イオンSIMを買いに、わざわざうちから遠い橋本のイオンに行く話。
 ダラダラと書き継いできたが、今日で完結したい。

AeonMobile-1monthLater-Review-05
 「イオンのSIM」を買うために、わざわざ実店舗を訪ねて予約し、次の日にわざわざ実店舗を訪ねて引き取らなければならなかった。
 これは、イオンSIMの人気が爆発したために即日開通(SIM=ROMに固有の番号を焼き込む)が出来なかったための非常事態で、公式サイトにもお詫びが出た。現在は改良されていると思われる。
 また、SIMの在庫がなかったためにわざわざ家から遠い橋本まで行かなければいかなかったのだが、この状況も改善しているだろう。
 一度SIMを買ってしまえば、他人事なので、よく分からない。
 スミマセン。
 いずれにしても、ぼくの場合は、土曜日に予約し、日曜日に取りに行かなければならず、とうていそんな手続きが本当とは思えなくてイオンの店員さんと電話でいろいろ口論して消耗した。

 さて、土曜日に予約した次の日、日曜日に、またイオンに取りに行った。
 その日は朝から友達と麻雀していて、取りに行くのが閉店時間ギリギリの20時着とかになった。
 まあ、遅く行ったほうが確実にROM焼きが終わっていていいだろうとも思った。

 行きの電車の中で、IIJmioの回線が切れた(MNPが完了した)ことを確認した。
 次の会社のSIMが開通すると同時に前の会社のSIMが使えなくなるシステムらしい。
 ちなみにこの古いIIJmioのSIMだが、法律上はIIJmioから貸与している形であって、実は返さないといけないらしい。でも返してくださいと言われることはまずない。返すのが面倒なので、持っているが、持っていても何の得にもならない。iPhoneは初期化(アクティベーション)するときにSIMがいるが、この用途にも使えない。ちなみにこのアクティベーションだけがしたい場合(iPhoneをWiFi運用したい場合)は、ダミーSIMというのを400円ぐらいで買ってきて使うことが可能だ。法的にはどうなのか知らない。もっとも、新しいiPhoneはApple SIMというのがついてきて、それを使ってアクティベーションできる。

 閑話休題、iPhoneがどこにもつながらなくて不安いっぱいの情報中毒のぼくは、2回めの橋本の地に降り立った。
 日曜日のイオンは人が多いかと思ったが、そうでもなく、またモバイルコーナーはまったく人がいなかった。
 例の異常に携帯に詳しいおばあさんが出てきて、対応してくれた。SIM購入料として7000円弱の料金を払う。
 もう開通しています、と言われる。

 開始手続きのペーパーを見ると、まずイオンモバイルのサイトにアクセスして手続きをしなければならないらしい。
 家に帰るまで無回線状態が耐えられなかったので、イオンの1階にあるスターバックスのWiFi回線を店の外から使ってアクセスした。

 ここはイオンモバイルの改善点だと思うが、モバイルのポータルサイトが異常に使いにくい。
 イオンの(スーパーの)通販サイトと連携していて、また「イオンモバイル」だけの検索語だとスマホを買わせるサイトに行かされたりして、すごくトラップが多く、迷う作りになっている。
 こういうの、好感度ガタ落ちなので、関係者の人は改善してほしい。
 IIJmioも分かりにくいが、イオンよりはマシだった。

 イオンSIMのサイトに行くには「イオンモバイル マイページ」という2語の検索語で行くのが早い。ただしここでも「お知らせ」かなんかのページに繋がり、一番見たい使用量と追加パケット購入のページに行くにはさらにワンクッションメニューを選択しなければならない。
 このページに出先で到達するときは、たいてい何らかのアクセスの障害があって切羽詰っているのだから、この点も改善してほしい。
 この点、IIJmioは「みおぽん」というiPhone専用アプリがあってすごく使いやすい。
 イオンSIMはIIJmioのバックボーンを借りて運用している会社だそうだ。先輩を見習って改善してほしい。

 いろいろ迷ってどうにか開通手続きを終えた。
 ここで、SIMを挿入しなければならないのだが、SIMオープナー(iPhoneのSIMトレイを開ける針)がない。伸ばしたペイパー・クリップでもいいのだが、それもない。スーパーだからクリップを買えばいいようなものだが、SIMを開けるためにクリップを一箱買うのも大儀である。
 イオンはそろそろ閉店時刻で、商品に布を掛けたりしている。モバイルコーナーも暗くなっているが、ぼくは男の店員さんを捕まえて「iPhoneのSIMオープナーを持っていたら貸してくれませんか」と行ってみた。
 店員さんだけあってキーホルダーに装着したSIMオープナーをヒョイと貸してくれた。
 手元のiPhoneのSIMトレイを開け、IIJmioのSIMを出し、イオンのSIMを入れると、無事に開通した。
 良かったよかった。

 ホッとしてツイッターとか見ながら橋本駅近くの「餃子の王将」で食事した。
 ネットワークは何の問題もない。

 実は、1回目橋本に来た時、間違えて八王子方面の電車に乗ってしまって往生した。
 橋本駅は分かりにくいのである。

 今回は、一興として、ひとつ八王子寄りの相原という駅まで腹ごなしに歩き、そこから乗れば無事に帰れるだろうという作戦を建てた。
 Google MapをiPhoneで見て、ちゃんとナビってくれるかのテストも兼ねてみたのだ。
 結果は良好で、30分ほどのウォーキングで、ちゃんと相原まで着いた。この駅は単純な構造なので、間違いなく菊名方面のホームに立った。

 それで、さっきもらったSIMが入っていた封筒を確認しようとした。
 もう1つ、iPad用のSIMが入っているのである。

 ない。

 たぶん餃子の王将に忘れてしまったのであろう。
 iPhoneが使えるのがうれしくて夢中になってしまったので忘れてしまったと思われる。
 ドジこの上ない。

 結局、Webで餃子の王将橋本店を検索し、楽天でんわアプリを使って電話した。
 スマホって便利だな〜。
 音声SIMはちゃんと機能して、電話がつながった。
 はたして、イオンモバイルと書かれた封筒が忘れられていて、レジで預かってもらうことになった。

 相原から橋本までひと駅横浜線で移動し、あせって駅を出て王将に向かった。レジのお兄ちゃんはすぐに封筒を渡してくれ、iPad用のSIMを確認した。良かった〜。
 それでひとごこちついて横浜線に乗ったら、また八王子行きに乗って相原に着いてしまったのである。
 アホ丸出しである。
 スマホの回線はつながったが、いつまで経っても橋本を脱出できない。
 カフカの世界である。

 ということで、ほうほうの体で家に戻ったが、iPadはすんなり繋がった。
 もっともiPadは基本WiFiで運用している。

 イオンSIMの使用感だが、特に問題はない。
 IIJmioの方が追加パケットの割引がいろいろあって楽しいが、ぼくは余裕を見て3GBのコースにしたので、特に追加パケットは買わずに済んでいる。
 通信回線は、何かトラブルがあると品質が悪いな〜と感じるが、今のところトラブルがないので、品質が良いということであろう。
 回線などのインフラは、良くて当たり前。
 しみじみと「回線が良くつながって早いな〜」と改めて感じることは、特にないのである。
 考えたら損な商売だ。

 もう3ヶ月に何なんとしているが、まったく問題がない。
 それで料金が安く、縛りもなく退会が自由というのだから、今のところ最強かもしれない。
 いや、調べればもっと強力なキャリアーが現れているかもしれないが、とりあえずぼくはイオンSIMに満足している。
 あと、イオン橋本のおばあさんの知識とトークの淀みなさに感動した。
 いぜんコンピューターの会社に務めていたが、もっと話が分からないおじさん、おばさんは沢山いたのである。
 ということで、ぼくはSIMコンサルタントではないのでたくさんのSIMについてハードな比較を行っているわけではないが、イオンSIMはおすすめだ。

 それ以前に「格安SIM」、三大キャリアー以外と契約することに不安がある方、いまは格安SIMは以前のような不安はない。
 逆に三大キャリアー(特にソフトなんとか)の方がいろいろトラップがあって不安なぐらいである。
 イオンであれば解約料金もないし、一度試してみるといいと思う。