部屋の片付けは小さい頃から苦手だ。
異常に苦手。
何らかの病気かもしれない。




しかしながら、片付かない部屋はストレスがたまる。
一刻も早く解決したい厄介な事態である。
こういう場合どうするかというと、お金で解決する。
オトナ買いだ。
いわゆる便利屋さんを呼ぶのだ。

大体3時間ぐらいでビックリするほど片付く。
気になるお値段は3万円デコボコだ。
根っからゴミ屋敷の場合は5万円ぐらい行くかもしれない。
高い。
でも部屋が片付かないことのストレスに耐えたり、見つからないものを再々買い直したり、ノートパソコンを踏み壊したりすることを思えば、実際には安い。

便利屋さんが来てやってくれることは、必要ないものを捨てるということだ。
ウチに来てくれる業者さんは粗大ゴミ、産業廃棄物、古物商の免許も持っているので、仕分けしないでドンと持って帰ってくれる。

業者さんが来て、ゴミ袋を広げて待っている。
これは要りますか、これは要りませんか、と言われる。
すごいスピードで、要るものはダンボールに入れ、要らないものはゴミ袋に入れる。

このとき、疑わしきは罰するの考え方で、どんどん要らないものに分別するのが「捨てる片付け」のコツだと言われる。
でも、実際には、疑わしきは罰せずで、判断を保留してダンボールに入れてもいい。
片付けはじめの段階では、本当に要らないものが多い。
捨てなきゃ。
そう自分では分かっているのに、溜め込んでいるのだ。

専門的な掃除や、無駄な家具の取り外し、レイアウト変更など、プロならではという部分もあるが、実際には上の分別の部分が大半を占める。
つまり、自分がほとんど作業しているのだ。

ではなぜ人を呼ぶかと言うと、自分ひとりでやると、すぐへばってしまって、怠けてしまったり、「ああ、こんなものあったあった・・・」と思い出に浸ったり、マンガを読み始めたりするからだ。
片付けあるあるだ。
でも、人が見ていると、そうはいかない。

業者さんが助かるのは、実はこの「見張り」の部分が大半を占めるので、実は学生のバイトでも、近所のおばさんでも、役に立つかもしれない。
でも、適当な人を探して交渉する手間や、変なことになるリスクを考えたら、業者さんが安い。

家族や友達など、身内でもいいかもしれないが、ちょっと気が重い。
後々まで「あの時あなたの部屋はどれぐらい汚かった」「あの時あなたの部屋からどんなものが出てきた」と言われるのがストレスである。
だったら他人の業者さんを呼んで、お金で解決した方が良い。

片づけとは、ほとんど不用品の廃棄である。
どんどん片付く。
うちの場合6畳2間、収納、風呂、トイレ、キッチンだが、朝10時に片付け始めて、昼には終わっている。
根っからゴミ屋敷の場合でも、昼過ぎには終わっている可能性が高い。
いかになんでもないことを怠けているか、サボっているかである。

だったらお金を惜しんで一人でやった方がいいだろうか。
でもそれが出来ない。
人間の不思議だ。

さて、ダンボールをどう整理したらいいだろうか。
これも業者さんがいる間にやった方がいい。
ダンボールの中からさらに要るものを厳選する。
本や書類など、行き場所が決まっているものは別に分ける。

ダンボールの中に要るであろうものを閉じ込めて、さらにその中から要るものを選りすぐっている段階で、自分の「要るもの観」、要るものとは何かについての目が肥えている。

ここで、「行き場所が決まっているもの」「本当は捨ててよかったもの」「まだ要るか要らないかモヤッとしているもの」に分ける。
捨ててよかったものは業者さんに引き取ってもらう。
この時点で、数個のダンボールにモヤッとしているものが縮小しているから驚きだ。

このダンボールは、後日分けることにしてもいい。
もっとも、別の本にもっと革命的な方法が書いてあった。

ダンボールの表面に日付を年月日で書いておく。
で、1年間放置する。
で、1年間放置したということは、本当は必要なかったものなので、もう捨ててしまう。
なるほどー!

これ、外国人の女性が書いた片づけ術の本に書いてあったのだが、書名を忘れてしまった。
他にも黒い服に統一すると服が減らせるとか、面白いことが書いてあったのだが。

Subscribe with livedoor Reader
Add to Google
RSS