
見えた。
見えちゃったようん。。
字が薄い。
薄いけど見える。
なるほど、こういう風にボックスの中に薄い字で見えて、字を入力するとスッと消えるシステムか。。
なかなかカッコイイな。
でも、いくらかっこ良くても、Safariで見えないとダメだと思うぞ!
係の人が来た。
「まだお支払いが済んでいないようですので、再度手続きをしてみていただけるでしょうか」
「了解です。あのう、見えない件ですが」
「ハイ」
「Firefoxでも見えなくて、Safariでも見えなかった字ですが、Chromeでなぜか見えました」
「ああ。。そうですか」
「見えるには見えるんですが、これ、決済を続けていいんですね。二重課金にはならないと」
「ハイ。お願いできるでしょうか」
「この電話を掛けたままでいいですか」
「ハイ」
それで、入力すると、見事に決済できた。
「ああ。。決済できましたね」
「そうですかー」
これがことの顛末である。
★
同じことがブラウザーによって出来たり出来なかったりする。
これが結構いろいろなサイトでおこる。
Firefoxはこの件でほうぼうのサイトから冷遇されていて、危機感を感じる。
なぜFirefoxを好きこのんで使うかというと、MicrosoftやGoogle、Amazonと違って、プライバシーをあまり収集しないイメージがあるからであるが、こういうことが多くて辛い。
しかし今回の件は、Safariが出来ないのが問題である。
ていうか、出たり出なかったりするんだったら、グレーの字でカッコよく表示されるようなギミックはやめたほうがいいのではないだろうか。
たぶんエラー画面は、変な情報をぼくが間違えて入力したために起こったのであろう。
ぼくの場合はエラーで済んだが、変な決済が起こってしまったら問題である。
まあ、厳重に抗議したので、早々に修正されるであろう。
とりあえず、こういうことが起こったらChromeで見ればいいと分かって良かった。
保証というのは保険と一緒で、要は「トラブルが起こるかどうか」について賭けるギャンブルである。
で、メーカーは商売であるから、パチンコ屋やカジノと一緒で、必ず得をすることになっている。
何百台も携帯を買って運用する人は、保証なんか付けないほうが、長期的には大数の法則で得をする。
家電は延長保証サービスよりも修理代を貯金するほうがお得!? | ライフハッカー[日本版]
しかしまあ、保険と一緒で、損得勘定で損だから加入しない、と一筋縄ではいかない。
携帯電話は毎日使うし、1日でも使えないと不便でしょうがない。
そのときにガッと大金を使える状態かどうか分からないのである。
ACP+については、ぼくは生涯通算して、黒字だと思っている。
なにしろiPod、iPhone、iPadはよく落とすのである。
液晶を割ったことも、水没させたこともある。
毎年のように交換してもらっている。
とりあえず、ACP+は加入する派である。
さて、前回も書いたが、SIMフリー版(正確にはSIMロックフリーというが、ちょっと略してSIMフリーと書く)をWeb版Apple Storeで買う場合は、本体と同時に買い物かごにいれないといけなかった。
もし別々で買った場合は、本体が届いてから、Apple Storeのリアル店舗に行くか、シリアル番号かIMEIという本体を特定する番号を、Appleのサポートセンターに電話する必要があったのだ。
本体が届いたから、早速Appleのフリーダイアルに電話した。
それでちょっと思ったんだけど、なんかここのサポートセンター、芸風がおかしい。
「うわー、さっそくiPhone 6 Plusを入手なさったんですねー。お楽しみいただけるとうれしいですー。ぼくもまだ入手できてないのでうらやましいですよー」的な、フレンドリーなトークが多いのである。
前からだろうか。
最近急にこうなった気がする、
それで、電話して個人情報とIMEIを伝えると、決済をするが、クレジットカード情報を口頭で言うか、メールを送るからフォームで決済するか、どっちか選べという。
なんとなく後者を選ぶと、購入のためのメールを送ってきた。
なんでわざわざ、最初からメールベースで出来ないのかがちょっと良くわからない。
それで電話を切って、メールに貼ってあるボタンをクリックして、決済画面を開いた。
ここで今回の主題となる問題が生じた。
住所、氏名、クレジットカード情報を入力するとおぼしき四角が見えている。
ところが、真っ白な箱が並んでいるだけで、どこに何を入れたらいいかわからない!
分かるのは「都道府県」だけだ!
こんなの、だいたい入れる内容は決まりきっているから、類推して入れればいいかとも思ったが、それもちょっと危険なにおいがする。
それで、再びAppleに電話した。
この電話がなかなかつながらない。
ようやくつながった。
今回の人もなかなかフレンドリーなトークを炸裂させていたが、こっちはうまく入力できなくてカリカリしているので、そういうときは勘弁して欲しい。
状況を説明すると、「ああ、見えないですねー・・・」と言ってきた!
で、「何をどこに入力するべきか、資料を持ってきますので、ちょっとお待ちください」だって。
マジか!
Appleのサポセンの待ち受け音楽は、ソウルとかでなかなかカッコイイ。
「愛の夢」とか「そよ風の誘惑」とか、「草競馬」とかが流れてる他の会社とは大違いである。
でもこんなところがかっこよくても別にどうでもいい気もする。
係の人を待っている間に、思いついたことがあった。
ぼくは決済画面をFirefoxブラウザーで表示させていた。
これが間違いで、Safariだと見えるとか、そういうイヤなパターンかもしれない。
そう思ったのである。
それで、こわごわSafariで見てみた。
やはり、見えない。
なんとなくホッとした。
トラブルが継続しているから、良くないんだけど、こういう時なんとなくホッとするのはどういう心理なんだろうね。
係の人が来た。
「ええと、じゃあ順に読み上げますので情報を入力してください〜」
マジか!
でもまあそうするか。
「左上の四角にお客様の苗字を漢字で入れていただきまして。。」
まず、苗字か!
住所って書いているのに!
これは聞いてよかった。
絶対わからなかった。
その調子で数分の実り多いセッションを経て、入力が終わったので、「お支払いを行う」をクリックしてみた。
ところが、こうなった。
「すいません、エラーが発生しましたって出たんですけど。。」
「そうですか。。」
「『すぐに修正し、正常な問題に戻します』って書いてる」
「じゃあ、すぐに戻ると思います」
「そうですねー。。(1分後)ううん、戻りませんねえ」
「そうですか。。」
「どうするんですか? リロードする? もう一度メールからやり直す?」
「ちょっとお待ちください。。」
Appleの待ち受け音声はカッコいいソウルかなんかである。
でもそれはさっき書いた。
その間に、もう一つ思いついたことがあった。
Google Chromeで開いたらどうなるだろうか。。
見えた。
見えちゃったようん。。
字が薄い。
薄いけど見える。
なるほど、こういう風にボックスの中に薄い字で見えて、字を入力するとスッと消えるシステムか。。
なかなかカッコイイな。
でも、いくらかっこ良くても、Safariで見えないとダメだと思うぞ!
係の人が来た。
「まだお支払いが済んでいないようですので、再度手続きをしてみていただけるでしょうか」
「了解です。あのう、見えない件ですが」
「ハイ」
「Firefoxでも見えなくて、Safariでも見えなかった字ですが、Chromeでなぜか見えました」
「ああ。。そうですか」
「見えるには見えるんですが、これ、決済を続けていいんですね。二重課金にはならないと」
「ハイ。お願いできるでしょうか」
「この電話を掛けたままでいいですか」
「ハイ」
それで、入力すると、見事に決済できた。
「ああ。。決済できましたね」
「そうですかー」
これがことの顛末である。
★
同じことがブラウザーによって出来たり出来なかったりする。
これが結構いろいろなサイトでおこる。
Firefoxはこの件でほうぼうのサイトから冷遇されていて、危機感を感じる。
なぜFirefoxを好きこのんで使うかというと、MicrosoftやGoogle、Amazonと違って、プライバシーをあまり収集しないイメージがあるからであるが、こういうことが多くて辛い。
しかし今回の件は、Safariが出来ないのが問題である。
ていうか、出たり出なかったりするんだったら、グレーの字でカッコよく表示されるようなギミックはやめたほうがいいのではないだろうか。
たぶんエラー画面は、変な情報をぼくが間違えて入力したために起こったのであろう。
ぼくの場合はエラーで済んだが、変な決済が起こってしまったら問題である。
まあ、厳重に抗議したので、早々に修正されるであろう。
とりあえず、こういうことが起こったらChromeで見ればいいと分かって良かった。