ぼくの家にはiPhone/iPodが5台あった。
現役でバリバリ使っている

 * iPhone 5(au回線)
 * iPad mini(au回線)

の他に、

  * iPhone 4S(iPhone 5に機種変更して回線ナシ)
  * iPad 2(The New iPadに機種変更して回線なし)
  * The New iPad(第3世代iPad)(Softbank Mobile回線あり)

の3台を死蔵していたのである。

完全に頭がおかしい。
人間、そんなに携帯を使わないのである。

壊れた時はどれかを代用機にする予定だったが、考えたらiPhone 5とiPad miniと、どっちかあったら十分である。

それでもau回線とSBM回線と両方あれば便利かなと思わないでもなかった。
なにしろThe New iPadはスペインに行ったときにものすごく便利だった機体で、愛着も大きかったのだ。

 イジハピ! : 【第64回】ある晴れた日のスペインはiPadを持って彷徨う

が、iPad miniを持ち歩き慣れてしまうと、たまにThe New iPadを持つとものすごく大きく、重い。
むかし相撲部屋の交流促進にiPadを配布したという話だが、お相撲さんだとこれぐらいでちょうどいいのかもしれない。
さすがに持ち歩く元気がないと思って、売り払う決心を固めた。

ちなみに、iPhoneを新調するのであれば、iPhoneの下取り、というのを各キャリア(au、SBM)もやっている。
しかしこれは買い叩かれる。
しかも現金ではなくてポイント還元方式なので、めちゃめちゃ不利な取引である。
しかもキャリアによっては最大25ヶ月の「分割支払われ」になるそうである。
セコいぞ!

 iPhone 5s /5c 発売間近、意外と違うドコモ・au・ソフトバンクの下取りサービス比較 - Engadget Japanese

不要なiPhoneを売るなら、ヤフオクが一番高く売れる。
ぼくはiPhone 3Gを売った。
傷だらけでベタベタの筐体だったが、運良く特に何のトラブルもなく1万円とかで売れた。

思うに、古いiPhoneは売り手市場である。
めちゃめちゃ多くの人が古いのを欲しがっているのである。
いずれヤフオクで3台売り払ってやると思っていたが、なんとなく最近ヤフオクに売る元気がない。
結局、「じゃんぱら」というPCショップで下取りに出すことにした。

なぜ「じゃんぱら」にしたかというと、最初のキッカケはKNN神田さんのブログ記事を見たからだ。

 分割支払い中の iPhone5を分割買い取りサービスに出してみた!じゃんぱら分割買い取り iPhone5 64GB下取り3万9000円 - KandaNewsNetwork KNN

上の記事に詳しいが、「じゃんぱら」がいいのは、キャリアとの分割払いがまだ残っていても、それを残した状態で売れることだ。

 じゃんぱら-分割買取サービスとは

ただし、残りの分は後払いになる。

携帯電話は無利子の分割払いになるので、長期払いにすればするほど経済的には有利なはずである。
最大で2年払いにする。
でも、iPhoneは1年おきに新製品が出る。
新製品ぐらい買わずにガマンすれば良さそうなのだが、ガマン出来ない時もある。
その場合は、残債を払ってから売ることになる。
一方、売り値はとうぜん早く売った方が高い。

ということで、すぐにじゃんぱらに持っていく。
その場で査定額が決まる。
(売るかどうかの決断はその後でいい。)
まだ分割払いが残っている場合、ほんらい売れないはずだが、じゃんぱらはそれでも一部だけ支払ってくれる。
残りは残債が完了したときに振り込んでくれるわけである。

あるiPhoneの分割払いが残っているかどうかは、キャリアのWebページで調べることが出来る。
「設定」>「一般」>「情報」と辿って行くと「IMEI」という欄の番号があるから、それを下のページで入力すれば良い。
ソフトバンクの場合はココ。

 SoftBank

ここで○の場合は全額支払ってもらえる。
▲の場合は、一部支払ってもらうと同時に、お客様控えという紙をもらえる。
そこに製造番号が出ているので、完済してから再度上のフォームにチャレンジし、晴れて○となれば、じゃんぱらに言えば残りが帰ってくるシステムだ。

ということで、じゃんぱらに行くことにした。
9月30日のことである。

iPhoneを売ってしまったあとに完済手続きをする場合、本体がないのに手続きできるのかという気がするが、身分証明書を持っていけば、自分が過去使っていた、現在も残債を払い続けている記録は残っているので、手続きは可能なはずだという。
可能なはずではあるが、面倒なことになるとやっかいなので、まずソフトバンクに行って解約してから、じゃんぱらに行くという流れにした。

ソフトバンクのお店は二種類あって、一つは直営店、一つは代理店だ。
直営店は全国に17店しかない。

 ソフトバンク直営店一覧 (Sep,2012) | SAE [ Semper avarus eget ]

では残りの、いろいろな駅前にある白い店構えのソフトバンクショップは何かというと、あれは代理店である。
ソフトバンクとは別会社だ。
いぜんiPhone 4がものすごく品薄だったときに、いろいろ不要なオプションを付けたり、「頭金」という謎の名目で(本来の分割頭金ではなく上乗せ)余計なお金を取ったショップが各地にあった。
文句があるなら買わなきゃいいのだが、予約が殺到していて、やっと自分の番になったと思った時にややこしいことを言われたら、つい従ってしまうのだ。
全国から苦情、悲鳴の声が上がったが、孫社長はツイッターで、「別会社の代理店がやっていること」で言い抜けようとした。

 孫正義氏がついに沈黙を破ってiPhone“頭金”問題に言及! – ガジェット通信

 「頭金」「契約金」と称する上乗せ代金をソフトバンクショップなどに取られてしまった場合、どうすればいいのか? - GIGAZINE

このとき「代理店」の存在がクローズアップした。

もっとも、iPhoneはもはやSBMの独占ではなく、主要キャリア3つの戦国時代だし、超情報化社会で変なショップの噂は光速で広まる世の中だから、そうそう無茶は出来ないが、ぼくは他にも、iPhoneの故障時の修理やアップデート時の不具合で、バカだから代理店に行ったことがあったが、3回行って3回ともトラブルになった。
3回とも邪悪な店の姿勢によるものではなく、技術力のなさに因るものだったが、そうとう時間と気力を無駄にした。

お店なんかいろいろだから、日本中歩き回って探せば、いい代理店も見つかるとは思うが、基本的にソフトバンクのサポートは直営店に行くのが吉である。
また、機器の故障や不具合は、近くにある場合は「Apple Shop」を予約して行くのが絶対に確実である。

今回は横浜ダイアモンド地下街のソフトバンク直営店で解約、割賦返済の手続きをし、その足で同じ横浜の南幸のじゃんぱらに行って売るというダンドリを組んでいた。

横浜の駅の人ごみを避けて、反町から遊歩道を歩いて行った。


ソフトバンク直営店での手続きは、意外と時間が掛かった。
別にいろいろやりとりがあったわけではなく、あっちで係の人がああでもない、こうでもないと手をこまねいていただけである。
なーにやってんだか。
結局30分ほどして手続きが終わった。
iPhone 4Sだけが残債があったので、その場で支払い手続きをした。

その後じゃんぱらに向かった。
横浜の東急ハンズがあったあたりから横道に入る。
ていうかここのハンズがなくなった(いまは西口のモアーズの中にある)のを知らなかった。

横浜のじゃんぱらは売場面積12畳?ぐらいの小ぶりな店で、中古の携帯、デジカメ、液晶、PCパーツなどが所狭しと置いてあった。
下取りカウンターにiPhoneとiPad2枚を置いた。

ここから下取り査定に入るが、ここでまた30分かかった。
一つひとつ慎重に検証してくれるのだし、時間も読めないところではあっただろうが、こうと分かっていれば横浜の街に繰り出して、お店を冷やかしたり、お茶を飲んだり出来たのである。
結局お店の中で所在無く30分つぶすはめになった。
まあいろんな品物を見たり、ツイッターしたりしていたので暇はつぶれたが、立ちっぱなしだったので少々くたびれた。

結果は!

* iPhone 4S 64GB White -- 14000円
   フレーム傷あり、AC、USBのみ
* iPad 2 64G White --- 17100円
   ヘコミあり、本体のみ
* The New iPad White --- 20000円(うち1万円は完済後)
   フレームヘコミあり、AC欠品、箱IMEI違い

という査定だった。

高いか安いか。
しょうじき判断は難しいが、一期に51100円になるんだから、ヤフオクで売る手間やストレスを考えたらまあいいかなという感じだ。
売ることにした。

The New iPadの箱IMEI違いというのは一回ガラスを割ってしまって交換したからであろう。

で、ここで意外な展開だが、査定が終わって、値段が決まって、こちらも売る姿勢を明白にした後で、さらに動作チェックのために1時間掛かるという。
しょえー!

でも、ここは1時間と時間が分かったので、外出して時間を潰した。
具体的には目の前の「しゃぶしゃぶ温野菜」でしゃぶしゃぶを食べた。
一人しゃぶしゃぶの夜。
この「しゃぶしゃぶ温野菜」も安定のおいしさであった。

で、じゃんぱらに戻ると、問題なく同じ価格で、41100円を受け取った。
すべて完済しているはずだが、The New iPadの▲状態は事務手続きをしてから間が開かないのでまだ解消しないようだ。
○になったらじゃんぱらにWebから申請し、残りの1万円を返してもらう。
この申請は1年後の9月29日まで有効だそうだ。
「お客様控え」をなくさないようにしないといけない。

と、いうことで、意外に時間が掛かったが、すっきりした。
家から旧Dockケーブルを排除できてハッピーである。
パソコン好き、携帯好きだと、不要なものが家にたまってしまうが、こんまり先生も言うように、いらないものが家にあると幸せが逃げてしまうのである。

不要なものを売って、それでちょっとでもお金になれば最高である。