第216回ではウォーキングをしながらiPodで英会話の教材を聞き、話す、英会話ウォーキングを紹介した。
眠くならず、退屈にならず、継続できる方法である。
家に篭って本に向かうよりも気分が上がるし、英会話教室に行くよりも手軽である。
この方法の欠点は、いかんせん、それ用が教材は少ないことだ。
そういう人が少ない、というか、想定されていないので、当然である。
前回紹介した晴山陽一先生の「英語3秒速答スーパートレーニング」はそういう意味で奇跡のような教材であって、非常にお勧めである。
(別に歩きながらやらない人にもオススメ。)
しかし、15日間掛けてこの本を終えてしまったので、次どうしようか悩んでいたのだが、またまた大ヒットの本を見つけてしまった。
「english×english」である。
眠くならず、退屈にならず、継続できる方法である。
家に篭って本に向かうよりも気分が上がるし、英会話教室に行くよりも手軽である。
この方法の欠点は、いかんせん、それ用が教材は少ないことだ。
そういう人が少ない、というか、想定されていないので、当然である。
前回紹介した晴山陽一先生の「英語3秒速答スーパートレーニング」はそういう意味で奇跡のような教材であって、非常にお勧めである。
(別に歩きながらやらない人にもオススメ。)
しかし、15日間掛けてこの本を終えてしまったので、次どうしようか悩んでいたのだが、またまた大ヒットの本を見つけてしまった。
「english×english」である。
この本は、一応英単語練習書ということになっているのだが、既成のジャンルに当てはまらない、いわく言いがたい本だ。
基本的に、英英辞典を基本にした英単語クイズで構成されている。
英英辞典というのは面白いものだ。
別に英語に凝っていない人も一冊買うことをオススメする。
おすすめは「ロングマン現代英英辞典」だ。
この辞書はそれだけで項目が書けるほど面白いので、いつかゆっくり紹介する。
暇なときにあっちこっちのページを逍遥するのが楽しいので、電子辞書の他に紙の辞典も買うと良い。
英英辞典一般の話に戻るが、英和辞書は英語の見出しに対して日本語が書いている。
love【名詞】愛
とか書いているのである。
これは言葉を言葉に置き換えただけであって、「理解」したかどうか分からない。
しかし英英辞典だとこうなる。
love【noun】to have a strong feeling of affection of someone, combined with sexual attraction.
あははは。
面白い。
上のloveは典型的なのだが
・とっくに意味が分かる言葉を引くと面白い
・引くと知らない(かえって難しい)単語が出てくるので勉強になる
・英語の概念を「説明する」練習になる
という点が英和辞書と違う。
ぼくはヘタレなので実用使いは英和を引いて、特に難しい言葉や、勉強のときは英英という風に使い分けている。
(英和辞典はほとんどWebの「英辞郎」で済ませている)
さて、「English x English」(イングリッシュ・バイ・イングリッシュと読むのだろうか。以下はExEと略す)は、たとえば「form a picture of something in your mind」という説明が問題に出てくる。
何かの絵をあなたの心に形作るってなんだろうか。
ちなみにこのyourは英語っぽい。
日本語に訳す場合は「何かの像を心で結ぶこと」のように略す。
英語は主語が略せないのでyouが出てくる。
で、この言葉の場合正解は「imagine」である。
「imagine」とは何か、英語で説明する機会はあまりない。
逆に、英語の説明を聞いて、imagineという言葉を思い出すこともあまりない。
やってみれば分かるが、脳の全然使っていない部分が覚醒する。
ExEの紙の本の方は、上の問題がたとえば4択問題で出てくる。
説明が4個と、単語が4個あって、結びつけるような問題になっている。
他にも同じ単語を何回も毛色の違ったクイズにしていて、本だけでも飽きずに勉強できるように工夫されている。
しかしぼくの主眼はあくまでCDである。
CDには、上の「form a picture of something in your mind」のような説明がまず来て、1秒ポーズがあって、その後に「imagine」と言う。
これが、分からない。
imagineなんて簡単な言葉であるが、そう言われると英語で理解しようとしたことはなかった。
こういう問題が立て続けに入っている。
「3秒即答」に比べると、CDの内容に愛想がないし(ちょっとiPhoneの「Siri」のようだ)、延々同じ内容が入っている。
しかし、面白い。
ぼくはこのCDを、10トラックごとのプレイリストに分けて使っている。
1トラックに5単語入っているので、だいたい50単語出てくる。
これが1日分である。
(全部で140トラック入っているので、14日ぶんの計算だ)
この1日分を聞きながら歩く。
問題が出たら、答える。
間違うが、何回もやっていると答えが出てくる。
そのうち順番を覚えてしまうので、シャフル機能を使うのもいい。
全部覚えてしまうと、説明の部分をシャドウイングするのもいい。
シャドウイングは英語にあわせて(当然わずかに遅れてになるが)英語を口ずさむもので、すごく口が回るようになるのでおすすめだ。
今日で3日目だが、大変好調だ。
知らない言葉を類推することも身につく。
これは通常の会話で必要な能力だ。
ExEのCDを歩きながら聞くことをお勧めする。
このCDだけでも1500円は安い。
2枚目にはWindowsのゲームソフトも入っている。
基本的に、英英辞典を基本にした英単語クイズで構成されている。
英英辞典というのは面白いものだ。
別に英語に凝っていない人も一冊買うことをオススメする。
おすすめは「ロングマン現代英英辞典」だ。
この辞書はそれだけで項目が書けるほど面白いので、いつかゆっくり紹介する。
暇なときにあっちこっちのページを逍遥するのが楽しいので、電子辞書の他に紙の辞典も買うと良い。
英英辞典一般の話に戻るが、英和辞書は英語の見出しに対して日本語が書いている。
love【名詞】愛
とか書いているのである。
これは言葉を言葉に置き換えただけであって、「理解」したかどうか分からない。
しかし英英辞典だとこうなる。
love【noun】to have a strong feeling of affection of someone, combined with sexual attraction.
あははは。
面白い。
上のloveは典型的なのだが
・とっくに意味が分かる言葉を引くと面白い
・引くと知らない(かえって難しい)単語が出てくるので勉強になる
・英語の概念を「説明する」練習になる
という点が英和辞書と違う。
ぼくはヘタレなので実用使いは英和を引いて、特に難しい言葉や、勉強のときは英英という風に使い分けている。
(英和辞典はほとんどWebの「英辞郎」で済ませている)
さて、「English x English」(イングリッシュ・バイ・イングリッシュと読むのだろうか。以下はExEと略す)は、たとえば「form a picture of something in your mind」という説明が問題に出てくる。
何かの絵をあなたの心に形作るってなんだろうか。
ちなみにこのyourは英語っぽい。
日本語に訳す場合は「何かの像を心で結ぶこと」のように略す。
英語は主語が略せないのでyouが出てくる。
で、この言葉の場合正解は「imagine」である。
「imagine」とは何か、英語で説明する機会はあまりない。
逆に、英語の説明を聞いて、imagineという言葉を思い出すこともあまりない。
やってみれば分かるが、脳の全然使っていない部分が覚醒する。
ExEの紙の本の方は、上の問題がたとえば4択問題で出てくる。
説明が4個と、単語が4個あって、結びつけるような問題になっている。
他にも同じ単語を何回も毛色の違ったクイズにしていて、本だけでも飽きずに勉強できるように工夫されている。
しかしぼくの主眼はあくまでCDである。
CDには、上の「form a picture of something in your mind」のような説明がまず来て、1秒ポーズがあって、その後に「imagine」と言う。
これが、分からない。
imagineなんて簡単な言葉であるが、そう言われると英語で理解しようとしたことはなかった。
こういう問題が立て続けに入っている。
「3秒即答」に比べると、CDの内容に愛想がないし(ちょっとiPhoneの「Siri」のようだ)、延々同じ内容が入っている。
しかし、面白い。
ぼくはこのCDを、10トラックごとのプレイリストに分けて使っている。
1トラックに5単語入っているので、だいたい50単語出てくる。
これが1日分である。
(全部で140トラック入っているので、14日ぶんの計算だ)
この1日分を聞きながら歩く。
問題が出たら、答える。
間違うが、何回もやっていると答えが出てくる。
そのうち順番を覚えてしまうので、シャフル機能を使うのもいい。
全部覚えてしまうと、説明の部分をシャドウイングするのもいい。
シャドウイングは英語にあわせて(当然わずかに遅れてになるが)英語を口ずさむもので、すごく口が回るようになるのでおすすめだ。
今日で3日目だが、大変好調だ。
知らない言葉を類推することも身につく。
これは通常の会話で必要な能力だ。
ExEのCDを歩きながら聞くことをお勧めする。
このCDだけでも1500円は安い。
2枚目にはWindowsのゲームソフトも入っている。