よく日本はどうだ、外国はどうだという人がいる。
ぼくがこれからするのもそういう話だが、日本人はどうしようもなく他人に対してシャイである。
まあアジアは大体そうであって、ヨーロッパも一週間スペインに行っただけだけど結構シャイだった。
とりあえずアメリカのフレンドリーさが異常である。
バスに乗っても隣のオッサンから話し掛けられる。
エレベーターに乗っても美女に話し掛けられる。
楽しい。
あまりにも話しかけられるので、自分が特に不審な人物に見えるのかと思っていたが、これはアメリカ人の特性であるという話だ。
なぜだろうか。
ぼくがこれからするのもそういう話だが、日本人はどうしようもなく他人に対してシャイである。
まあアジアは大体そうであって、ヨーロッパも一週間スペインに行っただけだけど結構シャイだった。
とりあえずアメリカのフレンドリーさが異常である。
バスに乗っても隣のオッサンから話し掛けられる。
エレベーターに乗っても美女に話し掛けられる。
楽しい。
あまりにも話しかけられるので、自分が特に不審な人物に見えるのかと思っていたが、これはアメリカ人の特性であるという話だ。
なぜだろうか。
メルティング・ポットというぐらいで、諸外国の人が寄り集まって暮らしている。
だからよそ者でもせいぜい仲良くしないと、社会が形成しないのだろうか。
あるいは、親しさに見せかけた腹の探りあいという側面もあるのかもしれない。
しかしながら、とりあえず、ぼくは楽しい。
旅行中に親しくされるとありがたみを感じるのである。
それに対して、日本人の他人に対する冷たさは異常である。
去年の七五三に近所の神社を通りかかったら、親子連れが写真を撮っていた。
着物を着せられた娘と母親の写真を父親が撮って、次に父親と娘の写真を母親が撮っている。
「これ、どこ押すの」
「シャッターだよ、丸いの」
などと言っている。
ぼくは見かねて「3人で撮りましょうか」と言った。
瞬間的に空気が凍って、母親と娘(5歳であろう)がサッと俺のことをにらみつけた。
で、父親が3秒後に「じゃあ、お願いします」と言って、気まずい雰囲気の3人をぼくは撮影した。
まあ新聞テレビで変な事件がいろいろ起きているし、だらしない格好をした中年男のぼくが不審な人物に見られたのであれば不徳のいたすところである。
しかしながら、とりあえずトラウマになった。
しばらくは他人の世話は焼かないことに決めたのである。
もっとも、横浜の会社に勤めているが、外人観光客に同様のオファーをすると、すごいノリノリでポーズをする。
欧米人も、インド人も、アフリカ人もである。
これがぼくはささやかな楽しみなので、同じノリで七五三の親子にも話しかけたのだが、余計なお世話だったのであろう。
反省している。
もう日本人には話しかけないよ!
それに対してアメリカ人のフレンドリーさは極端である。
いい悪いは一概に言えないが、とりあえず方針がぜんぜん違うのは確かである。
バスを待っていたら、中年のオッサンに、あなたのシャツの模様は美しいと言われて少々ビックリした。
しかしながら、これが当たり前だそうだ。
朝日新書『ポジティブ・イングリッシュのすすめ 「ほめる」「はげます」英語のパワー』(木村和美著)(Amazon
)は、英会話を褒める言葉、励ます言葉に絞って集めたユニークで面白い本である。
こういう、日本語では言わない言葉がスラスラ出てくるようになりたいと思う。
これは確かに、意識して学ばないと身につかない。
実用英会話書でもあり、比較文化論でもある。
朝日新書は読みやすくて作家性のある本をたくさん出しているので注目だ。
しかしながら、日本人の(というか、ぼくの)悪い口癖は「スミマセン」だと思う。
出張中に、あまりにもSorry、Sorryと言っていたのであろう、同僚に真顔で「Don't say "Sorry". You should say "Thank you".」と言われたことがある。
これは反省した。



だからよそ者でもせいぜい仲良くしないと、社会が形成しないのだろうか。
あるいは、親しさに見せかけた腹の探りあいという側面もあるのかもしれない。
しかしながら、とりあえず、ぼくは楽しい。
旅行中に親しくされるとありがたみを感じるのである。
それに対して、日本人の他人に対する冷たさは異常である。
去年の七五三に近所の神社を通りかかったら、親子連れが写真を撮っていた。
着物を着せられた娘と母親の写真を父親が撮って、次に父親と娘の写真を母親が撮っている。
「これ、どこ押すの」
「シャッターだよ、丸いの」
などと言っている。
ぼくは見かねて「3人で撮りましょうか」と言った。
瞬間的に空気が凍って、母親と娘(5歳であろう)がサッと俺のことをにらみつけた。
で、父親が3秒後に「じゃあ、お願いします」と言って、気まずい雰囲気の3人をぼくは撮影した。
まあ新聞テレビで変な事件がいろいろ起きているし、だらしない格好をした中年男のぼくが不審な人物に見られたのであれば不徳のいたすところである。
しかしながら、とりあえずトラウマになった。
しばらくは他人の世話は焼かないことに決めたのである。
もっとも、横浜の会社に勤めているが、外人観光客に同様のオファーをすると、すごいノリノリでポーズをする。
欧米人も、インド人も、アフリカ人もである。
これがぼくはささやかな楽しみなので、同じノリで七五三の親子にも話しかけたのだが、余計なお世話だったのであろう。
反省している。
もう日本人には話しかけないよ!
それに対してアメリカ人のフレンドリーさは極端である。
いい悪いは一概に言えないが、とりあえず方針がぜんぜん違うのは確かである。
バスを待っていたら、中年のオッサンに、あなたのシャツの模様は美しいと言われて少々ビックリした。
しかしながら、これが当たり前だそうだ。
朝日新書『ポジティブ・イングリッシュのすすめ 「ほめる」「はげます」英語のパワー』(木村和美著)(Amazon
こういう、日本語では言わない言葉がスラスラ出てくるようになりたいと思う。
これは確かに、意識して学ばないと身につかない。
実用英会話書でもあり、比較文化論でもある。
朝日新書は読みやすくて作家性のある本をたくさん出しているので注目だ。
しかしながら、日本人の(というか、ぼくの)悪い口癖は「スミマセン」だと思う。
出張中に、あまりにもSorry、Sorryと言っていたのであろう、同僚に真顔で「Don't say "Sorry". You should say "Thank you".」と言われたことがある。
これは反省した。


