先週カバンを無印良品のに変えた。
無印のカバンはシンプルで格好いいデザインだが、以前愛用していたユニクロのに比べて、小さいポケットがグンと少ないので、細かいものの収納が大変になってしまった。
そこで、ある程度機能的な収納小物を併せて持ち歩くことにした。
まず、ペンホルダーと簡単なポケットのついたメモ帳ケースを買った。
無印のカバンはシンプルで格好いいデザインだが、以前愛用していたユニクロのに比べて、小さいポケットがグンと少ないので、細かいものの収納が大変になってしまった。
そこで、ある程度機能的な収納小物を併せて持ち歩くことにした。
まず、ペンホルダーと簡単なポケットのついたメモ帳ケースを買った。
メモ帳選びは結構たいへんである。
無印やダイソーでもいいものがあると聞くが、モノがいいだけではダメで、すぐに廃版になってしまうとやっかいだ。
結局ある程度ブランド感がある定番商品を使うことになる。
この手の商品ではロディアとモレスキンが有名だ。
モレスキンは糸で閉じた手帳で、本のように栞が入っていて今日書き始める日を指すことができ、表紙が硬いので立って書くこともできる。
しかし、大きさがやや大振りである。
あと、ページを簡単に切り離せない。
ロディアは縦に開くブロックメモで、ミシン目が入っていてどんどん切り離せる。
ぼくのメモ帳の用途は、人と話していたりして咄嗟にメモを取ったり図解で説明したりするものだ。
当然すぐいらなくなるので、家に帰ってPCに転記したり、電車の中でiPhoneに転記したり、写真に撮ったりしてデジタル化する。
字が汚いのですぐに読めなくなるのだ。
また、モノを管理できないのですぐに無くしてしまったり、水没させてしまったりする。
紙の手帳に重要な情報を書いて管理するというのは、出来る人は快適なのだろうが、ぼくは無理だ。
しかし話をしていてプチプチiPhoneにメモをするのは無理があるので、入力はさっとメモ用紙に書いて、転記して、捨てる。
これがぼくについてはプラクティカルなソリューションである。
(野口悠紀雄氏がソルーションと書いているが、そっちの方が正しい表記なのだろうか)
書いては消すのは紙がもったいないので、小さな白板を持ち歩けばいいという説もある。
NU\Boardという商品が有名であって、ぼくはこれはこれで持っているが(なんでもすぐ買うなー)表面がすぐに汚れてしまうのと、小さい白板マーカーがすぐに汚れてしまうのと、大きさがちょっと大きいのでこの用途には難しいと分かった。
いろいろ考えて、ロディアのNo.11というのに落ち着いた。
定番と呼ばれるものは、やはりそれだけ時間を耐えぬいてきた理由があるのである。
これだったらまず廃版にならないだろう。
小さいが、両面に方眼があって書きやすい。
方眼の印刷が濃い、という悪評があるが、ぼくはちょうど良かった。
それで、革製のケースを買った。
まず、表紙が補強されるので立っていても書ける。
ペンホルダーが付いているのも便利である。
ユニクロのカバンにはペンホルダーがついていたが、無印のにはついていないので、これが目的でもあった。
また、小さなポケットが付いている。
2つのミーティングに出るときに、1つめのメモを破って入れておくことができる。
破れる使い捨てメモが便利なのは、白紙の面が常に最前面に出せることである。
これで、開けばすぐに書く状態で起動できる。
パソコンやiPhoneでは得られない、筆記に特化した製品の気安さである。
(メモ用紙1枚だけを保持する革製品、ジョッターというのを持ち歩けば快適だという話なのだが、ぼくにはあれは大きすぎ、気取りすぎている気がするので使っていない。)
ロディアケースもいろいろあるのだが、下のブログを読んでいてこの本革のにした。
買っちゃいました! 本革ロディアカバー No.11サイズ|雑貨と音楽とGoods
このブログの人、モノを勧めるのがうまいな!
太さ可変のペンホルダーというのが特に気に入って買うことにした。
楽天でポチるとすぐ届いた。
これが、無印のカバンの外ポケットにぴったり入るのである。
ぴったりすぎてあつらえたようだ。
ロディア単体だと小さいので奥に落ちてしまう。
ボールペンも一緒に持ててナイスな感じ。
メモは絶対にボールペンと一緒に使うから、ペンホルダーがある方が自然なのだ。
外ポケットだと雨の時に怖いが、このケースに入れて折り畳み側を上にしておくと、じゃっかん雨に耐えやすくなる。
ペンは例によってラミー2000にしてみた。
(芯はゼブラ4Cのに替えている。)
もう少し短いペンが引っかからなくていいかもしれないが、短くてある程度重みがあって4色のがないのである。
まだ数日しか使っていないが、すごく快適である。
2800円とは思えない。
いい買い物シタナー。
★★★
さて、いい話の次はトホホ話である。
やはり新カバンに合わせて荷物を減らす一環として、カードがいっぱい入る財布を導入することにした。
長財布を使うとお金持ちになる(2つ折りの財布を使うとお金が痛がるから)とかいう説があって、ぼくも危うく転びそうになったが、財布は絶対2つ折りが便利である。
それも小銭いれ一体型が良い。
長財布だとホールド感がない。
とくに小銭を出すときに最悪だと思うのである。
まあ好みだ。
それで、アニエスベーの黒い奴を数年使っているのだが、だんだん煮しめたように草臥れてきた。
それでもまだまだ使えば使えるのだが、不満があって、カードの収納力が少ないのである。
カードといっても、クレカを何十枚も持っているわけではなく、会員カードや診察券など、最近のしょうもない文明がもたらしたカードがカバンにあふれているのである。
しょうがないからカードケースを別に持ち歩いているが、これが無駄な気がする。
そこで、2つ折り財布の中にフラップ式のカードケースが入っている財布を買おうと思った。
武蔵小杉スクエアに入っている「ハンズ・ビー」に行ってみた。
「ハンズ・ビー」は東急ハンズからスピンオフしたものだが、ソニープラザとかスパイラルマーケットのような文房具ガジェットを売っているややナンパな店である。
武蔵小杉のビーは、モレスキンはあるのにロディアはないぐらいの品揃えであって、もう少し頑張れという気がしないでもない。
(もっとも、冬に買ったベッドルームアスレチックスのルームシューズが結構良かった。)
2つ折りの財布を買った。
あまり吟味せず、パッと買った。
ここで面白いことがあった。
店頭に置いてあったのを渡すと、それからタグを取って包装しようとする。
あわてて「えっ、それ、現品限りですか。見本ですよね。大勢の人が触り倒しているんですが」と少々キツい口調で言ってしまった。
すると店員さんが「あっ失礼しました」と言って店の奥から化粧箱入りの新品を出してきた。
あぶないあぶない。
まあことさらに騒ぎ立てるほどのことはなくて、店員さんも不慣れっぽい人であったので、簡単なミスだったんだろう。
とりあえず、ぼくはこういうのドン臭くて、あとで気づいてくやしい思いをするのだが、この時はすぐに気づいてよかった。
家に帰ってお金を移し、カードをパンパンに入れて、無印のカバンに入れてみた。
失敗した、と思った。
財布がすごくデカいのである。
サイズ的には、お金を2つ折りしたサイズであって、アニエスベーのと変わらない。
しかし、カードをいっぱいいれると、すごく膨らんで、大ぶりのハンバーガーぐらいの感じになるのである。
引っかかって、カバンから出てこない。
これはたまらない、と思って、使用を中止することにした。
こんなロードテストを店頭でできるものだろうか。
カードを入れたり、カバンに入れたりするのは穏当でない気がする。
店員さんに断って試せば良かった気もするが、この店は人気があって地域の人でごった返していたのである。
まあしょうがないが、買ってしまった。
1万8百円もしたのである。
これ、返品できるものだろうか。
化粧箱、包装、注意書きは全部揃っている。
使用感はほとんどない。
ただ1つ購入時と違うのが、帯封を破ってしまったことだ。
レシートは持っている。
(くしゃくしゃにしてゴミ箱に入っているのを引っ張りだした。)
ということで、ダメモトでまたお店に行った。
「不注意なんですが、実際に使う人が、でかいから使えないと言っています」と、ちょっと事実を脚色した言い訳をした。
ちょっとお待ちください、と言って商品の状態を調べ、ほどなく返品となった。
前日使ったクレカを渡すと、その場でクレジットバックになったのである。
良かったー!
これが小売店の標準的な対応か分からない。
迷惑と感じるお店もあるだろう。
いずれにしてもハンズビーではすぐに気持ちよく対応してくれて良かった。
またこのお店を利用しようと思ったのである。
あとぼくは、もうちょっと買い物を慎重にすべきだ。
無印やダイソーでもいいものがあると聞くが、モノがいいだけではダメで、すぐに廃版になってしまうとやっかいだ。
結局ある程度ブランド感がある定番商品を使うことになる。
この手の商品ではロディアとモレスキンが有名だ。
モレスキンは糸で閉じた手帳で、本のように栞が入っていて今日書き始める日を指すことができ、表紙が硬いので立って書くこともできる。
しかし、大きさがやや大振りである。
あと、ページを簡単に切り離せない。
ロディアは縦に開くブロックメモで、ミシン目が入っていてどんどん切り離せる。
ぼくのメモ帳の用途は、人と話していたりして咄嗟にメモを取ったり図解で説明したりするものだ。
当然すぐいらなくなるので、家に帰ってPCに転記したり、電車の中でiPhoneに転記したり、写真に撮ったりしてデジタル化する。
字が汚いのですぐに読めなくなるのだ。
また、モノを管理できないのですぐに無くしてしまったり、水没させてしまったりする。
紙の手帳に重要な情報を書いて管理するというのは、出来る人は快適なのだろうが、ぼくは無理だ。
しかし話をしていてプチプチiPhoneにメモをするのは無理があるので、入力はさっとメモ用紙に書いて、転記して、捨てる。
これがぼくについてはプラクティカルなソリューションである。
(野口悠紀雄氏がソルーションと書いているが、そっちの方が正しい表記なのだろうか)
書いては消すのは紙がもったいないので、小さな白板を持ち歩けばいいという説もある。
NU\Boardという商品が有名であって、ぼくはこれはこれで持っているが(なんでもすぐ買うなー)表面がすぐに汚れてしまうのと、小さい白板マーカーがすぐに汚れてしまうのと、大きさがちょっと大きいのでこの用途には難しいと分かった。
いろいろ考えて、ロディアのNo.11というのに落ち着いた。
定番と呼ばれるものは、やはりそれだけ時間を耐えぬいてきた理由があるのである。
これだったらまず廃版にならないだろう。
小さいが、両面に方眼があって書きやすい。
方眼の印刷が濃い、という悪評があるが、ぼくはちょうど良かった。
それで、革製のケースを買った。
まず、表紙が補強されるので立っていても書ける。
ペンホルダーが付いているのも便利である。
ユニクロのカバンにはペンホルダーがついていたが、無印のにはついていないので、これが目的でもあった。
また、小さなポケットが付いている。
2つのミーティングに出るときに、1つめのメモを破って入れておくことができる。
破れる使い捨てメモが便利なのは、白紙の面が常に最前面に出せることである。
これで、開けばすぐに書く状態で起動できる。
パソコンやiPhoneでは得られない、筆記に特化した製品の気安さである。
(メモ用紙1枚だけを保持する革製品、ジョッターというのを持ち歩けば快適だという話なのだが、ぼくにはあれは大きすぎ、気取りすぎている気がするので使っていない。)
ロディアケースもいろいろあるのだが、下のブログを読んでいてこの本革のにした。
買っちゃいました! 本革ロディアカバー No.11サイズ|雑貨と音楽とGoods
このブログの人、モノを勧めるのがうまいな!
太さ可変のペンホルダーというのが特に気に入って買うことにした。
楽天でポチるとすぐ届いた。
これが、無印のカバンの外ポケットにぴったり入るのである。
ぴったりすぎてあつらえたようだ。
ロディア単体だと小さいので奥に落ちてしまう。
ボールペンも一緒に持ててナイスな感じ。
メモは絶対にボールペンと一緒に使うから、ペンホルダーがある方が自然なのだ。
外ポケットだと雨の時に怖いが、このケースに入れて折り畳み側を上にしておくと、じゃっかん雨に耐えやすくなる。
ペンは例によってラミー2000にしてみた。
(芯はゼブラ4Cのに替えている。)
もう少し短いペンが引っかからなくていいかもしれないが、短くてある程度重みがあって4色のがないのである。
まだ数日しか使っていないが、すごく快適である。
2800円とは思えない。
いい買い物シタナー。
★★★
さて、いい話の次はトホホ話である。
やはり新カバンに合わせて荷物を減らす一環として、カードがいっぱい入る財布を導入することにした。
長財布を使うとお金持ちになる(2つ折りの財布を使うとお金が痛がるから)とかいう説があって、ぼくも危うく転びそうになったが、財布は絶対2つ折りが便利である。
それも小銭いれ一体型が良い。
長財布だとホールド感がない。
とくに小銭を出すときに最悪だと思うのである。
まあ好みだ。
それで、アニエスベーの黒い奴を数年使っているのだが、だんだん煮しめたように草臥れてきた。
それでもまだまだ使えば使えるのだが、不満があって、カードの収納力が少ないのである。
カードといっても、クレカを何十枚も持っているわけではなく、会員カードや診察券など、最近のしょうもない文明がもたらしたカードがカバンにあふれているのである。
しょうがないからカードケースを別に持ち歩いているが、これが無駄な気がする。
そこで、2つ折り財布の中にフラップ式のカードケースが入っている財布を買おうと思った。
武蔵小杉スクエアに入っている「ハンズ・ビー」に行ってみた。
「ハンズ・ビー」は東急ハンズからスピンオフしたものだが、ソニープラザとかスパイラルマーケットのような文房具ガジェットを売っているややナンパな店である。
武蔵小杉のビーは、モレスキンはあるのにロディアはないぐらいの品揃えであって、もう少し頑張れという気がしないでもない。
(もっとも、冬に買ったベッドルームアスレチックスのルームシューズが結構良かった。)
2つ折りの財布を買った。
あまり吟味せず、パッと買った。
ここで面白いことがあった。
店頭に置いてあったのを渡すと、それからタグを取って包装しようとする。
あわてて「えっ、それ、現品限りですか。見本ですよね。大勢の人が触り倒しているんですが」と少々キツい口調で言ってしまった。
すると店員さんが「あっ失礼しました」と言って店の奥から化粧箱入りの新品を出してきた。
あぶないあぶない。
まあことさらに騒ぎ立てるほどのことはなくて、店員さんも不慣れっぽい人であったので、簡単なミスだったんだろう。
とりあえず、ぼくはこういうのドン臭くて、あとで気づいてくやしい思いをするのだが、この時はすぐに気づいてよかった。
家に帰ってお金を移し、カードをパンパンに入れて、無印のカバンに入れてみた。
失敗した、と思った。
財布がすごくデカいのである。
サイズ的には、お金を2つ折りしたサイズであって、アニエスベーのと変わらない。
しかし、カードをいっぱいいれると、すごく膨らんで、大ぶりのハンバーガーぐらいの感じになるのである。
引っかかって、カバンから出てこない。
これはたまらない、と思って、使用を中止することにした。
こんなロードテストを店頭でできるものだろうか。
カードを入れたり、カバンに入れたりするのは穏当でない気がする。
店員さんに断って試せば良かった気もするが、この店は人気があって地域の人でごった返していたのである。
まあしょうがないが、買ってしまった。
1万8百円もしたのである。
これ、返品できるものだろうか。
化粧箱、包装、注意書きは全部揃っている。
使用感はほとんどない。
ただ1つ購入時と違うのが、帯封を破ってしまったことだ。
レシートは持っている。
(くしゃくしゃにしてゴミ箱に入っているのを引っ張りだした。)
ということで、ダメモトでまたお店に行った。
「不注意なんですが、実際に使う人が、でかいから使えないと言っています」と、ちょっと事実を脚色した言い訳をした。
ちょっとお待ちください、と言って商品の状態を調べ、ほどなく返品となった。
前日使ったクレカを渡すと、その場でクレジットバックになったのである。
良かったー!
これが小売店の標準的な対応か分からない。
迷惑と感じるお店もあるだろう。
いずれにしてもハンズビーではすぐに気持ちよく対応してくれて良かった。
またこのお店を利用しようと思ったのである。
あとぼくは、もうちょっと買い物を慎重にすべきだ。