今週から4がつく回(隔週水曜日)はiPhoneのコーナーをお休みしてダイエットについて実験報告する。

あらゆるダイエットを試しているぼくだが、むかし試して比較的効果があったものがあって、それは炭水化物断ちダイエットだ。
主食を断っておかずを沢山食べる。
ごはんの変わりにキャベツの千切りを食べる。
ハンバーガーのパンの変わりにレタスで包む(そういう製品がモスバーガーで売っていた)と言ったものだ。
血糖値を急上昇させないのが効くという話である。

批判もある。
実際、あらゆるダイエットには正反対の意見があって困ったものである。
米を食べると痩せるという人もいれば、太ると言う人もいれば、体に悪いという人もいる。
肉を食べると痩せるという人もいれば、太ると言う人もいれば、体に悪いという人もいる。
野菜を食べると痩せるという人もいれば、太ると言う人もいれば、体に悪いという人もいる。
検索してみると、本当に全員いるから驚きだ。

バランスのいい食事がいいと言う人は多い。
しかし、「バランスのいい食事というのはもともと家畜を太らせるために考え出されたものだ」という人もいる。
わけが分からない。
結局個々人の体質によって向き不向きがあるので、体を観察しながらいろいろ試すしかないのだろう。

ぼくは最近はまた低糖質ダイエットを試してみている。
理由としては、白飯や麺類を食べ過ぎた後に異様に体が重く、気分がふさいで、眠くなることに気づいたのだ。
また、食後に異常に発汗する。

食後に運動すると血糖値の急上昇を防ぐことが出来るということなので、毎食後30分ぐらい歩いていた。
しかし、この暑さではそれも限界がある。
体にはいいかもしれないが死にそうになるのである。

主食を減らしておかずを多くすると、体調がいい。

低糖質ダイエットへの批判としては、肉を食べ過ぎると腎臓への負担が掛かる、とか、糖分を取らないと脳にエネルギーが行かない、と言うものだ。

まず肉に関しては、ごはんを減らしたからと言って腎臓に負担が掛かるほど肉を食べていたら問題なのは当然である。
糖分に関しては、野菜にも少量の糖質は含まれているし、そもそ体に備蓄された脂肪をエネルギーに変えたいのだからエネルギーを減らすのは当たり前だ。
こういう批判を読んでいて分かるのは、どうしても極論に走るということだ。
ごはんを減らすというと「でも肉ばっかり大量に食べてたら体を壊しますよ」と言うのだ。
誰もそんなこと言ってないのである。

低糖質ダイエットをやっていて困るのは外食するときである。
日本人の食事というのはどうしても味の濃いおかずで米飯を沢山食べるという構造になっているので、おかずばかり食べていると味が濃すぎる。
主食をサラダに置き換えても味付けが濃いのである。

外食のおすすめは「しゃぶしゃぶの食べ放題ランチ」である。
ぼくは「しゃぶ葉」というお店で一番安い「豚肉コース」にして、それも豚肉を一皿だけ(100gぐらい)食べるようにしている。
これだとタレの味を調節できるのが良い。



まず白菜、春菊、えのき、しらたきなどを食べる。
以前は加減が分からなくてこういう繊維質のものをおなかが弾けるぐらい早食いしていたのだが、それだと覿面におなかがゆるくなる。
ゆっくり、よく噛んで味わって食べる。

ある程度食べたら豆腐なども食べる。
この時点で食欲はだいぶボルテージが落ちている。
少しは炭水化物も取ったほうがいいからマロニーちゃんも食べる。

で、お肉を一皿だけ食べる。
半分ぐらいで済ませることもあるが、たんぱく質も取らないと筋肉が落ちるので半分は食べるようにしている。
おいしければ一皿も食べる。
で、お店の周りを10分ほど歩く。

食べ応えは相当なもので、全然ダイエット中という飢餓感はない。
むしろ贅沢したなーという気がする。
1400円とお値段が張るのが残念だが、節食中でもハレの気持ちを味わえ、味の濃さも調節できる食事としておすすめである。

ただし同じものを家で作ると驚くほど安く出来る。
鍋料理は調理も簡単だし楽しいのでおすすめだ。
最近は鍋セットのような野菜パックも安く売っている。
タレントのMEGUMIさんは鍋でやせたそうだ。

ぼくは自宅鍋としゃぶしゃぶ食べ放題を組み合わせて2週間ほども続けたが、4kgほどもやせた。
もっとも、93kgが89kgになっただけなので、誤差の範囲内という話もある。
体調もすこぶるいいので、もうしばらく続けて見ようと思っている。

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