参議院選挙の投票所入場整理券が2週間前ほどに投函された。

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 本来の投票日は7月10日、日曜日だが、その日はライブを見に行くので、朝からバタバタするのが嫌なので、前もって期日前投票に行ってきた。
 ちなみに期日前投票と不在者投票は違う。
 不在者投票は、本来の居住地に事情があっていない人が、投票所入場整理券を取り寄せて別の土地の投票所で投票することらしい。
 期日前投票は、本来の居住地の投票所で、投票日よりも前に投票することだ。
 「その日は仕事があります」というのの他に、「その日はレジャーに行きます」という事情であっても期日前投票ができるので、せっかくの日曜日に選挙のために時間が割けるかどうか分からない人は、金〜土曜日にやっておくといいだろう。

 まず候補者選びだ。
 参議院は比例区と地方区の2つを選ぶ。

 地方区は参議院では都道府県別であって、ぼくのばあいは神奈川県の候補者を選ぶ。
 比例区は昔は拘束名簿式と言って、政党単位で投票した。Aという政党が、ウチの一位はXさん、二位はYさん…という名簿を前もって届け出ておいて、投票する人は政党名を投票すると、投票数に応じて一位から決まっていく。
 ところが、日本の政党は必ずしも一枚岩ではない。自民党にもハト派の人がいるし、民進党にもゴリゴリのタカ派の人がいる。この場合、自民党のハト派の人を応援したつもりなのに一位のタカ派の人が受かってしまったり、逆のケースがあったりした。今は、自民党の中でも特にこの人を応援する、ということができる。
 最も、もともと有名人で特に良い評判や悪い評判があるというのでもない限り、あまり政治家の名前と主張なんて、分からない。
 ぼくはこんかい毎日新聞がやっている「えらぼーと」というシステムを使ってみた。

毎日新聞ボートマッチ えらぼーと 2016参院選

 これは、憲法や防衛、経済政策など、24個の質問にこたえると、自分に近い主張の人が選べる、というものだ。
 全国区も、あと居住地(都道府県)を入れると地方区も主張が合う度合いがパーセンテージで出てくる。
 その代わり、性別、年齢、居住地を入れる欄があって、この属性の人はこの人を選んでますよ、というアンケートに協力することになるようだ。
 個人を特定するものではないから、これぐらい協力しても良いと思った。
 早速やってみたら、便利なものでダントツに主張が近い人が分かった。
 同じ政党の中でもまちまちなのが面白い。これで選んだ。

 候補者が決まったら、メモして投票所に行った。
 もともとの投票所入場整理券を持っていけば良い。
 ちなみに本来の投票所が川崎市中原区役所の6階であったのに対して、4回の会議室であった。
 昼間の暑さを避けて夕方に行ったら、同じ考えの人が多かったらしく、役所は結構な人で混んでいた。

 投票所入場整理券の裏に宣誓書という記入欄があって、ここに住所氏名生年月日などを書いて、「□当日レジャーに行くので投票できません」などのチェック欄があるのでチェックしておく。

 あとは普通の選挙と一緒で、投票用紙をもらって名前を備え付けの鉛筆で書き、箱に入れるだけである。
 難しいことは何もなかった。