このブログにもアフィリエイトというものを貼っている。
いわばWeb内広告だ。

このブログで言うと、まず、右上の「sponsored link」というところに書いてあるのと、一番下に乗っているのがある。
この2つはGoogle Adsenseだ。

で、各記事の中に適当に出てくる、本やPCパーツの広告がある。


こういうのだ。
これは「カエレバ」というサービスを利用した、Amazon、楽天、Yahooショッピングのアフィリエイトだ。

あと、左上の「the book I authored」というところにも、自分の本のAmazonアフィリエイトを貼っている。

どちらも、ぼく(ブログを書いている人)が、自分の意志で貼っている広告であって、あなた(読んでいる人)が広告をクリックしたり、した先で買い物をしてくれると、ぼくに何円か入る仕組みになっている。
では、いくらぐらい入るだろうか。

微々たるものだ!

まず、Google Adsenseだが、本当に微々たるものである。
9月の22日に貼り始めたのであるが、いまのところ73円である。
な、ななじゅうさんえんって大人になってから(子供の頃も)あまりもらわないぞ!
何に使えばいいだろうか。

このブログはライブドアブログというホスティングサービスを使っていて、無料コースでは広告が入ることになっている。
この広告が、とんでもなくゲスい。
あの例の「うわっ、私の年収すくなすぎ・・・!」、「年収700万円以下の方はお断り!」、「これが口臭の原因!」とか言うやつである。
Web広告はどうしてこういうゲスい広告が多いのだろうか。
疑問である。

ぼくがどんなに頑張って高尚な文章を書いても、その上に「年収700万円以下の方はお断り!」とか書いてあったら台無しだ。
ということで、有料プランに加入し、月々840円払って広告を消している。

有料プランガイド - ライブドアブログ

広告を消して、あらためてGoogle Adsenseの広告を入れているのだ。

Google Adsenseは、下品な広告をあるていど抑制できる。
発信元URLでもブロックできるし、Googleの言うところの「デリケートな広告カテゴリ」でも削除できる。

デリケートなカテゴリの広告をブロックする - AdSense ヘルプ

あと、ある程度ブログの内容を見て、似た感じの広告を選んではいるようだ。
ぼくのブログで言うと、コンピューター関係、プログラミング関係の広告が多い。

しかし、なぜこれが、と言うのも多い。
最近目立つのが「過払い返還ならxx法律事務所」というのである。
サラ金等でお金を借りた人が、不法に高い利子を払った場合、それを取り戻すために弁護士が役に立つ、と言うのである。
そんな話、ぼくブログに書いただろうか。
(いや、いま書いてしまったが・・・)

そんな広告を載せられて、ななじゅうさんえんである。
一ヶ月続けても、100円に届かないのではないだろうか。
ないのと一緒である。

ということで、ブログをあまり真剣にやってないひとは(ぼくも別に真剣にやっているとは言い難いが)無料コースを選んで、自分で広告は入れない方がグーンとお得である。
多少ゲスい広告が載っても、Webを見慣れている人は見慣れているのではないだろうか。

それにしても、Google Adsenseと言えば「儲かる!」というイメージがあるのに、成果が出なくてガッカリだ。
ぼくのやり方が悪いのだろうか。
ななじゅうさんえんという収入に大して「過払いがどうの」という広告が出てくるストレスが大き過ぎる気がするので、そのうち大儲けということがなければ、Google Adsenseは外すような気がする。

もう一つはAmazonアソシエイトである。
Amazonではアフィリエイトのことをこう読んでいる。

これはまあまあ儲かるが、儲かるって言うほど儲からない。
このブログは、だいたい平均にすると1日500件ぐらいアクセスがある。
それで、月に3千円ぐらいである。
しかし、現金ではなくて、Amazonのギフト券でもらっている。

ぼくはAmazonのギフト券をもらうと、ついついうれしくなって買う気もなかった本を買ってしまう。
アフィリエイトを始めて、Amazonの利用率がグンと増えた。
ギフト券を登録するためにAmazonのサイトに行くので、行きがけの駄賃で面白そうな本を買ってしまうのである。
うまい商売だなAmazon!

まあ、アフィリエイトのおかげでたくさん本を読む機会があれば、それはぼくにとって良いことであるし、その結果ブログも面白くなるかもしれない。
また、Amazonの広告は、「年収がどうの」「口臭がどうの」「過払いがどうの」という広告に比べて、見ても気に障らない気がする。
(ぼくが勝手にそう思っているだけであって、みなさん気に障っていたらゴメンナサイ)

広告以外に、挿し絵がわりになるというもある。
たとえば「ぼくは毎日きまったコースをウォーキングしているが、これはカントもそうだった」と書いたあとに、「純粋理性批判」のアフィリエイトを貼ったりする。


このアフィリエイトを踏んで「純粋理性批判」を買う人はいないと思うが、なんとなく画面にメリハリが出るからいいような気がする。

以前はAmazonが提供するリンクをそのまま貼っていた。



しかし、見た目がいまいちさえないし、書名や著者名が切れてしまうので、最近は「カエレバ」というサービスで生成したリンクを貼っている。

商品紹介ブログパーツ カエレバ

これは、自分のアフィリエイトIDを入れて、商品を検索すると、アフィリエイトリンクが生成されるWebサービスだ。
アフィリエイトIDはクッキー(自分のパソコンにある、ブラウズ情報を記憶しているファイル)に保存されるので、会員登録する必要はない。
なんとなく見た目がいいのでこっちを使ってみている。

まあしかし、月に3千円ギフト券をもらっても、それで生活の足しになるということは、まずない。
よく「アフィリエイトで食っていこう!」という言説を耳にするが、1万円稼ぐのも並大抵のことではない。
ていうか、ぼくなんかにしたら、途方もない話である。

Window shopping