いぜんこのブログで、使いやすい銀行として新生銀行を推薦した。
しかし、使用をやめた。
きっかけはネット家計簿「マネーフォワード」を使いはじめたことである。
しかし、使用をやめた。
きっかけはネット家計簿「マネーフォワード」を使いはじめたことである。
マネーフォワードはいくつかあるクラウド家計簿サービスの中でも最も先進的なものの一つだ。
銀行、クレジットカード、証券会社などの金融口座を登録すると、勝手に自動更新する。
唯一の弱点が手持ちの現金(財布)だったが、こちらもiPhoneのクライアントソフトと連携することが出来るようになり、これでほとんどのお金の出し入れを記録出来るようになった。
問題はプライバシーで、口座番号やパスワード、暗証番号などを教えないと記録の取得が出来ない。
実際には、ネットを使って銀行取引を行うだけでも当然危険性がある。
しかし、家計簿なんかを付けるために、銀行の口座や暗証番号、パスワードを民間会社に委託するのは相当勇気がいる。
ここで新生銀行の場合は、以上の情報をログイン時に聞かれる。
・口座番号
・キャッシュカードの暗証番号(!)
・ネット用のパスワード
・乱数カードの数字3つ
これはログイン時に聞かれるので、他の銀行に振り込んだり、投資信託を買ったりする場合ではなく、ただ自分の取引明細や残高の照会がしたいだけの場合であっても、すべての情報を入力する必要がある。
マネーフォワードを使う場合も、このすべての情報を登録しなければならない。
乱数カードの場合は全桁である。
これは結構コワい。
最初はマネーフォワードが悪いと思って、担当者とメールで舌戦を繰り広げたのだが(マネーフォワードのメール担当者は決まっていて、Tさんというのだが、相当辛抱強い人でいつも感心する)、よく考えるとマネーフォワードを使わずに、ぼく自身がネット経由で残高を見るだけであってもこれだけの情報が必要なのだ。
結局新生銀行の方針が悪い、と思った。
それで、SBIネット銀行にした。
SBIネット銀行の場合は、ログインに必要な情報は以下の通りである。
・ネットワークユーザー名(任意)
・ネットワークパスワード(任意)
そして、情報の登録、更新の場合は以下の情報が必要になる。
・取引用ネットワークパスワード
そして、お金の振込の時になってはじめて、以下の情報が必要になる。
・乱数表の番号
このように、必要な情報がきめ細かく分かれている。
だから、マネーフォワードに教えるのはネットワークユーザー名とネットワークパスワードだけで、リアルの口座番号やキャッシュカードの暗証番号は教える必要がない。
取引明細や残高を知られるだけであれば、それも結構な被害であるが、リアルなお金を盗られるよりは断然被害が少ない。
さらにSBIがすぐれているのは、自分がネットワークで取引するときも、リアルな口座番号やキャッシュカードの暗証番号を教える必要がないということだ。
・ネットで取引明細や残高を確認するとき
・ネットで登録情報を更新するとき
・ネットでお金を振り込むとき
・キャッシュカードで現金を出し入れするとき
のすべてにおいて、必要な情報が異なっている。
新生銀行と方針がまったく違う。
ということで、「マネーフォワードを使うために」新生からSBIにお金を移したのであるが、結果としては良かった。
新生銀行でありがたかったのが無料の他行当て振込である。
ある一定の条件を満たして「ステージ」を上げれば、「ステージ」に応じた回数が無料になる。
ぼくは「大同のMMF」を30万円買って、自動振込を10回にしていた。
しかし、SBIは何もしなくても3回まで無料になる。
実際、今はどこでもクレカかペイパルを受け付けているので、銀行振込は3回も使わない。
あと、気になるのがATMである。
新生銀行は極端にリアル店舗が少ないし、SBIは当然皆無だ。
ただし、どちらもセブンイレブン、ファミマのATMが無料で使えるので、実際にはほとんど困らない。
新生銀行でもう一つ信じられないのが、振込のときなどにいまどきいわゆる半角カナ(JIS X 0201右面)を入力させることである。
昔ポケベルで使っていた「フカザワチヒロ」などの文字である。
これをわざわざ入力させられる。
昔から文句を言っているのだが、一向に変える気配がない。
SBIが新生に比べて劣っていると思われることもある。
まず乱数表がキャッシュカードの裏側にプリントされている。
ただし、SBIは口座番号に関係ないネットワークログイン名とパスワードを使うので、大きな脅威であるとは言えないかもしれない。
あと、ネット銀行らしく支店名が開き直っていて、バナナ支店とかトマト支店とかそういう名前なのがちょっと恥ずかしい。
はっきり難点なのが、現状で取引できない口座があることだ。
たとえば確定拠出年金の振込は、現状では新生銀行では出来るが、SBIでは出来ない。
これと、無料振込回数のことがあるので、ぼくは決済用として新生銀行の口座をキープすることにした。
ただし新生銀行も都市銀行に比べると力弱くて、たとえば川崎市の水道料金は支払えない。
(ぼくはYahoo!公金支払いを通じてクレカで支払っている。)
また、都市銀行の場合は振込の場合相手の支店名と口座番号を入れるだけで口座名義人名が出てくるが、新生銀行もSBIもこれが出来ない。
旧来の銀行との力関係があっていろいろ難しいと思うが、切磋琢磨して頑張ってほしい。
銀行、クレジットカード、証券会社などの金融口座を登録すると、勝手に自動更新する。
唯一の弱点が手持ちの現金(財布)だったが、こちらもiPhoneのクライアントソフトと連携することが出来るようになり、これでほとんどのお金の出し入れを記録出来るようになった。
問題はプライバシーで、口座番号やパスワード、暗証番号などを教えないと記録の取得が出来ない。
実際には、ネットを使って銀行取引を行うだけでも当然危険性がある。
しかし、家計簿なんかを付けるために、銀行の口座や暗証番号、パスワードを民間会社に委託するのは相当勇気がいる。
ここで新生銀行の場合は、以上の情報をログイン時に聞かれる。
・口座番号
・キャッシュカードの暗証番号(!)
・ネット用のパスワード
・乱数カードの数字3つ
これはログイン時に聞かれるので、他の銀行に振り込んだり、投資信託を買ったりする場合ではなく、ただ自分の取引明細や残高の照会がしたいだけの場合であっても、すべての情報を入力する必要がある。
マネーフォワードを使う場合も、このすべての情報を登録しなければならない。
乱数カードの場合は全桁である。
これは結構コワい。
最初はマネーフォワードが悪いと思って、担当者とメールで舌戦を繰り広げたのだが(マネーフォワードのメール担当者は決まっていて、Tさんというのだが、相当辛抱強い人でいつも感心する)、よく考えるとマネーフォワードを使わずに、ぼく自身がネット経由で残高を見るだけであってもこれだけの情報が必要なのだ。
結局新生銀行の方針が悪い、と思った。
それで、SBIネット銀行にした。
SBIネット銀行の場合は、ログインに必要な情報は以下の通りである。
・ネットワークユーザー名(任意)
・ネットワークパスワード(任意)
そして、情報の登録、更新の場合は以下の情報が必要になる。
・取引用ネットワークパスワード
そして、お金の振込の時になってはじめて、以下の情報が必要になる。
・乱数表の番号
このように、必要な情報がきめ細かく分かれている。
だから、マネーフォワードに教えるのはネットワークユーザー名とネットワークパスワードだけで、リアルの口座番号やキャッシュカードの暗証番号は教える必要がない。
取引明細や残高を知られるだけであれば、それも結構な被害であるが、リアルなお金を盗られるよりは断然被害が少ない。
さらにSBIがすぐれているのは、自分がネットワークで取引するときも、リアルな口座番号やキャッシュカードの暗証番号を教える必要がないということだ。
・ネットで取引明細や残高を確認するとき
・ネットで登録情報を更新するとき
・ネットでお金を振り込むとき
・キャッシュカードで現金を出し入れするとき
のすべてにおいて、必要な情報が異なっている。
新生銀行と方針がまったく違う。
ということで、「マネーフォワードを使うために」新生からSBIにお金を移したのであるが、結果としては良かった。
新生銀行でありがたかったのが無料の他行当て振込である。
ある一定の条件を満たして「ステージ」を上げれば、「ステージ」に応じた回数が無料になる。
ぼくは「大同のMMF」を30万円買って、自動振込を10回にしていた。
しかし、SBIは何もしなくても3回まで無料になる。
実際、今はどこでもクレカかペイパルを受け付けているので、銀行振込は3回も使わない。
あと、気になるのがATMである。
新生銀行は極端にリアル店舗が少ないし、SBIは当然皆無だ。
ただし、どちらもセブンイレブン、ファミマのATMが無料で使えるので、実際にはほとんど困らない。
新生銀行でもう一つ信じられないのが、振込のときなどにいまどきいわゆる半角カナ(JIS X 0201右面)を入力させることである。
昔ポケベルで使っていた「フカザワチヒロ」などの文字である。
これをわざわざ入力させられる。
昔から文句を言っているのだが、一向に変える気配がない。
SBIが新生に比べて劣っていると思われることもある。
まず乱数表がキャッシュカードの裏側にプリントされている。
ただし、SBIは口座番号に関係ないネットワークログイン名とパスワードを使うので、大きな脅威であるとは言えないかもしれない。
あと、ネット銀行らしく支店名が開き直っていて、バナナ支店とかトマト支店とかそういう名前なのがちょっと恥ずかしい。
はっきり難点なのが、現状で取引できない口座があることだ。
たとえば確定拠出年金の振込は、現状では新生銀行では出来るが、SBIでは出来ない。
これと、無料振込回数のことがあるので、ぼくは決済用として新生銀行の口座をキープすることにした。
ただし新生銀行も都市銀行に比べると力弱くて、たとえば川崎市の水道料金は支払えない。
(ぼくはYahoo!公金支払いを通じてクレカで支払っている。)
また、都市銀行の場合は振込の場合相手の支店名と口座番号を入れるだけで口座名義人名が出てくるが、新生銀行もSBIもこれが出来ない。
旧来の銀行との力関係があっていろいろ難しいと思うが、切磋琢磨して頑張ってほしい。