部屋をキレイにするコツは、マメに少しずつやることだ。
いっぺんにガッとやると無駄が多いし、いつかガッとやればいいやという気持ちになると少々汚くても満足してしまう。
毎日のルーチンタスクで、ちょっとでも散らかりが目立つと気持ち悪いという状況を作ったほうが良い。
佐々木正悟さんの記事によると、1日1個モノを捨てるといいそうだ。
A4用紙1枚でもボールペン1本でも良い。
黒いボールペンが2本以上あったら、1本捨てる。
これもサラリーマンはいいところがあって、ワークスペースとゴミ箱の中間的な存在の、余計な文房具の共有スペースがあるから、そこにそっと返してしまえばよい。
1日A4用紙1枚、ボールペン1本捨てたぐらいでキレイになるのだろうか。
これがびっくりするほどキレイになる。
例の1日ピーナッツを半分食べると大学に受かるというのと一緒で、心理的側面が大きいのかもしれない。
これを朝一番のタスクに取り入れれば良い。

週一回のタスクとしては、余計なものをヤフオクで売る、というのがある。
ぼくは驚くほどこれでモノを売っている。
なんだかんだ言って売り上げベースでは年に10万は売っていると思う。
利益ベースでは赤字だが、捨てるよりは良い。
地球のためになるし、感謝されるので、ありがとうパワーが貯まる気がする。

驚くのが本、CD、DVDで、ブックオフに売るより絶対に儲かる。
ブックオフの値付けは本当にひどい。
まあその辺の質を落として経営の合理化を計っているのであって、売り手も割り切るしかないが、持っていく手間を考えると合わない。
明らかにヤフオクの方が高くなる。

面白いのが、以前も書いたが、使わなくなったPCが売れるということである。
普通はリサイクルに出さなければならなくて、面倒くさいことこの上ない。
ジャンクです、腕に自信のある方どうぞ、と挑発的なことを書いておくと、日本中の腕自慢が寄ってきてどれどれ、と見てくれる。
激安で売るので、儲かることはないのだが、損することもない。

部屋がゴミ屋敷だったときは、箱に入っていないCDやDVDが何百枚も出てきた。
これを、DVD-R用のスピンドル容器を捨てるやつを近所の業者さんからもらい受けて、それにつめて売った。
CD4百枚、ケースなし。
DVD百枚、ケースなし。
これがオオウケに受けて、そこそこの値段で売れた。
個人の好みで買っているので、迫力のあるコレクションになったようだ。
オークション後の連絡でもいろいろやり取りがあって、楽しい思いをした。

さて、ぼくのヤフオク法だ。

まず、1円スタートにする。
1円で落札したら1円で売る。
先日は3千円で買ったが洗濯で縮んでしまったパジャマが1円で売れた。
オッサンの古着のパジャマなんかが売れるのである。
まだまだ新品のパジャマなんか、捨てるのはお天道様に申し訳ない気がするのである。
1円とは言え、売れてハッピーだ。
しかし本当に1円で売れるとは思わなかったので驚いた。

なぜ1円スタートにするかというと、目立って、売れるからだ。
ヤフオクの市場原理は公正なもので、あっという間に適正な市場価格になる。
だから、値打ちのあるものは1円で出して、マーケットに委ねるのが正しいと思う。
あれこれ値段を読んだり、最落価格を付けて嫌われたりすることを考えれば(ぼくも最落価格は大キライである)、1円で出してしまうのが良い。

ただし送料は申し受ける。
これはヤマトの60サイズにしている。
実際には80サイズとかになって損をすることもあるが、面倒なので常に60サイズで出している。
これも、メジャーや計量器を用意するコストが苦にならない人はちゃんと計ればいいだろう。
ぼくはなるべくヤフオクにコストを掛けたくないので60サイズだ。

ヤマトにすると「不定形郵便で送れないんですか」「ゆうパックにしてください」と言う人がいる。
一切断っている。
ヤマトはコンビニで出せるのでカンタンだし、事故補償があり、追跡できるので安心だ。
この場合最初から「ヤマトしか使いません、納得しない人は入札しないでください」と出品時に書いておく。
他にも、あらかじめトラブルになりそうなことは全部書いておく。
オークション外での取引は受け取りません、メールアドレスを書いた質問は無視します、早期終了はしません、などだ。
こういうの、トラブルを経験すればするほど長くなってくるが、先週のオークションをコピペして使い回せばいいのでラクチンだ。

落札したらヤマトで送る。
送り状は「送り状発行システムC2」を使って、自宅のプリンターで発行している。
これが出来るのでヤフオクがグッとラクになった。
送り先は全部コピペで処理できる。
いちいち送り状を手書きしていた時代を思うと夢のようだ。
入金口座も、インターネットバンキングが使える口座をいっぱい持っているのでそれを使う。
デジタル万歳だ。

ただし複写用紙ではないので、コンビニの人が新人だとちょっと「エッ・・・」という顔をされる。
ぼくは心安い人が店番をしている時間を何となく把握しているので、その時間に持って行く。
「ああアイツが来たよ・・・」的な顔をされる。

話が前後するが、落札者さんとのやり取りも基本コピペで済む。
トラブルや誤解があったらどんどん文言を追加する。
今は本当にあらゆるトラブルを通り過ぎた、練りに練った出品案内、連絡文のキットを持っているので、本当に手間なしだ。
努力するほどラクになるとはこういうことである。

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