ぼくは髪の毛を茶髪にしている。
最初はおしゃれ染めだったのだが、今では立派な白髪染めだ。

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最初は月イチでカット&カラーで5千円ぐらいのお店に行っていたのだが、そのうち「カラー専門2千円」という店が気になってきた。
ぼくはカットは90日に1回ぐらいでいい。
カラーは毎月いきたい。
しかも、根元だけ染めてもらいたい。
ここまで書いて思ったけど、この話何回か書いたね。

最初は日吉のSPEEDYという店に行っていた。
ここもおすすめ。
SPEEDYは日吉、自由が丘、学芸大学、祐天寺、あとなぜか那覇にある。
携帯で予約ができるのだが、E-PARKというシステムを使うとパソコンのメールが使えないので、Hot Pepper Beautyを使うのがおすすめ。
前は武蔵小杉に住んでいたので、運動がてら日吉店に行っていたのだが、今回武蔵新城の方に引っ越したので、さすがに遠い気がする。
ナビで直線コースを選べば違うのかもしれないけど。
あと、SPEEDYは人気があって、前日に予約しないとすぐにいっぱいになってしまうので、面倒だった。

SPEEDYがなぜ安いかというと、セルフブローと言って自分でドライヤーを使うのである。
別にヘアセットに凝る方じゃないのでドライヤーぐらい使ってもかまわない。

そのうち、家の近所のおばちゃんがやっている美容室に行くようになった。
ここも同じぐらいの値段だが、家に近いので重宝していた。
ここもブローすると5百円と言われるが、自分でドライヤー掛けるように貸してもくれないのである。
ではどうするかというと、濡れた髪のまま家まで走って帰るのである。
本当に近所だから出来たワザだが、冬場は辛かったかもしれない。

ということで、新城に引っ越したのを機に、新しい店を開拓することにした。
いまどきはいろんな店が工夫を凝らして営業していて、「激安 カラーリング」で検索するといろいろ出てくる。

それで見つかったのが「プロエレガントカラー 武蔵新城店」である。
「プロエレガントカラー」は愛知県が本拠地らしいが、京都や宮崎にもあるらしい。

安い・早い・キレイのヘアカラー専門店プロエレガントカラー(Pro elegant color) |川崎,春日井,京都,宮崎を中心に店舗展開するおすすめのプロの美容師が染めるカラー専門店
Googleマップで検索したが、店名で登録されていなかったので、住所で検索した。
アーケード街の中にあって、駅にほど近い。
最初「ほんとにココ?」という暗い入り口で不安になったが、2階に上がると広々としたフツーのお店だった。

システムが徹底的に合理化されていて、予約は受け付けていない。
券売機でメニューを選ぶ。
なんと「根元染め」は1400円だ!
何らかのキャンペーン期間中らしい。
これはうれしい。
部分染めだと1000円だそうだ。

そのあと順番待ち番号ボタンを押す。
20分ということだから、店内で待った。
ツイッターを見ていたら一瞬だ。

ほどなく案内されて「毛先と同じ感じでいいですかね」と言いながらカラーチャートを見せられた。
普通にいろんな色を選べるようだ。

美容師さんは男性も女性もいるが、ぼくは男性の人がやってくれた。

途中すごく気になったことがあって、浜崎あゆみだか西野カナだか、すごくメソメソした女のJ-POPの歌を、延々掛けていたのである。
ぼくはあの「逢いたくて〜逢えなくて〜恋しくて〜ひとつだけ〜」というのが大のニガテである。
いやだなーと思っていたのだが、そのうち、同じ曲がリピートしているんじゃないか? と思った。
さらに2回ぐらい聞いて、完全に間違いない、と思ったから、染めてくれている人に「さっきからBGM同じ曲がリピートしてますよね」と言った。
店の人は「あっ、そうですね」と笑って、すぐに切り替えてくれた。
J-POPではあったのだが、比較的明るいロックが流れて良かった。

それから待たされる。
Kindleで本を読んだり、うたたねしたりしていると時間が過ぎた。
普通に気持ちよくシャンプーをしてくれて、ブローはセルフである。
ポイントカードをもらえたが、500円1回、48ポイントで根元染め1回ということである。
月イチで1400円、2ポイント押してもらうと、2年間掛かる計算で、なかなか遠大だ。

ということで、予約せずにお店に飛び込んで、1400円できれいに染めてもらえてハッピーハッピーである。
もっとも、ぼくは平日の昼に行ったが、混む時間帯は混むんじゃないだろうか。
まあ番号札だけもらって商店街をふらふらしていたらいいのかもしれないが。