ぼくはPCはWindowsで使っている。
MacもLinuxマシンも一応用意しているけども、主力はWindowsだ。
Windowsは会社で仕事に使っているので、家でもそれを使うのは致し方ないところだ。
指が覚えてしまっているし、多くの設定を共通化して使っている。

さて、ハードウェア、いわゆるパソコンであるが、ここ10年ぐらいはずっとデスクトップの激安機を買っている。
具体的には、kakaku.comで評判順に一覧表示して、上から順に見て行ってeMachines、Acer、ASUSといったところの機械を探す。

最近はこれを使っている。



NEC、富士通、ソニー、国産などの国産メーカーのマシンはまず買わない。
Lenovo、Compaq、DELLのような有名メーカーのもあまり買わない。
まず値段が高い。
あと、かんたんxxとか、らくらくxx的ないらないソフトウェアがものすごく入っている。
そして、専用のドライバーでないとフタが開かなかったりする。

パソコンは筐体が大きくて中身がプレーンなものがよい。
いじりやすいのだ。
同じ理由でモニター一体型や超小形筐体のものも買わない。
個性的な機械はどうしても開けるのが難しく、戻すのはもっと難しい。
場所の確保さえクリアできれば、大型の機械がラクチンである。

さて、メーカーからモノが届いたら、まず前使っていたパソコンをヤフオクで売りさばく。
いま届いた新型PCが入っていたダンボールの箱に入れるとダンドリが良い。
いくらにもならないが、リサイクルの手間が軽減できる。
マニアの人が大切に使ってくれることを思えば、転売するのが究極のエコであろう。

さて、eMachinesだが、所詮安物であるからいろいろ不満がある。
ぼくは以下の点が不満であった。

 1) 電源がうるさい
 2) HDDがうるさく、起動が遅い
 3) USBポートが少ない
 4) ブルーレイが読めない


すべて数千円で解決可能である。

基本的に抜き差しできる部品を買って、今ついているものを抜いて、新しいものを挿す。
あるいは既存のものに加えて、さらに増設する。

どちらにしてもフタを開けないといけないが、eMachinesはここがちょっといやらしくて、開封すると保証が効かなくなります、と書かれた特殊なシールで封印している。
ぼくは空けてしまったが、本当に保証が効かないのだろうか。
今のところ故障はない。

で、部品をバンバン換えていく。

1) 電源がうるさい

電源はENERMAX製のものにした。



ぼくはもっと安いのにしたが、もう売ってないのかなー。

2) HDDがうるさく、起動が遅い

HDDはSSDにした。



起動ドライブはSSDで小さく、データドライブは外付けでHDDにするのが好みだ。
これだと起動がバカっ速いし、インストールも一瞬で終わる。
システムがクラッシュしても被害が最小限で済む。
もっとも、ぼくはケチって64GBにしたが、128GBにした方がよかったような気がしないでもない。

ちなみに、入れ替えてeMachinesのリカバリディスクで「リカバリ」したらそのまま使えるようになった。
これはいつも通用するか分からないが参考までに書いておく。

外付けHDDはI-O DATAのUSB 2TBを愛用している。



電源内蔵型で、ACアダプターがないのがお気に入り。
ただタイの水害の影響で買ったときより倍額近く高騰している。

3) USBポートが少ない

USBポートは2枚挿している。



買ったPCにちゃんとささるものを確認して買うのが大事である。

4) ブルーレイが読めない

これを増設した。



もっとも、ほとんど使っていない。
いまどきは動画も音声もネット配信が主流なので、光学ドライブは不要になるだろう。



とりあえず、ちょっと不満があったら部品を買って抜き差しする。
前はいちいち秋葉に行っていたが、あれは本当に時間がもったいなかった。
アマゾンで買えばよい。
割高であっても、実店舗にいったり、いろんな通販業者を逍遥して、口コミ情報で気を揉んだりするのは時間の無駄である。
その時間を時給で換算すると、すぐに足が出てしまう。
ぼくはパソコンが趣味というわけではないので、あまり考えないでアマゾンで買ってしまう。

PCはレゴブロック感覚で部品を抜き差しできる。
故障しても、全体が壊れるというのは稀である。
たいていどれか1つのパーツが壊れているのだ。
この場合はあわてず騒がずアマゾンで買う。
その日のうちに部品が届くので、前のを抜いて、新しいのを挿す。
店に行って帰る手間を考えたら、アマゾンで買った方が絶対得である。

ではもう一歩進んで、ケースやマザーボードを買ってきてスクラッチから自作すればいいのではないかという意見もあろう。
これは一般的なやり方であって、政治家の与謝野さんという人も自作が趣味だそうだ。

しかし、ぼくはこれがあまり気が進まない。
とにかく手間が掛かるし、相性問題があるし、あまり安くならないのである。
だったらガツンと安物を買ってしまって、だんだん好みにしていくのが今のところの最適解である。

Subscribe with livedoor Reader
Add to Google
RSS