前回の続き。
こんなくだらないブログもないと思う。
興味ない人はどうか読み飛ばしてください。
さて、日本語1音の名詞を分類する試みとして、前回「胃」を分析した。
肉を消化するあの胃である。
その結果、胃には以下のような特徴があると分かった。
・物体である
・自然に存在する
・世界に無数にある一般的なものの名前である
・一個の独立したものであるとも、連続したものの範囲であるとも言える
・より大きな別のものに従属したものとしてのみ存在する
あと、書き忘れたが、
・生命を持っている
・母体から切り離されると死ぬ
という特徴も持っている。
さて、今日は「鵜」(う)について考える。
鳥の鵜である。
Photo by (c)Tomo.Yun
水鳥であって、飛ぶことも水上を泳ぐことも出来る。
長良川の鵜飼いが有名であるが、ぼくは犬山の鵜飼いを見に行ったことがある。
食べようと思って川魚(鮎)を丸呑みにする。
しかし鵜飼いの鵜は首が紐で縛ってあって、呑み込めない。
これを漁師が横取りし、さらに狩りの場面を見世物にしている。
観光客は鵜飼いを見ながらその鵜を食べられる。
釣りで獲った鮎と違って、即死するから活け締め状態になっていておいしいそうだ。
まあ残酷な見世物である。
ということで、特定の場所に生息している鳥である。
すでに研究した「胃」の特徴を再掲する。
・物体である
・自然に存在する
・世界に無数にある一般的なものの名前である
・一個の独立したものであるとも、連続したものの範囲であるとも言える
・より大きな別のものに従属したものとしてのみ存在する
・生命を持っている
・母体から切り離されると死ぬ
これに対して、「鵜」は以下のような特徴を持っている。
胃と同じものは○、違うものは×を付ける。
○物体である
○自然に存在する
○世界に無数にある一般的なものの名前である
○生命を持っている
×一個の独立したものである
×独立して生きている
胃と鵜はかなり似ているがかなり違う。
胃が動物の一部分であり、消化管の一定範囲であるのに対して、鵜は独立した一匹の動物である。
ただし、その他の面では共通していて、今回分析するのが前回より全然ラクだった。
これは名詞のプロパティ・シート(属性表)であって、何十個も、何百個も名詞を分類するうちにどんどんラクチンに、精密になるはずだ。
胃と比べることで分かる鵜の特質というのもある。
(この人なに言ってるの・・・???)
再来週は第3回、「絵」について考える。
これは大ネタだ。
こんなくだらないブログもないと思う。
興味ない人はどうか読み飛ばしてください。
さて、日本語1音の名詞を分類する試みとして、前回「胃」を分析した。
肉を消化するあの胃である。
その結果、胃には以下のような特徴があると分かった。
・物体である
・自然に存在する
・世界に無数にある一般的なものの名前である
・一個の独立したものであるとも、連続したものの範囲であるとも言える
・より大きな別のものに従属したものとしてのみ存在する
あと、書き忘れたが、
・生命を持っている
・母体から切り離されると死ぬ
という特徴も持っている。
さて、今日は「鵜」(う)について考える。
鳥の鵜である。
Photo by (c)Tomo.Yun
水鳥であって、飛ぶことも水上を泳ぐことも出来る。
長良川の鵜飼いが有名であるが、ぼくは犬山の鵜飼いを見に行ったことがある。
食べようと思って川魚(鮎)を丸呑みにする。
しかし鵜飼いの鵜は首が紐で縛ってあって、呑み込めない。
これを漁師が横取りし、さらに狩りの場面を見世物にしている。
観光客は鵜飼いを見ながらその鵜を食べられる。
釣りで獲った鮎と違って、即死するから活け締め状態になっていておいしいそうだ。
まあ残酷な見世物である。
ということで、特定の場所に生息している鳥である。
すでに研究した「胃」の特徴を再掲する。
・物体である
・自然に存在する
・世界に無数にある一般的なものの名前である
・一個の独立したものであるとも、連続したものの範囲であるとも言える
・より大きな別のものに従属したものとしてのみ存在する
・生命を持っている
・母体から切り離されると死ぬ
これに対して、「鵜」は以下のような特徴を持っている。
胃と同じものは○、違うものは×を付ける。
○物体である
○自然に存在する
○世界に無数にある一般的なものの名前である
○生命を持っている
×一個の独立したものである
×独立して生きている
胃と鵜はかなり似ているがかなり違う。
胃が動物の一部分であり、消化管の一定範囲であるのに対して、鵜は独立した一匹の動物である。
ただし、その他の面では共通していて、今回分析するのが前回より全然ラクだった。
これは名詞のプロパティ・シート(属性表)であって、何十個も、何百個も名詞を分類するうちにどんどんラクチンに、精密になるはずだ。
胃と比べることで分かる鵜の特質というのもある。
(この人なに言ってるの・・・???)
再来週は第3回、「絵」について考える。
これは大ネタだ。