4月26日土曜日、新中野のライヴハウス「Studio NOV」で催された少女人形舞台公演「☆少女人形舞台幻奏の宴 vol.16☆~人魚の吐息が聴こえるような~」を見に行った。

doll16
前回のvol.15が3月22日だから、ほぼ1ヶ月おきに開演されている。
覚えるの大変だろうなーと思った。
一ヶ月おきに演劇って出来るんだろうか。
いや、現実にやっているから出来ているのだが、目の当たりにしているのが信じられない。
というのは大げさだけど、すごいなーと思った。

今回の「幻奏の宴」は人魚を題材にした朗読、寸劇に、11曲の歌を合わせたものだった。
もう3回めになるので、人間がドールを演じることへの驚きはもうないけど、その分内容が深く味わえる。
少女がドールになっていることがむしろ自然に思える。
海辺のホテルでさまよっている男の物語を、中野の地下のライブハウスで見る不思議な感じが良かった。

関係ないけど、人魚で思い出した話。
10年ぐらい前に、テレビのニュースで見たのだが、アメリカのある町に住んでいる幼い少女が、父親を亡くして、塞ぎこんでしまった。
それで、カウンセラーのアドバイスで、父親へ手紙を書いて、それを風船に付けて飛ばすことになったそうだ。
娘は父が生前に良く話してくれた人魚姫の話を書いて、母と一緒に空に飛ばした。
その風船が気流に乗って、遠くはなれたカナダの海辺の町に届いた。
その町の名前が、偶然にもマーメイドだった。
マーメイドの人々は、手紙と自分たちの町の名前の奇跡的な符合に感動し、こぞって少女に手紙やプレゼントを贈り、それを見て少女は元気を取り戻したと言う。
と、いう話をテレビで見て、いつかブログに書こうと思っていたのだ。
いま、書くにあたってウラを取ろうと思って検索したのだが、見つからない。
ぼくの幻想というかウソ記憶かもしれないが、テレビを見たときはちょっと感動して涙ぐんでしまったので、たぶん確かな話だと思う。
なんかフワフワした話でスミマセン。
風船だけに。

少女人形舞台に戻るが、紅椿梗子さんは6月27日から同じ「NOV」で一人芝居の公演をするそうだ。
また、柏木亜優美さんは5月の月蝕歌劇団2回公演(ドグラ・マグラ、疫病疫病流行記)に出る。
大変だ!
がんばってください。