先週はブログをお休みさせていただきました。
今週からまた書いていきたいと思う。
しかし、まだ、調子が出ない。
今日はリハビリモードで、相当しょうもない内容になるので、暇な人だけ読んで下さい。
今週からまた書いていきたいと思う。
しかし、まだ、調子が出ない。
今日はリハビリモードで、相当しょうもない内容になるので、暇な人だけ読んで下さい。
法事的な用事で熊本に行ってきた。
熊本空港(正式名称は「阿蘇くまもと空港」。これがめんどくさい)の近辺に関係者が集まっているので、空港の近所にホテルを取ったら楽だなと思った。
「楽天トラベル」で「熊本空港の近く」という条件でホテルを探し、いちばん安いところを取った。
このホテル探しが大失敗であった。
空港の近くという触れ込みのホテルが、ぜんぜん近くなかったのである。
まあぼくの方にも問題があって、車が運転できないのだ。
だから、「車でちょっと、30分ぐらい走れば着きますよ」という、地方の車中心社会のノリが、感覚的に分からないのである。
旅行の前日に自分用にEvernoteで旅のしおりを作っていたのだが、空港からホテルまでの経路をGoogleマップで調べて、あまりの遠さとタクシー料金の高さに瞠目した。
どこに行くにもタクシー代がウン千円掛かる。
だったらアップグレードして超高級ホテルに泊まれるのである。
ただ、Googleマップの自動車の経路も、いまいち信用が置けない。
実家の近所の経路を調べても、不自然にグイーンと曲がって行くことがある。
しかし、本来どこを通ればどう近くなるのかも、分からない。
いかに自分が首都圏の電車中心の生活に馴らされ、甘やかされているか、思い知った。
今回行きも帰りも熊本の近くで飛行機が雨雲を突っ切った。
そうとう飛行機が上下動する。
行きの飛行機では、フライトアテンダントの女性が「気流が不安定で、飛行機が激しく揺れておりますが、問題はありませんのでそのままシートベルトを締めてお座り下さい」とか言う。
でも、激しく揺れたらその辞典で大問題が起きていると思うのだがどうか。
(帰りの飛行機では「飛行機が激しく揺れておりますが、安全運行には問題がありません」と言っていて、こっちの物言いの方が正確だなと思った。)
そうこうするうちに、ようやく熊本に降り立ってホッとした。
だが、激しい雨が降っていた。
しょうがないので空港の、地元料理の店で「馬肉ホルモン定食」を食べた。

これがなかなか、がっつりくさいけど、くさいところも含めて美味しかった。
食べ終わると、折よく雨が止んで青空が見えた。
さいきんの日本の天気って、なんで最近こんなに降れば土砂降りで止んだらカンカン照りなんだろうね。
古き良き日本のイメージでいえば、もっと小雨が蕭々と降るイメージがある。
最近の雨は風情がない。
せっかく晴れたし、暇だし、お金もないので、いっそホテルまで歩いたろか!と思った。
膝を壊してから久しぶりのロングウォーキングである。

Googleマップを調べたら、意外と歩行だとそんなに距離がないということが分かった。
だいたい8キロ内外で、1時間40分ということであった。
あとで分かったが、大きな道を外れて、山村を突っ切るから最短距離なのだ。
歩き出した。
テレビでやっていたが、羽田空港から歩いて脱出するのは、不可能ではないが、大変な苦労を伴うということである。
それに比べると、熊本空港はあっさりと外に出られた。
と、安心していたら、いきなりのトンネルである。

怖い!
片方の車線にのみ細い歩道がついていて、その脇をビュンビュン車が飛ばしていく。
車の方も、旅行者がでかい荷物を持って、歩道をトボトボ歩いてるのなんて想定外だろう。
そのうち広い道に出て、車通りも少なくなったのでのんびり歩いていたが、今度は強い日差しと喉の渇きに悩まされた。
なにしろ自販機もコンビニもないのである。

いや、そんなものないのがあたりまえだ。
うちの近所がゴミゴミしすぎなのだ。
しかしだんだん辛くなってきた。
それにしても熊本は景色がいいところだ。
山があって、海もあって、起伏があるから、変化に富んでいる。
田園風景も美しい。

草深い森の横を抜け、増水した川を渡る。


すると完全に車道を離れ、村の中に入った。
廃業したタバコ屋さんがある。

つげ義春のマンガの世界である。
ふと視線を感じてそちらを見ると、牛がいる!

熊本と言えば高級和牛の産地でもあって、上品そうな牛であった。
酒屋があったのでスポーツドリンクを買おうと思ったら、店主と思しきおっさんが脚を投げ出して寝ている。
「スポーツドリンクをください」
と声を掛けると、びっくりして跳ね起きた。
そこからは延々と水田が続いていて、水田の中に黒っぽい建物が佇立していると思ったら、そここそが今日寝るホテルなのであった。

そんなこんなで、1時間40分、12時半から2時過ぎまで灼熱の中を歩き通して、ついにホテルに着いた。
疲れたけどいい思い出になった。
熊本空港(正式名称は「阿蘇くまもと空港」。これがめんどくさい)の近辺に関係者が集まっているので、空港の近所にホテルを取ったら楽だなと思った。
「楽天トラベル」で「熊本空港の近く」という条件でホテルを探し、いちばん安いところを取った。
このホテル探しが大失敗であった。
空港の近くという触れ込みのホテルが、ぜんぜん近くなかったのである。
まあぼくの方にも問題があって、車が運転できないのだ。
だから、「車でちょっと、30分ぐらい走れば着きますよ」という、地方の車中心社会のノリが、感覚的に分からないのである。
旅行の前日に自分用にEvernoteで旅のしおりを作っていたのだが、空港からホテルまでの経路をGoogleマップで調べて、あまりの遠さとタクシー料金の高さに瞠目した。
どこに行くにもタクシー代がウン千円掛かる。
だったらアップグレードして超高級ホテルに泊まれるのである。
ただ、Googleマップの自動車の経路も、いまいち信用が置けない。
実家の近所の経路を調べても、不自然にグイーンと曲がって行くことがある。
しかし、本来どこを通ればどう近くなるのかも、分からない。
いかに自分が首都圏の電車中心の生活に馴らされ、甘やかされているか、思い知った。
今回行きも帰りも熊本の近くで飛行機が雨雲を突っ切った。
そうとう飛行機が上下動する。
行きの飛行機では、フライトアテンダントの女性が「気流が不安定で、飛行機が激しく揺れておりますが、問題はありませんのでそのままシートベルトを締めてお座り下さい」とか言う。
でも、激しく揺れたらその辞典で大問題が起きていると思うのだがどうか。
(帰りの飛行機では「飛行機が激しく揺れておりますが、安全運行には問題がありません」と言っていて、こっちの物言いの方が正確だなと思った。)
そうこうするうちに、ようやく熊本に降り立ってホッとした。
だが、激しい雨が降っていた。
しょうがないので空港の、地元料理の店で「馬肉ホルモン定食」を食べた。

これがなかなか、がっつりくさいけど、くさいところも含めて美味しかった。
食べ終わると、折よく雨が止んで青空が見えた。
さいきんの日本の天気って、なんで最近こんなに降れば土砂降りで止んだらカンカン照りなんだろうね。
古き良き日本のイメージでいえば、もっと小雨が蕭々と降るイメージがある。
最近の雨は風情がない。
せっかく晴れたし、暇だし、お金もないので、いっそホテルまで歩いたろか!と思った。
膝を壊してから久しぶりのロングウォーキングである。

Googleマップを調べたら、意外と歩行だとそんなに距離がないということが分かった。
だいたい8キロ内外で、1時間40分ということであった。
あとで分かったが、大きな道を外れて、山村を突っ切るから最短距離なのだ。
歩き出した。
テレビでやっていたが、羽田空港から歩いて脱出するのは、不可能ではないが、大変な苦労を伴うということである。
それに比べると、熊本空港はあっさりと外に出られた。
と、安心していたら、いきなりのトンネルである。

怖い!
片方の車線にのみ細い歩道がついていて、その脇をビュンビュン車が飛ばしていく。
車の方も、旅行者がでかい荷物を持って、歩道をトボトボ歩いてるのなんて想定外だろう。
そのうち広い道に出て、車通りも少なくなったのでのんびり歩いていたが、今度は強い日差しと喉の渇きに悩まされた。
なにしろ自販機もコンビニもないのである。

いや、そんなものないのがあたりまえだ。
うちの近所がゴミゴミしすぎなのだ。
しかしだんだん辛くなってきた。
それにしても熊本は景色がいいところだ。
山があって、海もあって、起伏があるから、変化に富んでいる。
田園風景も美しい。

草深い森の横を抜け、増水した川を渡る。


すると完全に車道を離れ、村の中に入った。
廃業したタバコ屋さんがある。

つげ義春のマンガの世界である。
ふと視線を感じてそちらを見ると、牛がいる!

熊本と言えば高級和牛の産地でもあって、上品そうな牛であった。
酒屋があったのでスポーツドリンクを買おうと思ったら、店主と思しきおっさんが脚を投げ出して寝ている。
「スポーツドリンクをください」
と声を掛けると、びっくりして跳ね起きた。
そこからは延々と水田が続いていて、水田の中に黒っぽい建物が佇立していると思ったら、そここそが今日寝るホテルなのであった。

そんなこんなで、1時間40分、12時半から2時過ぎまで灼熱の中を歩き通して、ついにホテルに着いた。
疲れたけどいい思い出になった。