今日(2014年7月14日)、池袋シアターグリーンBASE THEATERで、ファルスシアター「アウト・オブ・オーダー」を見た。
初日である。
初日である。
もともと月蝕歌劇団と少女人形舞台に出ていた梁島惇子さんが出られると聞いて見に来た。
やなしまさんは月蝕とか少女人形舞台の中ではキリッとした美人で、他の舞台でどんな姿になるのか興味津々だった。
シアターグリーンは、池袋の駅からちょっと歩いたところに突如出現するお寺の隣にある。
3つの劇場が緑に囲まれて隣接していている。
ツイッターで予約したら、今日は満員だから早めに来たほうがいいかもしれませんと連絡をもらっていたので、18時30分開場のところを18時過ぎに行った。
結果的に18時15分ぐらいにはすごい人が大挙して押し寄せてきたので、早めに行って良かったなーと思った。
ファルスシアターという名の通り、farce(笑劇)を演じている劇団のようだ。
ぼくはこの劇団は初めて見たが、腹を抱えて笑った。
超ウェルメイドプレイのシチュエーションコメディである。
一行もネタバレを書かない。
来週の火曜日までやっているので、ぜひ機会がある人は行って下さい。
なお、今回はファルス・チームとチャレンジ・チームの2チーム日替わりで、ぼくが見に行ったのはファルス・チームの方である。
ぼくは一昨年から急に観劇に目覚めて集中的にいろいろな舞台を見ているが、どちらかというと、というか完全に、前衛劇やアングラ劇に偏って見ていた。
今日見たのはまったく逆方向の、ピントがぴったり合った芝居だ。
これはこれで大変だな!と思う。
写実的な絵と一緒で、ちょっとデッサンが狂っていてもバレてしまう。
異常にハイテンションな内容で、リズムを崩さずに全員が演技するのもスゴイな!と思った。
ぼくは人を笑わせる人が大好きで、尊敬している。
自分でも文章を書く中で、いちおう大事にしている部分でもある。
人を泣かせたり、感心させたりするのは結構カンタンだが、笑わせるのは大変むずかしい。
しかも、あの人は人を笑わせようとする人だ、笑って欲しい人なんだ、と思われると、それだけで色眼鏡で見てくる残念な人も、世間には多いのである。
だから、こんなプロの役者さんが、笑いを追求しているところに感銘を受けた。
口幅ったい言い方だが、俺もガンバルゾーと思ったのである。
状況が主役であるシチュエーションコメディというのも大好きだが、今までぼくは、シットコムである以上、顔芸や口調で笑わせるのは邪道だと思っていた。
しかし今日見た役者さんたちは、顔芸や口調の芸もバンバン取り入れていて、しかもそれがあざとくなく、ストーリーの流れに自然に組み込まれているのがすごいなと思った。
お客さんも後半は波を打って笑っていて、芝居のセリフと笑い声がスイングしていて本当に良かった。
政治家秘書が出てくる話だが、登場人物の政治的な立ち位置がまったく分からない、政治の話がまったく出てこないところ、そして全員それが当然だと思っているところが、逆にすごいブラックユーモアである。
政治の話なんかしてる場合じゃないのである。
役者さんとしては、主役のミスター・ウィリーを演じた佐藤竜さんが、変な感想だが、すごくガタイが良くてガッチリしているのがおかしかった。
大きな体の佐藤さんが、ソファに体を縮めてチョコンと座っていたり、身軽に飛び跳ねたり細かい表情で笑わせるところが、なんともおかしかったのである。
やなしまさんはやはり美しく、ちょっとセクシーもありで見ていて普通にドキドキしたが、ストーリーが進むにつれてコメディエンヌぶりを発揮していて、ノリノリで良かった。
やなしまさんは月蝕とか少女人形舞台の中ではキリッとした美人で、他の舞台でどんな姿になるのか興味津々だった。
シアターグリーンは、池袋の駅からちょっと歩いたところに突如出現するお寺の隣にある。
3つの劇場が緑に囲まれて隣接していている。
ツイッターで予約したら、今日は満員だから早めに来たほうがいいかもしれませんと連絡をもらっていたので、18時30分開場のところを18時過ぎに行った。
結果的に18時15分ぐらいにはすごい人が大挙して押し寄せてきたので、早めに行って良かったなーと思った。
ファルスシアターという名の通り、farce(笑劇)を演じている劇団のようだ。
ぼくはこの劇団は初めて見たが、腹を抱えて笑った。
超ウェルメイドプレイのシチュエーションコメディである。
一行もネタバレを書かない。
来週の火曜日までやっているので、ぜひ機会がある人は行って下さい。
なお、今回はファルス・チームとチャレンジ・チームの2チーム日替わりで、ぼくが見に行ったのはファルス・チームの方である。
ぼくは一昨年から急に観劇に目覚めて集中的にいろいろな舞台を見ているが、どちらかというと、というか完全に、前衛劇やアングラ劇に偏って見ていた。
今日見たのはまったく逆方向の、ピントがぴったり合った芝居だ。
これはこれで大変だな!と思う。
写実的な絵と一緒で、ちょっとデッサンが狂っていてもバレてしまう。
異常にハイテンションな内容で、リズムを崩さずに全員が演技するのもスゴイな!と思った。
ぼくは人を笑わせる人が大好きで、尊敬している。
自分でも文章を書く中で、いちおう大事にしている部分でもある。
人を泣かせたり、感心させたりするのは結構カンタンだが、笑わせるのは大変むずかしい。
しかも、あの人は人を笑わせようとする人だ、笑って欲しい人なんだ、と思われると、それだけで色眼鏡で見てくる残念な人も、世間には多いのである。
だから、こんなプロの役者さんが、笑いを追求しているところに感銘を受けた。
口幅ったい言い方だが、俺もガンバルゾーと思ったのである。
状況が主役であるシチュエーションコメディというのも大好きだが、今までぼくは、シットコムである以上、顔芸や口調で笑わせるのは邪道だと思っていた。
しかし今日見た役者さんたちは、顔芸や口調の芸もバンバン取り入れていて、しかもそれがあざとくなく、ストーリーの流れに自然に組み込まれているのがすごいなと思った。
お客さんも後半は波を打って笑っていて、芝居のセリフと笑い声がスイングしていて本当に良かった。
政治家秘書が出てくる話だが、登場人物の政治的な立ち位置がまったく分からない、政治の話がまったく出てこないところ、そして全員それが当然だと思っているところが、逆にすごいブラックユーモアである。
政治の話なんかしてる場合じゃないのである。
役者さんとしては、主役のミスター・ウィリーを演じた佐藤竜さんが、変な感想だが、すごくガタイが良くてガッチリしているのがおかしかった。
大きな体の佐藤さんが、ソファに体を縮めてチョコンと座っていたり、身軽に飛び跳ねたり細かい表情で笑わせるところが、なんともおかしかったのである。
やなしまさんはやはり美しく、ちょっとセクシーもありで見ていて普通にドキドキしたが、ストーリーが進むにつれてコメディエンヌぶりを発揮していて、ノリノリで良かった。