★本ブログ、来週、7月28日の週はお休みします。
旬の話題だが(もう遅いが)、au WALLETを導入した。
au WALLETは、auが出している一種の電子マネーである。
電子マネーと言っても、Edyやnanacoのように、センサーにかざしてシャリーンというものではない。
お店側からはMasterCard、あるいはWebMoneyとして見える。
旬の話題だが(もう遅いが)、au WALLETを導入した。
au WALLETは、auが出している一種の電子マネーである。
電子マネーと言っても、Edyやnanacoのように、センサーにかざしてシャリーンというものではない。
お店側からはMasterCard、あるいはWebMoneyとして見える。
フェイスを見るとわかるが、カードを下に向けて「au」の方からスキャンするとMasterCard決済ができる。
逆に、カードを上に向けてMasterCardのロゴがある方からスキャンするとWebMoney決済が出来ると思うが、こっちはまだ使っていない。
お店で「au WALLETで支払えますか」などと聞いてしまうと、面倒という話だ。
「エーユーウォレットの使い方」など教育を受けていない店員の場合は(ほとんどそうであろう)、躊躇するおそれがある。
これはスルガ銀行VISAデビットなどと一緒で、「マスターカード、1回で」と言って、あくまでマスターカードであるよということを強調して渡すと良い。
表面には16ケタのカード番号、ローマ字氏名、MM−YY式の有効期限が表には表記されている。
カード番号はエンボスがなくてツルツルである。
最近こういうカードが多くなった。
普通は電子式のレジだから大丈夫だが、アメリカのホテルでマッサージに来る人が持っているような、カーボン紙をゴリゴリこすりつけるタイプの決済は出来ない。
仕組み上即時に売上がオンラインで立たないとダメなので、あの決済は出来ないのではないだろうか。
同様に、電気は使えるけどオンラインが使えない、という時に、使えるかどうか分からない。
まあこれは普通のクレカも一緒かもしれない。
裏にはクレカと一緒で、サイン欄がある。
店からサインを求められたら、ここと同じ筆跡のサインをする。
横にセキュリティコードという3桁の数字がある。
この番号はお店が保持してはいけないことになっているが、以前「イモトのWiFi」の会社が保持してい、さらに流出して、ぼくはVISAカードを作り直す破目になった。
これはWeb通販などで追加記入を求められることがある番号である。
普通フェイクで不要な番号が前にチョロッと書いてあることが多いが、このカードにはそれがない。
その下に、WebMoneyプリペイド番号という、例のLINE乗っ取り犯が聞いてくる16ケタの英数字とバーコードがある。
WebMoneyとしてはまだ使っていないのでよく分からない。
これはMasterCardプリペイドというもので、あらかじめお金をチャージしておく必要がある。
お金を使うと即時にチャージが減る。
だから与信(クレジット)というものがない。
VISAデビットカードと似ているが、違う。
VISAデビットは、あらかじめ登録している銀行口座から、カードを使う瞬間に引き落とすもので、一瞬与信が発生する。
だから、作るのに審査がいる。
MasterCardプリペイドは、最初にチャージする。
つまり、そのお金はそのカードでしか使えなくなる。
で、引き落とすときに、引き落とせないかどうかが瞬時に分かる。
だから与信がなく、審査も簡単なようだ(?)。
別にクレジットカードなんか何枚も欲しいと思わなかったのだが、なぜ導入に踏み切ったかというと、最初の半年だけ異常にポイントが付くのである。
(au WALLET デビューキャンペーン)
正確には、1000円分チャージされている。
これは6月末までに申し込んだ人用のキャンペーンで、もう終わっている。
ぼくはギリ間に合った。
次に抽選で4万円もらえる。
これも6月末までに申し込んだ人ということだが、連絡が来ないところを見ると外れたようだ。
ぼくもわざわざこの用途に口座を開設した。
ATMでお金を出し入れして手数料なんか取られたらシャレにならないので、新生銀行と住信SBIネット銀行から手数料無料で振り込んだ。
じぶん銀行はau WALLETをチャージするだけに使い、カードは金庫にしまっておくつもりである。
じぶん銀行からau WALLETにチャージすると、まず、最初のチャージ1回が10%増額される。
一回に25000円がマックスなので、2500円が増額されて、27500円がチャージされる。
次に2014年中のチャージは5%増量される。
これは10回までということだ。
25000円チャージすると、1250円増額されて、26250円がチャージされる。
これが10回までだから、25万円チャージすると、12500円増額されて、26万2500円チャージされる。
ところが落とし穴があって、au WALLETはマックス10万までしかチャージできない。
だから、原理的にはこうなる。
(初月の場合)
3回チャージしたところで1000+27600+26500+26500円で82500円になっているので、この時点でメイチに買い物してチャージ金額をゼロにする。
で、さらに25000円ずつ3回チャージすると26500円x3で79500円になっているので、この時点でメイチに買い物してチャージ金額をゼロにする。
で、もう1回さらに25000円ずつ3回チャージすると26500円x3で79500円になっているので、この時点で26500円だけ使ってチャージ金額を53000円にする。
で、もう1回25000円入金すると、合計で最大ポイントの15000円が手に入る。
ただし、ここまでで、チャージポイントのワクを空けるだけのために18万8500円使っているわけである。
そんなに毎月買物しますか。
しかも、それだけリスクをおかしてもらえるのは初月は15000円、次月から今年いっぱいは12500円である。
もらえるから得じゃん、とも思うが、カードにチャージした瞬間に、お金はお金ではなくなり、買物にしか使えなくなる。
もう人に貸すことも、利子で稼ぐこともできなくなる。
また後述するが、本物のMaster Cardは使えてもau WALLETは使えない店が結構多いのである。
だから、必ずしも得をすることにはならない。
自分がどれぐらいカードで買物をするか、計算して使うことが必要だ。
それでもまあ、銀行に寝かすよりはずいぶん太いので、今年いっぱいはこの祭りを楽しんだ方がいいかもしれない。
来年以降のじぶん銀行でのチャージ加算はいくらになるかわからない。
iPhone用のau WALLETアプリをダウンロードすれば良い。
じぶん銀行チャージというメニューを選ぶと、当然IDとパスワード、乱数表番号を求められるので、あとは金額を指定するだけだ。
このアプリから使用履歴もチャージ履歴も辿れる。
最初、あらゆる買い物のお店が「MasterCard加盟店」となっていたのでビビったが、これは2日ほど?するとちゃんとした店の名前が入る。
マネーフォワードにも対応しているが、こっちもそのうち店の名前が書き換わる。
マネーフォワードはしょっちゅう確認するので、変な使われ方をしたら分かるだろう。
ところが、一部のポイントアップ店では、還元率が大きい。
セブンイレブンは6月度に200円ごとに10ポイントというキャンペーンを行っていた。
還元率が5%だ。
これはかなり太い気がする。
でも、冷静に考えて、セブンイレブンは値段が高い。
たとえばコカコーラゼロは1本150円だ。4本買うと600円だから、30ポイント還元されて570円である。
でも東急ストアで買うと1本90円なのだ。4本買うと360円なので、190円東急ストアの方がオトクである。
楽天の最安店で箱買いすると、1本70円という店もある。
まあ、近所のコンビニに24時間いつでもふらっと入って買える利便性の代償として料金が上乗せされているのである。
スーパーまで足を伸ばして店の奥の冷蔵庫までさらに歩き、地域のおばちゃんが並んでいるレジで買い物をする手間を時給に換算すると、コンビニの方が手軽だという人もいるだろう。
それにしても、コンビニは便利なだけに高い、ということを計算に入れた方がいい。
というのは、ポイントとか貯めだすと、それが楽しくなってしまって、アドレナリンが不要に分泌し、手段が目的を凌駕することがあるのだ。
またポイントが5円貯まった! 10円貯まった!という喜びを味わうために、割高な商品を買ったり、必要もないものを買ったりしてしまう。
パチンコやモバゲーと変わらない。
かえって貧乏になってしまうのである。
これは注意が必要だ。
ちなみにセブンイレブンの還元率は6月のキャンペーンが終わって1%になってしまった。
それでも0.5%よりは高いから、値段が他店と変わらないハガキとか、テレホンカードとか買うならセブンがいいかもしれない。
同様にマツモトキヨシも1.5%と高い。
ぼくは成人病のデパートなので、処方薬を買うときに試してみたい。
マツキヨはちょっと遠いけど、健康のために歩くことにもなるだろう。
(処方薬でポイント還元される場合とされない場合がある。たぶん最近法改正があって、されるようになったと思う。)
なお、ポイントはすぐにチャージに使えるのがいい。
ポイントチャージは月に1回出来る。
普通何らかの買い物をしなければ出来なかったり、手数料を引かれたり、いろいろ条件があるのだが、それがない。
5、10、100、500、1000、3000円のいずれかがもらえる。
3000円もらえたらうれしい。
早速通りがかりのauショップに入ってみる。
「いらっしゃいませ!」と待ち構えていた受付の人に言われる。
「あ、ちょっとこれを・・・」と言ってカードをひらひら見せ、ガチャを引きに来ただけの貧乏人だという身分を明かすと、向こうも「あっ・・・あぁ・・・」みたいな気まずい雰囲気になる。
それからマシーンのセンサーに向かってかざす。
中にICが入っていて、非接触で福引が始まる。
始まる、はずだったのだが、これがいつまで経っても始まらない。
何回もいろんな向きにしたり、こすりつけてみたりしても始まらない。
そのうち係員の人が来て、さらに詳しい人を呼んだりして、結構な大騒ぎになった。
けっきょく何らかの技術者の人が来て、ハリボテの箱を開けた。
端末自体はiPadだったが、センサーを抜いて、iPadを再起動し、またセンサーを挿すと、なんとなく使えるようになった。
改めてカードをかざすとルーレット的なものが回るので、ストップボタンを押すと、「5ポイントです!」と言われた。
わー5円もらえてうれしいなー。
別のショップに通りがかったときにまた引いてみた。
今年いっぱい、1日1回、月3回できるそうである。
ところが! ここもまったく同じトラブルがあって、何らかの技術者の人が出てきて、iPadを再起動し、センサーを抜き差ししないと使えなかった。
auの人直した方がいいよ!
5円もらえた。
次の日も5円もらえたから、ぼくの7月は15円追加収入になった。
でもauショップに言って、店の人とやりとりをする手間を考えたら、完全に合わない。
これで楽しい、うれしい、ハッピーな気分になる人はいないと思う。
むしろ物悲しい気分になった。
もう行かない。
わざわざ用もないのにお店に進入して、お店の人の迷惑そうな視線に耐えながら、3000円ぽっち当ててもうれしくないのである。
まず、カード払いで買えないものは当然買えない。
さっきメイチで引き出してチャージのワクを空ける話をしたが、ここで換金性のあるものを買えばいいのではないか、と思ったが、なかなかうまくいかない。
消費税が上がるときに三菱マテリアルで金貨を買った時は、クレジットカードは使えなかった。
仕方ないから45万円現金輸送したが、あの時はドッキドキだった。
他にも、夜店のたこ焼きとか、新宿駅でおばさんが売っている手書きの詩集とか、月蝕歌劇団の生写真が当たるおみくじとか、ああいう手売り商売のものはとうぜん買えない。
だから現金を全廃することはできないのである。
次に、他のクレカは使えるのになぜか使えない店がある。
セブン&アイグループで使えるnanaco(ナナコ)というプリペイドカードがあって、これもクレジットでチャージできるのだが、なぜかau WALLETのチャージは出来ない。
水道、ガス、電気、電話の4大料金を全部ぼくはカードで払っているが、これがau WALLETは出来ない。
与信枠を使わないので、月々払いには使えないそうだ。
他に「なぜか」使えないショップがあるとネットの噂になっている。
ローソンで使えないと書かれていたサイトがあったので、あえて使ってみたが、別に大丈夫だった。
これ、「MasterCard一回払いで」と言わずに「au WALLETで」とか「電子マネーで」というとややこしいころになるらしいから、そのせいではないだろうか。
それにしても、わざわざネットネタの検証するためにローソンでミントなんか買ってみるのは、完全な無駄遣いである。
凶悪なのがDMM.comだ。
まず普通に決済用クレカとして登録しようとしたが、出来ない。
これは番号を入れるなりエラーになる。
「DMMマネー」というものがあって、これは「楽天あんしん支払い」か「WebMoney」で買うことができるので、これ経由でできるのではないか。
ところが!「DMMマネー」ではできることが制限しているのだ。
具体的に言うと単品レンタルが出来ない。
また、月額レンタルの安いコースが使えない。
「DMMマネー」はものすごく使い勝手が悪く、なんとかしてクレカを登録させようと誘導してくる。
別にクレカぐらい登録してもかまわない場合は登録すればいいのだが、au WALLETを使おうとすると苦労する。
なんでもカード払いにする習慣にすれば、現金を持ち歩く必要が減る。
よくカードは怖い、というが、必要以上に使ったり、分割払いにしたり、最悪のリボ払いにしたりする浪費癖が怖いのであって、制御する自信があれば変わらないだろう。
au WALLETは10万円しかチャージ出来ず、分割もリボも出来ない、おとなしいカードである。
人に使われたらどうなるだろうか。
この点も、やはりチャージ10万円で1回払いのみなのでそこそこ安全である。
そもそも「人にカードを使われたらどうか」というのは、ぼくはそれほど危険だと思わない。
というのは、いまどきすぐに知らせが来るからである。
マネーフォワードにも記録が残る。
どの店でいくら使っています、ということがすぐ分かる。
現金だとそうはいかない。
身に覚えのないカード支払いがあったら主張することが出来るが、現金を盗まれたら、その現金で何を買われてもこっちは知るすべがないのである。
auがガンガン宣伝してくれたおかげで、コンビニやスーパーなどでのカジュアルな支払いもサインレスですることが出来る。
だから小銭を使わずに済むのでわずらわしくない。
100円ぽっちのものを買って「カードでお願いします」というのは心理的に抵抗があったが、それがなくなるのはうれしい。
しかしまあ、そんなに大喜びするほどのことではない。
(au電話を使えわなくても、au.netにau IDを登録すれば使えるらしい。ぼくはauユーザーだからよく分からない。)
あと、じぶん銀行や提携先企業の宣伝になる。
あと、いつまでたってもおサイフケータイに対応しないiPhone対策、ということもあるのではないか。
普通の電子マネーだとそれほどうれしくないが、クレジットライクで使える店がクンと多いのは特色がある。
また、Tポイントで有名な行動追跡、ターゲットマーケッティングである。
これはセキュリティマニア、プライバシーフリークの人の報告を待ちたいが、なにしろ携帯電話と紐付いているので、これがフルで使えたらすごいことになるだろう。
ぼくはというと、もうこの手のことにいちいち気を使うのが疲れてきている。
まあそんなに狂ったように使っているわけではないので、問題になったら対策しようと思う。
ということで、扇情的なサイトが多いようだが、「めでたさも中くらいなり」ぐらいのカードである。
くれぐれもうれしがって過剰に使わないようにしたい。
そんな価値は、ない。
逆に、カードを上に向けてMasterCardのロゴがある方からスキャンするとWebMoney決済が出来ると思うが、こっちはまだ使っていない。
お店で「au WALLETで支払えますか」などと聞いてしまうと、面倒という話だ。
「エーユーウォレットの使い方」など教育を受けていない店員の場合は(ほとんどそうであろう)、躊躇するおそれがある。
これはスルガ銀行VISAデビットなどと一緒で、「マスターカード、1回で」と言って、あくまでマスターカードであるよということを強調して渡すと良い。
表面には16ケタのカード番号、ローマ字氏名、MM−YY式の有効期限が表には表記されている。
カード番号はエンボスがなくてツルツルである。
最近こういうカードが多くなった。
普通は電子式のレジだから大丈夫だが、アメリカのホテルでマッサージに来る人が持っているような、カーボン紙をゴリゴリこすりつけるタイプの決済は出来ない。
仕組み上即時に売上がオンラインで立たないとダメなので、あの決済は出来ないのではないだろうか。
同様に、電気は使えるけどオンラインが使えない、という時に、使えるかどうか分からない。
まあこれは普通のクレカも一緒かもしれない。
裏にはクレカと一緒で、サイン欄がある。
店からサインを求められたら、ここと同じ筆跡のサインをする。
横にセキュリティコードという3桁の数字がある。
この番号はお店が保持してはいけないことになっているが、以前「イモトのWiFi」の会社が保持してい、さらに流出して、ぼくはVISAカードを作り直す破目になった。
これはWeb通販などで追加記入を求められることがある番号である。
普通フェイクで不要な番号が前にチョロッと書いてあることが多いが、このカードにはそれがない。
その下に、WebMoneyプリペイド番号という、例のLINE乗っ取り犯が聞いてくる16ケタの英数字とバーコードがある。
WebMoneyとしてはまだ使っていないのでよく分からない。
これはMasterCardプリペイドというもので、あらかじめお金をチャージしておく必要がある。
お金を使うと即時にチャージが減る。
だから与信(クレジット)というものがない。
VISAデビットカードと似ているが、違う。
VISAデビットは、あらかじめ登録している銀行口座から、カードを使う瞬間に引き落とすもので、一瞬与信が発生する。
だから、作るのに審査がいる。
MasterCardプリペイドは、最初にチャージする。
つまり、そのお金はそのカードでしか使えなくなる。
で、引き落とすときに、引き落とせないかどうかが瞬時に分かる。
だから与信がなく、審査も簡単なようだ(?)。
別にクレジットカードなんか何枚も欲しいと思わなかったのだが、なぜ導入に踏み切ったかというと、最初の半年だけ異常にポイントが付くのである。
入会するだけでもらえる
まず、申し込むだけで1000円もらえる。(au WALLET デビューキャンペーン)
正確には、1000円分チャージされている。
これは6月末までに申し込んだ人用のキャンペーンで、もう終わっている。
ぼくはギリ間に合った。
次に抽選で4万円もらえる。
これも6月末までに申し込んだ人ということだが、連絡が来ないところを見ると外れたようだ。
チャージするともらえる
これはいくつか選択肢があってそれぞれいろいろあるようだが、ザックリ話すと、じぶん銀行という銀行に口座を開設し、そこからチャージするといっぱいもらえる。ぼくもわざわざこの用途に口座を開設した。
ATMでお金を出し入れして手数料なんか取られたらシャレにならないので、新生銀行と住信SBIネット銀行から手数料無料で振り込んだ。
じぶん銀行はau WALLETをチャージするだけに使い、カードは金庫にしまっておくつもりである。
じぶん銀行からau WALLETにチャージすると、まず、最初のチャージ1回が10%増額される。
一回に25000円がマックスなので、2500円が増額されて、27500円がチャージされる。
次に2014年中のチャージは5%増量される。
これは10回までということだ。
25000円チャージすると、1250円増額されて、26250円がチャージされる。
これが10回までだから、25万円チャージすると、12500円増額されて、26万2500円チャージされる。
ところが落とし穴があって、au WALLETはマックス10万までしかチャージできない。
だから、原理的にはこうなる。
(初月の場合)
3回チャージしたところで1000+27600+26500+26500円で82500円になっているので、この時点でメイチに買い物してチャージ金額をゼロにする。
で、さらに25000円ずつ3回チャージすると26500円x3で79500円になっているので、この時点でメイチに買い物してチャージ金額をゼロにする。
で、もう1回さらに25000円ずつ3回チャージすると26500円x3で79500円になっているので、この時点で26500円だけ使ってチャージ金額を53000円にする。
で、もう1回25000円入金すると、合計で最大ポイントの15000円が手に入る。
ただし、ここまでで、チャージポイントのワクを空けるだけのために18万8500円使っているわけである。
そんなに毎月買物しますか。
しかも、それだけリスクをおかしてもらえるのは初月は15000円、次月から今年いっぱいは12500円である。
もらえるから得じゃん、とも思うが、カードにチャージした瞬間に、お金はお金ではなくなり、買物にしか使えなくなる。
もう人に貸すことも、利子で稼ぐこともできなくなる。
また後述するが、本物のMaster Cardは使えてもau WALLETは使えない店が結構多いのである。
だから、必ずしも得をすることにはならない。
自分がどれぐらいカードで買物をするか、計算して使うことが必要だ。
それでもまあ、銀行に寝かすよりはずいぶん太いので、今年いっぱいはこの祭りを楽しんだ方がいいかもしれない。
来年以降のじぶん銀行でのチャージ加算はいくらになるかわからない。
チャージのやり方
じぶん銀行を持っていて、auのiPhoneユーザーであれば、非常にカンタンだ。iPhone用のau WALLETアプリをダウンロードすれば良い。
じぶん銀行チャージというメニューを選ぶと、当然IDとパスワード、乱数表番号を求められるので、あとは金額を指定するだけだ。
このアプリから使用履歴もチャージ履歴も辿れる。
最初、あらゆる買い物のお店が「MasterCard加盟店」となっていたのでビビったが、これは2日ほど?するとちゃんとした店の名前が入る。
マネーフォワードにも対応しているが、こっちもそのうち店の名前が書き換わる。
マネーフォワードはしょっちゅう確認するので、変な使われ方をしたら分かるだろう。
買い物するともらえる
還元率は0.5%ということで、200円につき1ポイントだ。ところが、一部のポイントアップ店では、還元率が大きい。
セブンイレブンは6月度に200円ごとに10ポイントというキャンペーンを行っていた。
還元率が5%だ。
これはかなり太い気がする。
でも、冷静に考えて、セブンイレブンは値段が高い。
たとえばコカコーラゼロは1本150円だ。4本買うと600円だから、30ポイント還元されて570円である。
でも東急ストアで買うと1本90円なのだ。4本買うと360円なので、190円東急ストアの方がオトクである。
楽天の最安店で箱買いすると、1本70円という店もある。
まあ、近所のコンビニに24時間いつでもふらっと入って買える利便性の代償として料金が上乗せされているのである。
スーパーまで足を伸ばして店の奥の冷蔵庫までさらに歩き、地域のおばちゃんが並んでいるレジで買い物をする手間を時給に換算すると、コンビニの方が手軽だという人もいるだろう。
それにしても、コンビニは便利なだけに高い、ということを計算に入れた方がいい。
というのは、ポイントとか貯めだすと、それが楽しくなってしまって、アドレナリンが不要に分泌し、手段が目的を凌駕することがあるのだ。
またポイントが5円貯まった! 10円貯まった!という喜びを味わうために、割高な商品を買ったり、必要もないものを買ったりしてしまう。
パチンコやモバゲーと変わらない。
かえって貧乏になってしまうのである。
これは注意が必要だ。
ちなみにセブンイレブンの還元率は6月のキャンペーンが終わって1%になってしまった。
それでも0.5%よりは高いから、値段が他店と変わらないハガキとか、テレホンカードとか買うならセブンがいいかもしれない。
同様にマツモトキヨシも1.5%と高い。
ぼくは成人病のデパートなので、処方薬を買うときに試してみたい。
マツキヨはちょっと遠いけど、健康のために歩くことにもなるだろう。
(処方薬でポイント還元される場合とされない場合がある。たぶん最近法改正があって、されるようになったと思う。)
なお、ポイントはすぐにチャージに使えるのがいい。
ポイントチャージは月に1回出来る。
普通何らかの買い物をしなければ出来なかったり、手数料を引かれたり、いろいろ条件があるのだが、それがない。
auショップに行くともらえる
auショップというところは、携帯電話の購入や解約、故障時の修理依頼などしか普通は行かないが、いまはau WALLETのために「ウェルカムガチャ」という一種の電子福引マシーンがあって、そこで運試しをすることができる。5、10、100、500、1000、3000円のいずれかがもらえる。
3000円もらえたらうれしい。
早速通りがかりのauショップに入ってみる。
「いらっしゃいませ!」と待ち構えていた受付の人に言われる。
「あ、ちょっとこれを・・・」と言ってカードをひらひら見せ、ガチャを引きに来ただけの貧乏人だという身分を明かすと、向こうも「あっ・・・あぁ・・・」みたいな気まずい雰囲気になる。
それからマシーンのセンサーに向かってかざす。
中にICが入っていて、非接触で福引が始まる。
始まる、はずだったのだが、これがいつまで経っても始まらない。
何回もいろんな向きにしたり、こすりつけてみたりしても始まらない。
そのうち係員の人が来て、さらに詳しい人を呼んだりして、結構な大騒ぎになった。
けっきょく何らかの技術者の人が来て、ハリボテの箱を開けた。
端末自体はiPadだったが、センサーを抜いて、iPadを再起動し、またセンサーを挿すと、なんとなく使えるようになった。
改めてカードをかざすとルーレット的なものが回るので、ストップボタンを押すと、「5ポイントです!」と言われた。
わー5円もらえてうれしいなー。
別のショップに通りがかったときにまた引いてみた。
今年いっぱい、1日1回、月3回できるそうである。
ところが! ここもまったく同じトラブルがあって、何らかの技術者の人が出てきて、iPadを再起動し、センサーを抜き差ししないと使えなかった。
auの人直した方がいいよ!
5円もらえた。
次の日も5円もらえたから、ぼくの7月は15円追加収入になった。
でもauショップに言って、店の人とやりとりをする手間を考えたら、完全に合わない。
これで楽しい、うれしい、ハッピーな気分になる人はいないと思う。
むしろ物悲しい気分になった。
もう行かない。
わざわざ用もないのにお店に進入して、お店の人の迷惑そうな視線に耐えながら、3000円ぽっち当ててもうれしくないのである。
使える店と使えない店
au WALLETは、使える店と使えない店がある。まず、カード払いで買えないものは当然買えない。
さっきメイチで引き出してチャージのワクを空ける話をしたが、ここで換金性のあるものを買えばいいのではないか、と思ったが、なかなかうまくいかない。
消費税が上がるときに三菱マテリアルで金貨を買った時は、クレジットカードは使えなかった。
仕方ないから45万円現金輸送したが、あの時はドッキドキだった。
他にも、夜店のたこ焼きとか、新宿駅でおばさんが売っている手書きの詩集とか、月蝕歌劇団の生写真が当たるおみくじとか、ああいう手売り商売のものはとうぜん買えない。
だから現金を全廃することはできないのである。
次に、他のクレカは使えるのになぜか使えない店がある。
セブン&アイグループで使えるnanaco(ナナコ)というプリペイドカードがあって、これもクレジットでチャージできるのだが、なぜかau WALLETのチャージは出来ない。
水道、ガス、電気、電話の4大料金を全部ぼくはカードで払っているが、これがau WALLETは出来ない。
与信枠を使わないので、月々払いには使えないそうだ。
他に「なぜか」使えないショップがあるとネットの噂になっている。
ローソンで使えないと書かれていたサイトがあったので、あえて使ってみたが、別に大丈夫だった。
これ、「MasterCard一回払いで」と言わずに「au WALLETで」とか「電子マネーで」というとややこしいころになるらしいから、そのせいではないだろうか。
それにしても、わざわざネットネタの検証するためにローソンでミントなんか買ってみるのは、完全な無駄遣いである。
凶悪なのがDMM.comだ。
まず普通に決済用クレカとして登録しようとしたが、出来ない。
これは番号を入れるなりエラーになる。
「DMMマネー」というものがあって、これは「楽天あんしん支払い」か「WebMoney」で買うことができるので、これ経由でできるのではないか。
ところが!「DMMマネー」ではできることが制限しているのだ。
具体的に言うと単品レンタルが出来ない。
また、月額レンタルの安いコースが使えない。
「DMMマネー」はものすごく使い勝手が悪く、なんとかしてクレカを登録させようと誘導してくる。
別にクレカぐらい登録してもかまわない場合は登録すればいいのだが、au WALLETを使おうとすると苦労する。
ユーザーは何がうれしいか
大騒ぎして書いてきたが、けっきょく何がトクをするのだろうか。なんでもカード払いにする習慣にすれば、現金を持ち歩く必要が減る。
よくカードは怖い、というが、必要以上に使ったり、分割払いにしたり、最悪のリボ払いにしたりする浪費癖が怖いのであって、制御する自信があれば変わらないだろう。
au WALLETは10万円しかチャージ出来ず、分割もリボも出来ない、おとなしいカードである。
人に使われたらどうなるだろうか。
この点も、やはりチャージ10万円で1回払いのみなのでそこそこ安全である。
そもそも「人にカードを使われたらどうか」というのは、ぼくはそれほど危険だと思わない。
というのは、いまどきすぐに知らせが来るからである。
マネーフォワードにも記録が残る。
どの店でいくら使っています、ということがすぐ分かる。
現金だとそうはいかない。
身に覚えのないカード支払いがあったら主張することが出来るが、現金を盗まれたら、その現金で何を買われてもこっちは知るすべがないのである。
auがガンガン宣伝してくれたおかげで、コンビニやスーパーなどでのカジュアルな支払いもサインレスですることが出来る。
だから小銭を使わずに済むのでわずらわしくない。
100円ぽっちのものを買って「カードでお願いします」というのは心理的に抵抗があったが、それがなくなるのはうれしい。
しかしまあ、そんなに大喜びするほどのことではない。
キャリア側は何がうれしいか
まずau電話料金やauひかり料金とポイントが共通化しているので、ユーザーの囲い込みの強力ツールとして使える。(au電話を使えわなくても、au.netにau IDを登録すれば使えるらしい。ぼくはauユーザーだからよく分からない。)
あと、じぶん銀行や提携先企業の宣伝になる。
あと、いつまでたってもおサイフケータイに対応しないiPhone対策、ということもあるのではないか。
普通の電子マネーだとそれほどうれしくないが、クレジットライクで使える店がクンと多いのは特色がある。
また、Tポイントで有名な行動追跡、ターゲットマーケッティングである。
これはセキュリティマニア、プライバシーフリークの人の報告を待ちたいが、なにしろ携帯電話と紐付いているので、これがフルで使えたらすごいことになるだろう。
ぼくはというと、もうこの手のことにいちいち気を使うのが疲れてきている。
まあそんなに狂ったように使っているわけではないので、問題になったら対策しようと思う。
ということで、扇情的なサイトが多いようだが、「めでたさも中くらいなり」ぐらいのカードである。
くれぐれもうれしがって過剰に使わないようにしたい。
そんな価値は、ない。