ライフログの続きである。前回は、すべての記録をTwitter(表・裏)に集めるためのiftttについて紹介した。

さて、記録の横綱と言えば何といっても家計簿であろう。収入と支出をノートに付けると、自分が何にいくら使っているか分かる。何が無駄遣いで、いくらぐらいは絶対使わないといけないか。これを記録すれば、イザと言う時に困らないで済む。



※ちなみにこの池田暁子さんの本(マンガ)は部屋片付け(もともと家がゴミ屋敷だったそうだ)、ダイエット(自炊系でぼくには合わなかったが…)などの本もあり、分かりやすく実践的でオススメ。

さて、家計簿もiPhone+クラウドでグッとラクになった。
まず、iPhoneはいつも持ち歩いていて絶対に手放さないので、支出の瞬間にササッと入力できる。これがコツである。一日経って財布からざらざらレシートを出して、ただそのための時間を取って打ち込むのは結構キツイ。自販機の飲み物など、レシートのないお金も多いのだ。いずれにせよ、思いついたら入力する。行動中に即入力する。これがコツである。打ち込みをちょっとサボっても、iPhoneであれば電車の中などで打ち込むことも出来る。
問題は入力先である。これはiPhoneのアプリと、それを保管するPCのソフトの2つに分かれる。これを何にするかで全然手間が違うので、慎重に選ぶようにしたい。あと、人によって合うあわないがあるので、いろいろ試してみて乗り換えるのもいいだろう。

ぼくもいろいろ悩んでいたのだが、ライフハック系のブログでは大御所の一人jMatsuzakiさんのブログで、Moneylookというのを使うことを知った。



MoneylookはSBIホールディングスが運営するクラウド資産管理サービスであって、Webからも見られるしiPhoneアプリからも見られる。そういう意味ではOCN家計簿+zaimにも近いが、jMatsuzakiさんのブログにあるように、iPhoneアプリが軽く、すべての資産がモバイルで見られるのがよい。

そして、ぼくが使っているのが、Twitterによる入力である。

普通家計簿ソフトがTwitterと連携しているというときは、専門アプリでお店や使った金額を打ち込むと、Twitterにその情報がつぶやかれるということを差す。上でちょっと触れたzaimもそうだ。

しかしMoneylookの場合は、逆に、Moneylookへの入力をツイッターから行うことが出来る。具体的に言うと、適当なTwitterクライアントで
「みなとみらいファミマ カフェオレ 120円」
のように、最後に数字+円を付いたツイートをすると、そのツイートをMoneylookが拾って、家計簿のエントリーにしてくれるのだ。

これのどこが良いかと言うと、まず、いつも慣れ親しんでいるTwitterのアプリで、ササッと入力できることがうれしい。普通家計簿のアプリというと、お店の名前を選んで、金額を選んで…ということを行う。トゥーマッチである。
そもそもそこまで細かい情報は個人の家計簿では必要がないのだ。上の程度で十分である。

次に、他の情報、普通のTwitterによるつぶやきや、Miilによるグルメ情報、Instagramなどによる写真、Four Squereによる位置情報などの、Twitterに流せる諸々の情報と時系列に混ぜられるのが大きい。Momentoやiftttで拾えるのである。

人の行動はお金の支出が伴うことが多い。だから、支出を記録することによって、ライフログをよりリッチに、正確に拡充出来るのである。これは、かなりいい手ごたえだ。

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