ぼくは片付かない男で、以前ゴミ屋敷というか、ゴミ部屋だった自分の部屋も、いろいろあってスッキリきれいになった。
前は半年に一度とか四半期に一度、業者の人に来てもらって片付け&掃除を手伝ってもらったていが、めっきり呼ばなくなってもう1年以上が経つ。
なお、片付けで最も影響を受けたのは、池田暁子さんのマンガである。
「片付けられない女のための」と書いているが、男性にもオススメ。
前は半年に一度とか四半期に一度、業者の人に来てもらって片付け&掃除を手伝ってもらったていが、めっきり呼ばなくなってもう1年以上が経つ。
なお、片付けで最も影響を受けたのは、池田暁子さんのマンガである。
「片付けられない女のための」と書いているが、男性にもオススメ。
部屋というのは、いったん片付いてしまえばそれほど無茶苦茶なリバウンドはしない。
ぼくほど地獄のような状況から生還してしまうと、ムダなものを増やすのが怖くなってしまうので、この状況はしばらく続くと思われる。
さて、片付けが済むと気になってくるのは掃除である。
美しい部屋というものに対する理想が高くなっているし(前がどれほど低かったかって話だが)、余計なものが散らばってないので、床が見えている。
そうするとちょっとしたホコリが気になってしまうのだ。
実は前から、大変立派な掃除機を持っていた。
ところが、これを使わない。
大きな図体で、見た目に圧迫感があるので、ふだんは玄関脇のスペースに収納していた。
掃除するときは、よっこらしょとこれを持ってきて、掛ける。
ぼくぐらいテンションが低い、うつ気味の人間だと、この時点でだいぶしんどい。
持っていた掃除機は、実は人から譲ってもらったもので、もとよりうちの大きさや自分の掃除に対する取り組み方を考えていなかった。
それで、大きな掃除機を手放すと同時に、コンパクト式のを選ぶことにした。
最初は国内大手家電メーカーや海外メーカーのものを選ぼうと思っていたが、ネットで調べるとマキタという工具メーカーの製品がいいということが分かった。
ネットで写真を見ると、アー、あれね、と思った。
部屋を掃除に来てくれた業者の人が持っているものなのだ。
いわば、プロ用だ。
あれなら買おうと思った。
ここから悩んだ。
なにしろ種類が多い。
昆虫なみに亜種が多いのである。
いくつかポイントがあって、スイッチが引き金式(使用中常に押しっぱなしのもの)と、切り替え式(オンオフを押すと切り替わるもの)。
あとゴミのが本体に貯まるものと紙パックにたまるもの。
あとはお値段である。
マキタの掃除機は、マニアが多くて、いろいろ仔細に検討してあるブログなどが多くて、面白いが、見比べているうちにだんだんめまいがしてきた。
結局「切り替え式スイッチ」、「紙パック式」、「安いタイプ」のCL102DWにした。
Amazonで13000円ぐらいである。
注文したら、えらいもので翌日に来た。
まずバッテリーが完全に取り外せるタイプである。
別添の充電器で充電する。
つまり、掃除機を立たせておく充電スタンドと言ったものはない。
プロユースとしては、バッテリーだけ何個か持ち歩くというスタイルがあるので、この方がいいだろう。
家庭用としても、ぼくの用途では大げさなスタンドがあると場所ふさぎなので、これでいい気がする。
数時間充電した。
紙パックというスタイルだが、中に不織布でできたゴミバッグというものもついている。
これは使い捨てではなく、洗って干して使う。
そうやってもいいが、もう1個買っておいて、ゴミバッグAを使ったらゴミバッグBに差し替え、Aのゴミを捨てたらAの汚れを掃除機で捨ててもなんとかやっていけるそうだ。
そうしてみることにした。
ゴミバッグもAmazonで売っていて、良かった。
デザインはハッキリ言ってチャチだが、ムダがない、質実剛健さがある。
「恥ずかしくて部屋に置けない」などという世評もあったが、そうか?
ぼくは別に平気である。
早速使い始めたが、これが快適だ。
もともと掃除というものへの考え方、掃除観というものがおかしかった気がする。
前は大掃除とか、月に一度友達が麻雀に来る前と言った、イベントの前の日に大騒ぎで掃除をしていた。
これだと大変だし、効率が悪い。
こびりついた汚れはなかなか取れないし、掃除した翌日からはいつも薄汚れた部屋の中で生活していることになる。
今はちょっとでもホコリを発見したらスッと吸う。
気になったらスッ。
これが快適だし、ラクチンなのだ。
軽いから、どこにでも持っていける。
助かったのが「乾燥機の中の掃除」である。
いつも苦労して手でホコリを取っていたのだが、劇的に楽になった。
あとパソコンの液晶の裏である。
電気の作用か、ここはものすごくホコリが溜まり、西部劇のタンブルウィードのようなホコリの球ができることもある。
ここもちょっと気になったらスッ。
足元のケーブルもごちゃごちゃしていて、なかなかホコリが取りにくい。
ここもちょっと気になったらスッ。
ああ楽しい。
掃除は毎日ちょっとずつやった方が絶対ラクチンだ。
ふだん手を伸ばせばアクセスできるところに、小さめの掃除機を置いておくという生活がこんなにラクチンだと思わなかった。
ただ家庭用を想定していない、安い製品なのでいろいろ欠点はある。
まず音が大きい。
以前あった巨大なものも大きかったが、これはこれで大きい。
気楽な一人暮らしなので、誰かに気を使うことがないが、夜間は近隣に気を使う。
あと差し込み口にカチッという歯止めがついていない。
摩擦力で止まっているだけである。
本体パイプ一体型なので、パイプ側を持って持ち上げると、本体が重みで落っこちる。
これが足に落下しそうになったが辛くも避けられた。
足指を直撃していたらちょっとした重症になったのではないだろうか。
まあ気をつければ済むことである。
あと自立型スタンドがないが、なんとなく部屋の隅に立てかけていても、特に心配はない。
家電品を通販で買うようになって、いろいろ失敗もしてきたが(失敗は隠していて、特に公表しないが)マキタの掃除機はひさびさに大ヒットだった。
もっとも、あくまでローエンドモデルであって、もっと真剣に掃除しなければいけない広い部屋に住んでいる人は、同機種のもっと高級モデルか、別メーカーの製品を使ってもいいかもしれない。
とりあえずコンパクトな掃除機をいつも部屋に置いていると快適だということが、この文章で伝えたかったことである。
ちょっと汚れたらスッ。
快適である。
ぼくほど地獄のような状況から生還してしまうと、ムダなものを増やすのが怖くなってしまうので、この状況はしばらく続くと思われる。
さて、片付けが済むと気になってくるのは掃除である。
美しい部屋というものに対する理想が高くなっているし(前がどれほど低かったかって話だが)、余計なものが散らばってないので、床が見えている。
そうするとちょっとしたホコリが気になってしまうのだ。
実は前から、大変立派な掃除機を持っていた。
ところが、これを使わない。
大きな図体で、見た目に圧迫感があるので、ふだんは玄関脇のスペースに収納していた。
掃除するときは、よっこらしょとこれを持ってきて、掛ける。
ぼくぐらいテンションが低い、うつ気味の人間だと、この時点でだいぶしんどい。
持っていた掃除機は、実は人から譲ってもらったもので、もとよりうちの大きさや自分の掃除に対する取り組み方を考えていなかった。
それで、大きな掃除機を手放すと同時に、コンパクト式のを選ぶことにした。
最初は国内大手家電メーカーや海外メーカーのものを選ぼうと思っていたが、ネットで調べるとマキタという工具メーカーの製品がいいということが分かった。
ネットで写真を見ると、アー、あれね、と思った。
部屋を掃除に来てくれた業者の人が持っているものなのだ。
いわば、プロ用だ。
あれなら買おうと思った。
ここから悩んだ。
なにしろ種類が多い。
昆虫なみに亜種が多いのである。
いくつかポイントがあって、スイッチが引き金式(使用中常に押しっぱなしのもの)と、切り替え式(オンオフを押すと切り替わるもの)。
あとゴミのが本体に貯まるものと紙パックにたまるもの。
あとはお値段である。
マキタの掃除機は、マニアが多くて、いろいろ仔細に検討してあるブログなどが多くて、面白いが、見比べているうちにだんだんめまいがしてきた。
結局「切り替え式スイッチ」、「紙パック式」、「安いタイプ」のCL102DWにした。
Amazonで13000円ぐらいである。
注文したら、えらいもので翌日に来た。
まずバッテリーが完全に取り外せるタイプである。
別添の充電器で充電する。
つまり、掃除機を立たせておく充電スタンドと言ったものはない。
プロユースとしては、バッテリーだけ何個か持ち歩くというスタイルがあるので、この方がいいだろう。
家庭用としても、ぼくの用途では大げさなスタンドがあると場所ふさぎなので、これでいい気がする。
数時間充電した。
紙パックというスタイルだが、中に不織布でできたゴミバッグというものもついている。
これは使い捨てではなく、洗って干して使う。
そうやってもいいが、もう1個買っておいて、ゴミバッグAを使ったらゴミバッグBに差し替え、Aのゴミを捨てたらAの汚れを掃除機で捨ててもなんとかやっていけるそうだ。
そうしてみることにした。
ゴミバッグもAmazonで売っていて、良かった。
デザインはハッキリ言ってチャチだが、ムダがない、質実剛健さがある。
「恥ずかしくて部屋に置けない」などという世評もあったが、そうか?
ぼくは別に平気である。
早速使い始めたが、これが快適だ。
もともと掃除というものへの考え方、掃除観というものがおかしかった気がする。
前は大掃除とか、月に一度友達が麻雀に来る前と言った、イベントの前の日に大騒ぎで掃除をしていた。
これだと大変だし、効率が悪い。
こびりついた汚れはなかなか取れないし、掃除した翌日からはいつも薄汚れた部屋の中で生活していることになる。
今はちょっとでもホコリを発見したらスッと吸う。
気になったらスッ。
これが快適だし、ラクチンなのだ。
軽いから、どこにでも持っていける。
助かったのが「乾燥機の中の掃除」である。
いつも苦労して手でホコリを取っていたのだが、劇的に楽になった。
あとパソコンの液晶の裏である。
電気の作用か、ここはものすごくホコリが溜まり、西部劇のタンブルウィードのようなホコリの球ができることもある。
ここもちょっと気になったらスッ。
足元のケーブルもごちゃごちゃしていて、なかなかホコリが取りにくい。
ここもちょっと気になったらスッ。
ああ楽しい。
掃除は毎日ちょっとずつやった方が絶対ラクチンだ。
ふだん手を伸ばせばアクセスできるところに、小さめの掃除機を置いておくという生活がこんなにラクチンだと思わなかった。
ただ家庭用を想定していない、安い製品なのでいろいろ欠点はある。
まず音が大きい。
以前あった巨大なものも大きかったが、これはこれで大きい。
気楽な一人暮らしなので、誰かに気を使うことがないが、夜間は近隣に気を使う。
あと差し込み口にカチッという歯止めがついていない。
摩擦力で止まっているだけである。
本体パイプ一体型なので、パイプ側を持って持ち上げると、本体が重みで落っこちる。
これが足に落下しそうになったが辛くも避けられた。
足指を直撃していたらちょっとした重症になったのではないだろうか。
まあ気をつければ済むことである。
あと自立型スタンドがないが、なんとなく部屋の隅に立てかけていても、特に心配はない。
家電品を通販で買うようになって、いろいろ失敗もしてきたが(失敗は隠していて、特に公表しないが)マキタの掃除機はひさびさに大ヒットだった。
もっとも、あくまでローエンドモデルであって、もっと真剣に掃除しなければいけない広い部屋に住んでいる人は、同機種のもっと高級モデルか、別メーカーの製品を使ってもいいかもしれない。
とりあえずコンパクトな掃除機をいつも部屋に置いていると快適だということが、この文章で伝えたかったことである。
ちょっと汚れたらスッ。
快適である。