いぜんも書いたが、うちにはレーザープリンターがある。
CanonのLBP5050というもので、クラスではローエンド機種だ。
プリンターなんか使って何をするかというと、一番多いのがヤフオク発送のヤマト送り状印刷サービスだ。
次に国内旅行の旅程表を印刷したり、飛行機のバーコードを印刷したり、地図を印刷したりという用事。
たまにカード会社などに登録するとき「身分証明書をコピー」して送ることがあって、スキャナーで保険証をスキャンしてプリントして送ったりすることもある。
月に1度も使わない。
でも、あればあったで安心感がある。

Color Laser Printer Magnified.jpg

買ったのは2007年で、5万円ぐらいだったと思う。
当時はぼくの中で、「超整理手帳」のリフィルを自作するのが流行っていた。
この流行はすぐに廃れた。
考えたらスマホで事足りる。
物理手帳にスケジュールやタスクなど、なくしたら困るものを記録するのは、物の管理が出来ないぼくには怖すぎるのである。

ということで、購入した幼児にはほとんど使わなかったものの、なんだかんだで使ったから、5万円というモトは取ったと思う。

これが、壊れた。

何度セットアップしても、紙詰まり、給紙なしになってしまう。
1枚は無事に印刷して、すぐに紙が詰まったりする。
たぶん腕に覚えがある人がちょっと見たらすぐに原因が追求出来るのではないだろうか。

それでサービスマンの人に来てもらおうと思った。
なにしろ16kgある製品であって、持ち込み修理は非現実的だ。

ところが、修理の人を呼んだら、どんな故障でも(故障でなくても)最低1万2千円掛かるというのである。
考えたら、当たり前だ。
人一人動いたら、それぐらいの値段は掛かるだろう。

しかし――思った。
買ったほうが安いのではないだろうか。
調べたら、本当に安い機種は安かった。
これが一番人気である。
定価5万8千円のところが、1万2千円余で買える。
1万2千円余であるから買った「方が」安いというのは言い過ぎだが、うちのプリンターの故障が最低価格で済む保証はないし(たぶん部品交換になるのではないだろうか)、WiFiやプリントサーバー機能もついているので、明らかに新品の方が豪華である。

それにしても、隔世の感があるとはこのことだ。
レーザープリンターに手が出るようになったのは1995年ぐらいのことで、たしかMac激安店の「ステップ」でAppleのLaserWriterが30万円とかだった。
それが2007年にCanon機が5万円で出て、それを買った。
それが7年後に故障して、新品を見たら1万2千円で売れ筋の機種が買えるのである。
しかも修理のサービスマンに来てもらうより安いという。

物の値段ってなんなんだろうね。
日本はデフレ過ぎなのか。
それともレーザープリンターが特に安くなる理由があるのだろうか。
わからないが、もうしばらくしたら買い直そうと思った。

さて、プリンターなんかなくても別に大過なく暮らしていたのであるが、役所に提出する書類をどうしても印刷しなければならない用が出来た。
困った。
2日後でも良ければプリンターぐらい買ってもいいのであるが、今日中に出さなければならないのである。

そこで、かねて噂に聞いていたコンビニでプリントするサービスを使ってみた。
今回はシャープビジネスソリューション株式会社が展開している「ネットワークプリントサービス」を使ってみた。

ネットワークプリントサービス

サークルK、サンクス、ファミリーマート、ローソンが対応している。

料金だけ簡単に言うと、実際に印刷するときに1枚20円取られるまでは一切無料である。

まずWebサイトで会員登録をする。
メールアドレスを入力すると「仮登録メール」をすぐに送ってくるので、メールに書かれたURLをクリックして本登録画面に行く。
本登録画面で住所、氏名、パスワードなどを入れ、何らかの約款に同意する。
これでログインできる。

「文書を登録する」をクリックして文書をアップロードする。
これが例によって超Microsoft推しであって、Word、Excel、PowerPointの他にPDFがアップロードできる。

ぼくはLibreOfficeの.ODSフォーマットをアップロードしようとしたら、出来なかったので、LibreOfficeの機能を使って旧Excelのxlsフォーマットに保存したら、登録できた。
「アクティブシートのみ」とすると、最後に編集していたシートが印刷されるようだ。

登録後にプレビューする。
横長に書類を組んでいたら、縦に印刷しようとして、縦半分に切れた書類を2ページ出そうとした。
これはLibreOfficeでは「印刷プレビュー」を表示し、「ページの書式設定」で「ページ」画面からA4横を選ぶ。

あと、「アカウント設定」で
 ◎ユーザー番号のみ または ログイン名とパスワードでログインする

 ◎ユーザー番号のみ でのログインを禁止し、常に ログイン名とパスワードでログインする
という選択肢が選べる。

これは、後者を選ぶとコンビニのプリンタのキーボードでログイン名とパスワードを延々打ち込まなければならなくて難儀だから選べるようになっている。
前者だと、ネットワークプリントサービスが勝手につけたアルファベット大文字11文字のユーザー番号だけで印刷できるようになる。
当然セキュリティは甘くなるわけだが、しょうもない書類ばっかり入力するのであればいいのではないだろうか。
用がなくなったものはマメに消せば良い。
ぼくの用途では、前者のログイン方法でいいことにした。

ここまで確認して登録が終わると、ログインに使ったメールアドレスに確認メールが飛んでくる。
ここにもユーザー番号が書かれている。

コンビニに行ってプリンターで印刷を選ぶ。
今回は新丸子のファミマで行った。
マルチコピー機に、ログイン番号を入れて書類を選ぶ。
この時点で、コピー機にお金を入れていなければならなかった。
ファミマTカードが使えなく、ポイントもたまらない。
ぼくはたぶん数十円たまっているので、それを使いたかったのだが、それがダメで、結局千円札を崩してしまった。
au WALLETも使えない。

カラーと白黒を聞かれるので、白黒を選んだ。
A4、白黒で、20円である。
A4以外のサイズだといくらになるのか、カラーだといくらになるのかは調べなかった。
スミマセン。

これで決定ボタンを押すと、普通に印刷されて出てきた。
これだけで、難しいことは何もなかった。

月に1回ぐらいしか使わないのであれば、これで十分ではないだろうか。
そう思い始めてきた。