ぼくは成人男性であって、人並みにヒゲが生える。
うっとうしいことこの上ない。
おしゃれでたくわえている人はカッコイイと思うが、ぼくはシャツにアイロンも掛けられないたちで、毎日トリミングするなんて考えられない。
じゃあ伸ばしっぱなしにすればいいかとも思うが、ヒゲは髪の毛にも増して白くなっているし、自分であんまりヒゲキャラっていう気もしない。
ということで、全部剃り落としている。

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脱毛というソリューションもあって、男性のヒゲ脱毛キャンペーンがWeb広告で載っている。
ああいうエステ的なやつって、ヒゲに限らずいろいろ興味はあるのだが、これは完全にぼくの偏見だが、チェーンによって法外に高かったり、身体に危険があったり、一回行ったらめちゃくちゃセールス電話が掛かって来そうで、手が出ない。
そういう業者のニュースがことさらに喧伝されるだけであって、まともなところはまともだとは思うが、なかなか行く気がしないのである。

それ以前に、ヒゲの脱毛ってするものだろうか。
1日に1回、うっとうしく思いながら、剃らなければならないヒゲというものが生えることに、人間にとって何らかの意味があるんじゃないだろうか。
たとえば無人島に流れ着いたとして、頭髪ばっかり伸びて口の周りがツルッツルだと、半年ぐらい経って救護船が辿り着いたときに、女性に間違えられないだろうか。
日本が何らかの事情でイスラム国家になった場合(テロ集団ISISになったらという意味ではなく、イランやサウジアラビアのようにイスラム教が国教になった場合)男はヒゲを生やす風習があるそうだが、その時に困らないか。
そんな突飛なケースを必要以上に考慮する必要もないが、生えてくるヒゲを簡単に死滅させるというのは抵抗がある。

ということで、面倒だと思いながら毎日剃っている。

以前はT字髭剃りで、シェービングフォームを使って剃っていた。
ぼくはめちゃくちゃ肌が弱く、手先が不器用なので、毎朝血まみれになっていた。
毎朝血まみれになりながら、いろいろ試して、一番いいと思ったのがBicの白い一枚刃のやつだ。

ところがこれがあんまり売ってなくて、血眼になって探したり、見つけたら狂ったように買いだめしたりしていたのだが、やはり毎朝石鹸を顔に付けて剃るのが面倒なので、そのうち使わなくなってしまった。
久しぶりに検索を掛けてみたら、今はAmazonという便利なものがあって、50本入りとかで売ってるだね。
T字派の人は是非お試し下さい。
親父もこれが好きだけど売っていない、と生前嘆いていたなー。
Amazonで買ってやれば良かった。

さて、電動シェーバー派になってから、いろいろ日本のメーカーを試していた。
こういう細かい製品は日本製が一番、と贔屓目に思っていたのだが、どうも肌が負けてしまってダメだ。
T字で肌を、手動で切るぶんにはまだ我慢できるが、機械で肌が負けるのは怖い。
いろいろネットで評判を調べると、どうもブラウンのがいい、ということが分かった。
ビックはフランスのボールペンのメーカー、ブラウンはドイツの家電メーカーで、ぼくの肌はヨーロッパ製品が合っているのだろうか。

個人の感想だが、とにかく痛くならない。
あんまり深剃りをしているという感じもしないのだが、顔に軽く当てているうちに剃れている。

高級モデルだと、アルコール洗浄マシーンが付いて来るのもいい。
ヒゲを剃るとクレードルに載せてボタンを押す。
ジューと音がして洗浄される。
難点としては、この音がちょっと大きい。
ジューサーミキサーのような音がする。
でも確実に清潔になっている感じがある。
ぼくは不精でいろいろなものが管理できないのだが、この自動化はうれしい。
あと、思わぬ効果として、髭剃りが常に定位置にあるのがいい。
そのまま置いておくと充電もされている。

ということで、ずっと古いモデルを使っていたのだが、ここにきて、サザエさんみたいなうっかり大失敗をやらかしてしまった。
冷蔵庫の上にクレードルを置いていたのだが、別のものを横ちょに置こうとして、シェーバーを冷蔵庫の裏に落っことしてしまったのだ。

椅子に登って上から覗くと、冷蔵庫と壁の間の隙間に、髭剃りが鈍く光っている。
あちゃー。
これはなかなか取り出せないよ。
両面テープのような、何らかのネバネバするものを、長い棒の先に取り付ければ拾えると思う。
あるいは冷蔵庫ぐらい動かすか…。

でも、面倒だし、もう旧モデルをたぶん10年ぐらい使っているから、新製品も気になる。

ということで、また無駄遣いなのだが、新製品を買ってみた。
クレードルは互換性があるのかなあと思っていたが、価格.comで調べると互換性がある場合とない場合があると言うことで、面倒だからクレードル付きを買った。
結果的には互換性があったのだが、クレードルも10年近くキッチンに置いていてベタベタになったので、換え時だったと思うことにする。

買ったのはこれだ。

Amazonで買うと次の日に来た。

使ってみてビックリ。
イイ!
前は、ブラウンというと痛くないという印象が先に立って、いまいち深剃りが効かないと思っていたのだが、今度のブラウンは痛くない印象はそのままに、顔が本当にツルッツルになる。
これがヒゲが剃れるということか!
ちょっと大げさか!
髭剃りは本当に顔との相性があるので、一概に言えないのだが、とりあえずぼくは満足だ。
冷蔵庫の裏に落っことして良かった。

さて、買ってから気づいたのだが、この髭剃りは最大3000円キャッシュバックキャンペーンというのをやっている。
ぼくが買ったのは最高級モデルよりも1つ下のやつなので、2000円しか戻ってこない。
ハコの横についているバーコードを切り抜き、レシート(Amazonの場合は納品書でいいようだ)と一緒に専用応募用紙に貼付する。
専用応募用紙は、Amazonからなぜかダウンロードできなくなっていたが、ブラウンのサイトからダウンロード出来た。

最大3000円キャッシュバックキャンペーン! | 男性用電気シェーバー・髭剃り – Braun(ブラウン) - Braun

ということで、早速送ってみる。
ぼくはこういうのうとい方で、絶対見逃すのだが、今回はたまたま気づいて良かった。
ということで、すごいアフィリエイトに熱心な人のブログみたいになってしまったが、たまたまこれから髭剃りを買い換える方、ブラウンはおすすめだ。