再度の家計簿ソリューションを考える。
今日は設計までしか出来ないからつまんないよ。
Cash register
以前は

 ・ツイッターで起票
 ・レンタルサーバーでテキスト保存
 ・表出力をメールで依頼
 ・HTMLの表をメールで返信

というのを行った。

将来的にはツイッターで全部家計簿や、ライフログや、タスクリストを全部管理しようと思っていた。
しかし、パフォーマンスが悪く、プライバシーに不安があるわりに、ネットワークを介するのでプログラミングが結構面倒でやめた。
まあ、ツイッターの読み方、書き方、メールを受けて起動するプログラム、メールを出すプログラム、表組のやり方など紹介で来て良かった。

ツイッターの「裏アカウント」を作っていろいろ記録するという試みは結構いろんな人がやっているが、ひとつ大きな落とし穴がある。
起票するアカウントを間違えるのである。

 ぶたこま 300g 450円

とかいうツイートを世界中に発表してしまう。
これは結構恥ずかしい。
逆に

 TPPになると自由貿易で良くなるって言うけど、なぜアジアとアメリカだけでヨーロッパ入れないんだろうね。

などという社会意識に発したツイートを、家計簿データベースに入れてしまうのも、別に自分しか見てないから恥ずかしさはだいぶ少ないが、かなり凹む。

次は

 ・iPhoneアプリCashFlowで起票
 ・毎日DropBoxにエクスポート
 ・毎日Perlでログを整形
 ・Excelに張り付けて分析

というものを考えた。

手動の作業が多いのだが、わりに使いやすくて、続いた。
でも挫折してしまった。
最終的な終着駅がローカルのExcel、というのがちょっと。
こういうの、ほとんど見たいのは移動中の電車の中である。
いかにぼくという人間が電車に乗っているかが分かる。
ExcelはやめてGoogle Docsにしようとか思ったのだが、モバイルから表というのは意外に見られなくてやめてしまった。

今回なぜこれを改めて考え直そうと思ったかと言うと、iライフログが意外と回っているからである。

ここに来てEvernote+iPhoneという組み合わせはいいなと思った。
Evernoteに貯めて、iPhoneで読み書きする。
全文検索できるから、ちょこちょこした情報を見返す。
よく言う、自分専用グーグルというか、自分専用Wikipediaという感覚がするのである。

以前はよりWikiに近づいたTiddyWikiを活用しようと思っていたが、やはり画面が小さいiPhoneでは使いにくい。
その用途でiPad miniを買ったところではあるのだが、やはりiPhoneの方がiPadよりも圧倒的に見る。
歩きながら、電車に乗りながら、片手でサッと見る。
圧倒的に機動性が高い。

話がそれるが、読書も、「自炊」ではなくてKindleなどの電書であれば、iPhoneで全然読める。
以前は「Sony Reader、Kindle Paperwhite、Kobo Gloは画面が小さくてダメだ」と言っていたが、ぼくの場合画面が小さくても液晶であれば読めることが分かった。
よく考えたら電子メールであれば相当複雑な内容であってもiPhoneで読んでいる。
ということで、もっともっとiPhoneに情報を集約して行きたい。

で、家計簿の入力はCashFlowでいいとして、これをどうやってEvernoteに写すか。

単純に生ログを送るだけであれば、電子メールエクスポート機能でEvernoteのアドレスに送ることも出来るが、いろんな情報がガッと載っているので、とても携帯の画面では見られない。
Dropboxにアップロードすることも出来るが、同様の問題が発する。
やはり生ログを加工する必要がある。

 ・過去1日、1週、1月の集計がしたい
 ・費目別の集計がしたい
 ・余計な情報は捨てたい
 ・好みのレイアウトにしたい

となると、やはり何らかの(まあPerlとか・・・)文書整形フェイズをかます必要がある。

iPhone=>Perl整形プログラム=>Evernoteということだが、この転送はどうすればいいだろうか。
やはり電子メールでレンタルサーバーに送ることになるだろうか。
ただ、CashFlowから電子メールにエクスポートしようとすると、いちいちメールアドレスを入れなければいけないので面倒なのである。

Dropboxにエクスポートすることを選び、Dropboxに何らかの変化があるとサービスを自動的に駆動するシステムDropbox Automaterを使ってレンタルサーバーに送り、レンタルサーバーからEvernoteは電子メール、というのがいいかもしれない。

ということで、

 ・CashFlowで明細を打ち込む
 ・1日1回Dropboxに保存する(これはどうしても手動。リマインダーを送ろう)
 ・Dropboxに保存されたファイルを、Dropbox Automaterがレンタルサーバーに送る
 ・レンタルサーバーのPerlのプログラムが、昨日の明細を見やすく整形してEvernoteに送る
 ・(ゆくゆくは)cronで週次、月次、年次でレポートする

というシステムを作ってみようと思う。

レンタルサーバーでPerlを使うのはいかにもゴリゴリしているが、Dropbox Automatorとか、iftttとか、やっぱりどうしようもなく「帯に短し」であって、既存のサービスやアプリの使い方に精通し、限界を弁えて組み立てなければならない。
見通しが悪い気がするのである。
Yahoo!Pipesというのが結構面白いという話だが敷居が高い。

ぼくはせっかくレンタルサーバーでメールを読み書きし、それでPerlのジョブを起動することが出来るんだから、バンバン自分好みのレポート整形をする。
それをローカルにテキストファイルで置くのは機動性がないし、メールで送ってくるのもイマイチだし、Webで公開するのは大胆すぎる。
Evernoteに置くのがちょうど良い気がする。
(ここまで書いていて思うのだが、EvernoteでなくGmailでもいいような気がする。EvernoteがわりにGmailを使ってる人いるんだろうか。)

ところで、CashFlowの作者に注文がある。
 ・メールエクスポートのデフォルトの宛先を決める機能を作って欲しい
 ・1日1回決まった時間(深夜3時とか)に好みの宛先にエクスポートする機能を作って欲しい
 ・エクスポートの単位が最低過去3日だが、過去1日(昨日のぶん)も作って欲しい

でもCashFlowの作者は腰が軽くて、以前要望をするとすぐ取り入れてくれた覚えがあるので、要望を送ってみよう。


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