3月22日土曜日、新中野のライヴハウス「Studio NOV」で催された少女人形舞台公演「少女人形舞台 幻奏の宴vol.15〜春告げ鳥よ秘めやかに〜」を見に行った。
少女人形舞台「幻奏の宴」は演劇と歌が半々の舞台で、美少女がいっぱい出てくる。
そういう舞台はいっぱいあるが、普通じゃないのは、美少女が全員、人形(ドール)になっているという体(てい)で、生身の人間が人形芝居を演じるという趣向である。
月蝕歌劇団に出ている夢乃菜摘さん、柏木亜優美さん、梁島惇子さんが出ていて、ぼくは月蝕の舞台でフライヤーをもらった縁でこっちも見に行くようになった。
去年の11月に続いて2回めの観劇になる。
Studio NOVは幅が広くて見やすいライヴハウスだった。
俳優が舞台に乗った状態で演劇がスタートすることを板付き(イタツキ)と言うが、少女人形舞台は「究極の板付き」であって、開場されて客席に入ると、もう目の前の舞台で全員がスタンバっている。
それぞれ人形のポーズを取って、微動だにしない。
普通に素人の感想になるけど、微動だにしないの大変そうだなー!と思った。
絶対ぼくだったら貧乏ゆすりしてしまったり、顔が痒くなったりしそうである。
ぼくにはドールは務まらない。
左端でアコーディオンを持っている柏木さんの前に陣取って観た。
ストーリーは寓話的でシンプルなもので、ストーリーと歌が交互に演じられる。
間近で見ているので、演劇も歌もナマ感がすごかった。
特に歌のパートで、メインのドールさんがマイクで歌っているときに、他のドールさんたちがコーラスをしたり、ボイスパーカッション的な音を出したりするのが楽しかった。
小さい舞台を間近で見ていて、生声を聴いているので、左の人はすごく左に聞こえるし、右の人はすごく右に聞こえる。
家でテレビを見ていたり、通勤しながらiPodを聞いているときには得られない、ナマの空間感が感動的だったのだ。
2月の月蝕歌劇団ライヴに少女人形舞台がゲスト出演したときにも披露された「NAYUTA〜那由多〜」は佐々木里歌さんによる生ヴァイオリン付きで、これもナマの弦の音が良かった。
ちなみに豆知識だが「那由多(なゆた)」とは兆、京(けい)、無量大数(むりょうたいすう)などと同じすごく大きな数のことだ。
阿僧祇(あそうぎ)より大きくて不可思議(ふかしぎ)より小さい数だそうだ。
へー。
ぼくはなんとなく那由多は1072のことかと思っていたが諸説あって、1060が最も一般的で、1039とするひとも、10112とする人もいるそうだ。
1039だと100000000000000000000000000000000000000だ。
10112だと1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000だ。
幅ありすぎだよ!
もっともこんな数はあまり普段使わない。
「砂場に入れるから砂を2那由多つぶ買ってきて」とかいう人はあまりいないだろう。
最後の曲になって、目の前の柏木さんがアコーディオンを持っていたことを完全に忘れた頃に、急にアコーディオンの演奏が繰り広げられた。
これはなかなか粋な演出で感動的だった。
22鍵?のミニサイズのアコーディオンだったがコードも演奏していて良く聞こえた。
アンコールで2月の月蝕歌劇団公演で超・体当たり演技で度肝を抜いた夢乃菜摘さんが芸名を紅椿梗子(べにつばき・きょうこ)さんと改め、一座を立ち上げるという発表があった。
一座すごいな!
がんばってほしい。
ちなみに豆知識だが、この梗という字は桔梗(ききょう)のキョウで、硬いという意味の字だそうだ。
ということで、いろいろ趣向が凝らされていて、楽しかった。
少女人形舞台は超癒やされる。
そういう舞台はいっぱいあるが、普通じゃないのは、美少女が全員、人形(ドール)になっているという体(てい)で、生身の人間が人形芝居を演じるという趣向である。
月蝕歌劇団に出ている夢乃菜摘さん、柏木亜優美さん、梁島惇子さんが出ていて、ぼくは月蝕の舞台でフライヤーをもらった縁でこっちも見に行くようになった。
去年の11月に続いて2回めの観劇になる。
Studio NOVは幅が広くて見やすいライヴハウスだった。
俳優が舞台に乗った状態で演劇がスタートすることを板付き(イタツキ)と言うが、少女人形舞台は「究極の板付き」であって、開場されて客席に入ると、もう目の前の舞台で全員がスタンバっている。
それぞれ人形のポーズを取って、微動だにしない。
普通に素人の感想になるけど、微動だにしないの大変そうだなー!と思った。
絶対ぼくだったら貧乏ゆすりしてしまったり、顔が痒くなったりしそうである。
ぼくにはドールは務まらない。
左端でアコーディオンを持っている柏木さんの前に陣取って観た。
ストーリーは寓話的でシンプルなもので、ストーリーと歌が交互に演じられる。
間近で見ているので、演劇も歌もナマ感がすごかった。
特に歌のパートで、メインのドールさんがマイクで歌っているときに、他のドールさんたちがコーラスをしたり、ボイスパーカッション的な音を出したりするのが楽しかった。
小さい舞台を間近で見ていて、生声を聴いているので、左の人はすごく左に聞こえるし、右の人はすごく右に聞こえる。
家でテレビを見ていたり、通勤しながらiPodを聞いているときには得られない、ナマの空間感が感動的だったのだ。
2月の月蝕歌劇団ライヴに少女人形舞台がゲスト出演したときにも披露された「NAYUTA〜那由多〜」は佐々木里歌さんによる生ヴァイオリン付きで、これもナマの弦の音が良かった。
ちなみに豆知識だが「那由多(なゆた)」とは兆、京(けい)、無量大数(むりょうたいすう)などと同じすごく大きな数のことだ。
阿僧祇(あそうぎ)より大きくて不可思議(ふかしぎ)より小さい数だそうだ。
へー。
ぼくはなんとなく那由多は1072のことかと思っていたが諸説あって、1060が最も一般的で、1039とするひとも、10112とする人もいるそうだ。
1039だと100000000000000000000000000000000000000だ。
10112だと1000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000だ。
幅ありすぎだよ!
もっともこんな数はあまり普段使わない。
「砂場に入れるから砂を2那由多つぶ買ってきて」とかいう人はあまりいないだろう。
最後の曲になって、目の前の柏木さんがアコーディオンを持っていたことを完全に忘れた頃に、急にアコーディオンの演奏が繰り広げられた。
これはなかなか粋な演出で感動的だった。
22鍵?のミニサイズのアコーディオンだったがコードも演奏していて良く聞こえた。
アンコールで2月の月蝕歌劇団公演で超・体当たり演技で度肝を抜いた夢乃菜摘さんが芸名を紅椿梗子(べにつばき・きょうこ)さんと改め、一座を立ち上げるという発表があった。
一座すごいな!
がんばってほしい。
ちなみに豆知識だが、この梗という字は桔梗(ききょう)のキョウで、硬いという意味の字だそうだ。
ということで、いろいろ趣向が凝らされていて、楽しかった。
少女人形舞台は超癒やされる。