さっきe-mobileの解約手続きをした。
なにしろめったに使わないのに、にねんコースで月に2千円(基本料金)を払ってもう3年8ヶ月使っていた。
いろいろとイヤなことも、いいこともあったが、まあまあ使えたサービスだったと思う。



結論から言うと、ぼくはこのキャリアのサービスをあまりおすすめしない。
以下はあったことを時系列的に書く。
ぼくが持っていたのはUSBに直挿しするD12LCというタイプだ。
専用ケーブルが要らず、電源もノートパソコン本体から供給でき、あと本体を差し込めば勝手にインストールが始まってドライバーがセットアップされるというのもラクでよかった。
非常にすぐれた設計だと思う。

速度とカバレッジはまあまあ、中の下ぐらいだと思う。
ソフトバンク版iPhoneよりちょっと悪いぐらいだ。
じゃあ全然ダメなんじゃないかと言われるかもしれないが、インフラである携帯電話とは重要度が違う。
しょせんセカンド回線であって、「ああつながらなかったか~」と思う程度である。

ノートパソコンを持ち出すなら、今ならdocomo xiかWimaxのWiFiルーターがいいと思う。
でもちょっと割高感がある。
そのうちiPhoneのテザリングが使えるようになるだろう。

カバレッジに関しては、関東は大体圏内であった。
熊本県に関しては、実家のある郡部はまずダメだった。
親が入院していた市内では大体圏内であった。

親が入院した期間は親にまた貸ししていた。
入院中はネットが助かるようだった。
談話室からスカイプをさせたこともあるが、問題なく通話できた。
こういうスポットの用途には適していると思う。

ぼくはというと、モバイル主力機であるMacのLionにドライバーが対応しなくなって往生した。
(その後改善したのかもしれない)
結局外出中はiPhoneとiPadを使うので、それほど困らない。

そうこうしているうちに、使わないまま端末が塩漬けになってしまったので、このたび解約することになった。

電話やネット(My e-Mobile)でのサポートについては、契約していた3年間の間に長足の進歩を遂げた。
昔に比べると今はびっくりするほどいい。
ていうかとりあえず昔はひどかった。
故障してもショップがない。
電話してもつながらない。
故障品を日通が平日の昼に取りに来るから待っていろと言う。

一時問題だなと思ったのは「支払いを銀行払いからクレジット払いにしてくれないか」と平日に携帯に電話を掛けてきたことである。
ぼくは携帯に電話されるのが大嫌いなので大モメにモメた。
今でもどういう意味の電話だったのか分からない。
資金でもショートしていたのだろうか。
ちなみに「ADSLを契約しないか」と電話してきたときもある。

平日の昼に電話を掛けてくる会社は本当に嫌いだ。
このネット社会で、しかもネット社会を推進すべくがんばっている通信会社が、なぜ平日の昼に音声電話で勧誘を掛けてくるのであろうか。
ちなみにauも「携帯を使っているならauひかりにしないか」と平日の昼に電話を掛けてくる。
これも評判が悪いからやめて欲しい。
ぼくは電話で勧誘してくる会社とは付き合いを深くしないようにしている。
逆効果である。

e-mobileはその後ショップもチラホラできるようになったし、WiFiルーターを出したり、板野友美ちゃんをCMキャラクターにしたりして、結構商売も本気度が出ている。
ぼくはちょっと使うのをお休みするが、こういう会社が切磋琢磨して品質と低価格を競争するのはいいことであるので、是非がんばって欲しい。

他にe-mobileで気になるのが「解約が電話(その後書面を郵送)でしか出来ないこと」と、「電話サポートの人が『暗証番号を口頭で言ってください』と言ってくること」だ。
微妙にユルい会社であって、この点は改善を望みたい。

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