昨日の本ブログは、さいきん早寝早起きウォーキング英会話が続いていて、体調もすこぶる良くてハッピーだと書いた。
そして、ここ数ヶ月の本ブログの流れとしては、低糖質食を続けることで肥満の進行が抑えられ、血糖値が下がり、昼間の眠気や食後の発汗もなくなって非常にいい調子であると書いていた。
どちらも、読者諸兄もそうされることを勧める、コツとしては何々だと書いていたのである。
ところが、今日糖尿病の経過観察で通院したところ、もう一つまた別の値が悪いと言われたのである。
尿酸値だ。
昨日の今日である。まことにみっともない。
そういえばつい一昨日も、Dropboxの紹介リンクを張っていたら見ず知らずの人のメアドを教えられてビビったという話があった。

ブログを書いているとこういうことはありうる。
あるノートパソコンを進めていたらバッテリーが爆発した。
投資商品を勧めていたら詐欺だと分かった、などである。
ううん、素人が情報発信するのはいろいろ危険性があるなー。
いろいろ申し訳ありません。
開き直るようだが、ぼくなんかの言うことを鵜呑みにしないで欲しい。

それにしても、糖尿対策で低糖食を取っていたら尿酸値が上がったというのはどうだろう。
英語がダメだから勉強しろと言われて、英語が出来るようになったから褒めてもらおうと思って職員室に行ったら、お前数学の成績が下がってるじゃないかと言われるようなものだ。
凹む。

しかし、英語を勉強することによって、数学が出来なくなることがありえないように、低糖食というぼくの糖尿対策が尿酸値の原因かどうかは良く分からない。

尿酸値とは何か、調べた結果を書いてみる。
Webでチョイチョイと調べたことを、またWebに書くのは馬鹿っぽいが、まあ覚え書きである。

尿酸は「細胞の燃えかす」であるプリン体を体から出すもので、通常尿と一緒に排出される。
ところが排泄しきれなかったり、プリン体を外から摂取し過ぎると、血液中に残る。

尿酸が関節に結晶化すると激越な痛みが生じる。
これが通風である。
ぼくの数値(尿酸の血中濃度)は、もう通風の発作が起こってもおかしくない値だそうだ。
でも今のところ起こってはいない。

プリン体はどんな食べ物に多く含まれているだろうか。
プリンにはそんなに入っていないそうだ。
(ベタベタ・・・)
お菓子のプリンはpuddingの訛りであるが、プリン体はpurineと綴る。
これはpure urineの略だそうだが、純粋なおしっこという意味だろうか。

プリン体は細胞核にあたる成分で、細胞が大量に分裂している食品に含まれている。
ではここでクイズである。
次の食べ物の中でプリン体が多いのはどれでしょう~~。

 1.レバー
 2.鶏卵
 3.イワシの干物
 4.チーズ
 5.エビ
 6.ビール
 7.納豆
 8.ウィンナーソーセージ

答えは奇数番目が悪いらしい。

レバー、エビが通風に悪いのは有名だ。
白子、アンキモも悪いらしい。
でも、どっちもなんか、体にいいイメージがある。
高尿酸に悪い、というだけで、健康な人が適宜に取るにはいいということだろう。
他に、いかにもいいイメージなのに悪いのが納豆である。
逆に豆腐はいいらしい。
この辺が一筋縄ではいかない。
単純に「おいしいものが悪い」というわけではないので、研究しがいがありそうだ。

鶏卵、チーズはプリン体が極めて少ないそうだ。
鶏卵は未分化の卵子なのでプリン体がない。
ウィンナーソーセージは加工の段階で水に流れるので(?)尿酸が少ないそうだ。
逆にイワシの干物は乾燥で濃縮されるので沢山入っているということになるらしい。

ビールはCMの影響でプリン体のカタマリのように言われるが、実際にはそれほど入っていない。
ただ、アルコールの多飲は脱水症状を起こすので、痛風発作の引き金になるらしい。

上に挙げた特殊な食べ物を除いては、大雑把に肉が悪くて野菜が良い。
菜食主義者は尿酸が低いそうだ。

ただ、高尿酸はプリン体の過剰摂取で起きるだけではない。
体の中でも細胞からプリン体は合成されているので、過剰な栄養の取り過ぎが高尿酸の原因になる。
だからプリン体を摂らないようにするだけでなく、カロリーコントロールと適当な運動が大切である。

だってさ!

しかし、これをぼくに当てはめると、ちょっと腑に落ちない。
ぼくは野菜や水分はめちゃくちゃ意識して摂っている方だし、運動もしている。
太っている、ふとっているとブログに書いているのだが、本当に太っている人ほどふとっているわけではないと思う。
(どないやねん!)

通風の有名人としては、さまぁ~ずの三村さんが有名だ。



あれだけ町を歩いていて通風になるというのは、ちょっとやそっと歩いたぐらいでは治らないということだろう。
三村さんも太り気味ではあるが、言うほど太り過ぎというイメージはない。
つまり、単純に太っていればなる、肉を食えばなるというわけではなく、体質、つまり、内臓の機能不全や、体内の化学反応の関係もあるのだろう。

ストレスも良くない、とされる。
これは糖尿もである。
しかし、考えてもらいたい。
食事制限はものすごくストレスになるのである。
(だんだんグチっぽくなってきた)
食べるな、動け、そしてイライラするなというのは、ものすごくアンビヴァレントな要求である。

ま、ぼくの場合はとりあえず肉の過食が原因であろう。
低糖質食であるから、肉が当然多くなるが、それにしてもしゃぶしゃぶと焼肉に行き過ぎだ。
この辺を考え直して行きたいと思う。

思えば、糖尿の経過観察のために、毎月血液検査をしていて良かった。
この世で一番痛いとされる通風の発作が起きる前に、高尿酸を検出出来たからである。
また何かあったら相談に乗ってください。

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