また月蝕歌劇団の話。
昨日、18日日曜日をもって、怒涛の2連続公演も終わった。
この劇団はなぜ2連続公演するのか、いぜん高取氏がおっしゃっていたことには、チラシも1枚で済み、打ち上げも1回で済むから、安く上がるとのことだ。
へぇー。
昨日、18日日曜日をもって、怒涛の2連続公演も終わった。
この劇団はなぜ2連続公演するのか、いぜん高取氏がおっしゃっていたことには、チラシも1枚で済み、打ち上げも1回で済むから、安く上がるとのことだ。
へぇー。
ぼくは『ドグラ・マグラ』を初日と日曜日の2回、『疫病流行記』を2日目と千秋楽の2回見た。
両方とも劇評的なことを一応書いたのだが、細かい話で自分的に面白いことがあったので、自分用にメモを書く。
公演後ということで、ネタバレ上等で書く。
ぼくは年額500円で加入できるファンクラブ「エクリプスの会」に入っていたので、予約はしなかったが、結局最前列で見られた。
ぼくは目が悪いので最前列で見たい方である。
一度はメガネを忘れてしまったので、最前列で見ていても分からないことがあった。
たとえば女郎たちが背中に「梅毒」と油性マジックで刺青をしていたのが、最初に見た時分からなかった。
その場面で「梅毒の海を越えて来いというのか」というセリフがあった。
「海という字の中には母がある」と書いたのは三好達治であったが、「梅毒の海」という言葉には母が3つもあって面白いなーと思った。
そう言えば「母三人という映画のキャッチコピーは、三倍泣かせる映画でした」というセリフが、前回の「家出のすすめ」に出てきたなー。
前回見た時は『疫病流行記』は良く分からないと書いたのだが、2回見るとストンと腑に落ちるものがあって良くわかった。
なるほど、あの建物にあんな秘密があったとわー!
ていうかぼくは演劇の把握力があまりないのだろうなー。
『疫病流行記』は、誰も予期しないアッと驚く神のシナリオがあって、主要登場人物の一人、湖原芽生さんが、千秋楽前に負傷して車椅子に乗っての出演となった。(※2014-05-20加筆:負傷ではなく腰痛とのこと。スミマセン)
えええー!
でも、ぼくなんかの目にはそれがアクシデントだと分からず「なかなかスゴい演出だなー!」、「車椅子に乗った演技もスゴいな」と感心していた。
ていうかぼくが見る目なさすぎ!?
でも、千秋楽の朝に女優さんが一人足腰立たないと分かって、シナリオを修正して関係者全員でセリフとダンドリを全部変えて覚えるのって大変じゃないだろうか。
これもまた感動的だ。
月蝕は縁日的というか、いい意味で文化祭的な物販が多くあって、究極は役者の手描きで生写真が当たる「月蝕おみくじ」を開場前に売る。
各々の役者が工夫を凝らして、キャラを発揮して描くのだが、今回は柴奏花さんが寺山修司の名言にイラストを付けて書いていたのが面白かった。(※2014-05-20加筆:「東京中の猫を殺せ~」は高取氏の言葉だそうだ。スミマセン)
これ「ポケットに名言を」全部やって欲しい。
急にしょうもない話になるが、ぼくは歳のせいかおしっこが近くて苦労している。
とくに映画演劇講演は困る。
2時間も座っていると絶対に行きたくなるのだ。
それで、今回は昼食後は水分を取らないようにしていた。
当然喉が乾くが、今回はミントキャンディMINTIAを胸のポケットに忍ばせていた。
暗転の、一瞬の間隙を衝いてMINTIAを一粒含む。
喉の渇きが癒されるし、しゃっきりした気分で観劇に望める。
これはなかなかいい観劇ハックだと思った。
他にも、副都心線から丸ノ内線に乗り換えるときはオレンジの改札でICカードをスキャンすると初乗り料金を取られないとか、丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅の対向式プラットホームは青梅街道の新宿を見て左側から乗れば新宿に戻れるとか、同じ劇場に何回も行っているとそういうことを覚えた。
ぼくなんかほうっておくといくらでも部屋に閉じこもっているので、こんな風に楽しく外出する機会があって良かった。
両方とも劇評的なことを一応書いたのだが、細かい話で自分的に面白いことがあったので、自分用にメモを書く。
公演後ということで、ネタバレ上等で書く。
ぼくは年額500円で加入できるファンクラブ「エクリプスの会」に入っていたので、予約はしなかったが、結局最前列で見られた。
ぼくは目が悪いので最前列で見たい方である。
一度はメガネを忘れてしまったので、最前列で見ていても分からないことがあった。
たとえば女郎たちが背中に「梅毒」と油性マジックで刺青をしていたのが、最初に見た時分からなかった。
その場面で「梅毒の海を越えて来いというのか」というセリフがあった。
「海という字の中には母がある」と書いたのは三好達治であったが、「梅毒の海」という言葉には母が3つもあって面白いなーと思った。
そう言えば「母三人という映画のキャッチコピーは、三倍泣かせる映画でした」というセリフが、前回の「家出のすすめ」に出てきたなー。
前回見た時は『疫病流行記』は良く分からないと書いたのだが、2回見るとストンと腑に落ちるものがあって良くわかった。
なるほど、あの建物にあんな秘密があったとわー!
ていうかぼくは演劇の把握力があまりないのだろうなー。
『疫病流行記』は、誰も予期しないアッと驚く神のシナリオがあって、主要登場人物の一人、湖原芽生さんが、千秋楽前に負傷して車椅子に乗っての出演となった。(※2014-05-20加筆:負傷ではなく腰痛とのこと。スミマセン)
えええー!
でも、ぼくなんかの目にはそれがアクシデントだと分からず「なかなかスゴい演出だなー!」、「車椅子に乗った演技もスゴいな」と感心していた。
ていうかぼくが見る目なさすぎ!?
でも、千秋楽の朝に女優さんが一人足腰立たないと分かって、シナリオを修正して関係者全員でセリフとダンドリを全部変えて覚えるのって大変じゃないだろうか。
これもまた感動的だ。
月蝕は縁日的というか、いい意味で文化祭的な物販が多くあって、究極は役者の手描きで生写真が当たる「月蝕おみくじ」を開場前に売る。
各々の役者が工夫を凝らして、キャラを発揮して描くのだが、今回は柴奏花さんが寺山修司の名言にイラストを付けて書いていたのが面白かった。(※2014-05-20加筆:「東京中の猫を殺せ~」は高取氏の言葉だそうだ。スミマセン)
これ「ポケットに名言を」全部やって欲しい。
急にしょうもない話になるが、ぼくは歳のせいかおしっこが近くて苦労している。
とくに映画演劇講演は困る。
2時間も座っていると絶対に行きたくなるのだ。
それで、今回は昼食後は水分を取らないようにしていた。
当然喉が乾くが、今回はミントキャンディMINTIAを胸のポケットに忍ばせていた。
暗転の、一瞬の間隙を衝いてMINTIAを一粒含む。
喉の渇きが癒されるし、しゃっきりした気分で観劇に望める。
これはなかなかいい観劇ハックだと思った。
他にも、副都心線から丸ノ内線に乗り換えるときはオレンジの改札でICカードをスキャンすると初乗り料金を取られないとか、丸ノ内線南阿佐ヶ谷駅の対向式プラットホームは青梅街道の新宿を見て左側から乗れば新宿に戻れるとか、同じ劇場に何回も行っているとそういうことを覚えた。
ぼくなんかほうっておくといくらでも部屋に閉じこもっているので、こんな風に楽しく外出する機会があって良かった。