2013年2月10日、パソコン遠隔操作事件の容疑者氏が逮捕された。
決定的な証拠も、自供もないまま、もう1年以上勾留されている。
決定的な証拠も、自供もないまま、もう1年以上勾留されている。
今回の事件の焦点は、容疑者氏が「シー・シャープ」というプログラミング言語を使った開発が出来るかどうか、という点である。
ウィルスは「シー・シャープ」で作られているのだ。
容疑者氏は、自分は「シー・シャープ」を使ったことがないし使えない、と証言したそうだ。
これは同僚の証言とも一致する。
しかし、取り調べ調書には「使える」と書かれたので、容疑者サイドは司法に対する不信を強め、「取り調べを録画しないのなら取り調べに応じない」と言った。
その結果取り調べが出来ず、長々と勾留されたまま自供もなく裁判に入った。
「シー・シャープ」は「C++(シー・プラス・プラス)」同様にC言語をベースにしたオブジェクト指向言語である。
このシャープをどう書くかが難しい。
Wikipediaは、Wikipediaのルール上見出し語が「C Sharp」であり、本文の表記は「C#」、右側の要約の中は「C♯」としている。
C# - Wikipedia
記事の中にはこう書かれている。
「シー・シャープ」を開発したMicrosoftのサイトでも、表記はC#となっている。
Visual C#
「シー・シャープ」という名前は、Cを進化させたC++と、音楽のシー・シャープ(ドを半音上げた音)を引っ掛けたものだろう。
であれば名前としてはC♯が正しい。
でも、MicrosoftのサイトでもC#となっているので、C#と書いてC♯と読む、ということだろう。
実は新聞記事の中に「C♯」という表現を見つけたので、これは面白いと思って本記事を書こうとしたのだが、現実に新聞社のサイトで、「C#」以外の表記をしているサイトは、なかった。
#と♯が違う字だということを知らない人も結構いる。
♯(シャープ)は横棒が斜めになっている。
そうじゃないと五線符に記号が埋没してしまうのだ。
では横線が水平の#という記号は何かというと、これはナンバー記号という。
第一番、という意味で「#1」と書くのに使う。
英語でも、Unicodeの文字名は「NUMBER SIGN」となっているが、現状で話したことがある欧米の人はすべてパウンド(pound)と言っていたような気がする。
これは北米で重さのポンド(lb)を表すのに使うからだそうだ。
日本語でもポンド記号という人もいる。
他にハッシュと言う人もいる。
Twitterの検索用に使うハッシュタグがその一例である。
日本語では井桁とかいてイゲタと読むこともある。
これは木製の井戸の形から来ているのか、それとも漢字の「井」から来ているのか、両方か。
英語でもsquareと読むことがあるようだ。
まとめると、#という形は、
・英語:number sign、pound、hash、square
・日本語:ナンバー記号、ポンド記号、井桁
一方♯は、シャープとしか読まない。
C#は本当はC♯と書きたいところだが、便宜上C#と表記している、ということだろう。
ところで、#のことを「シャープ」と100%堂々と読んでいるものがあって、それはテレホンサービスの音声案内だ。
「クレジットカード番号に続いてシャープを押してください」とか言うのである。
やはりナンバー記号とかイゲタというのは親しみがないのであろうか。
ウィルスは「シー・シャープ」で作られているのだ。
容疑者氏は、自分は「シー・シャープ」を使ったことがないし使えない、と証言したそうだ。
これは同僚の証言とも一致する。
しかし、取り調べ調書には「使える」と書かれたので、容疑者サイドは司法に対する不信を強め、「取り調べを録画しないのなら取り調べに応じない」と言った。
その結果取り調べが出来ず、長々と勾留されたまま自供もなく裁判に入った。
「シー・シャープ」は「C++(シー・プラス・プラス)」同様にC言語をベースにしたオブジェクト指向言語である。
このシャープをどう書くかが難しい。
Wikipediaは、Wikipediaのルール上見出し語が「C Sharp」であり、本文の表記は「C#」、右側の要約の中は「C♯」としている。
C# - Wikipedia
記事の中にはこう書かれている。
CMA-334 4th edition によると、C# は「C Sharp」(シーシャープ)と発音し、「C#」 (LATIN CAPITAL LETTER C (U+0043) の後にNUMBER SIGN # (U+0023)) と書く [5]。 音楽のシャープ (♯, MUSIC SHARP SIGN (U+266F)) ではなくナンバーサイン (#) を採用したのは、フォントやブラウザなどの技術的な制約に加え、標準的キーボードには前者の記号が存在しないためである。
「シー・シャープ」を開発したMicrosoftのサイトでも、表記はC#となっている。
Visual C#
「シー・シャープ」という名前は、Cを進化させたC++と、音楽のシー・シャープ(ドを半音上げた音)を引っ掛けたものだろう。
であれば名前としてはC♯が正しい。
でも、MicrosoftのサイトでもC#となっているので、C#と書いてC♯と読む、ということだろう。
実は新聞記事の中に「C♯」という表現を見つけたので、これは面白いと思って本記事を書こうとしたのだが、現実に新聞社のサイトで、「C#」以外の表記をしているサイトは、なかった。
#と♯が違う字だということを知らない人も結構いる。
♯(シャープ)は横棒が斜めになっている。
そうじゃないと五線符に記号が埋没してしまうのだ。
では横線が水平の#という記号は何かというと、これはナンバー記号という。
第一番、という意味で「#1」と書くのに使う。
英語でも、Unicodeの文字名は「NUMBER SIGN」となっているが、現状で話したことがある欧米の人はすべてパウンド(pound)と言っていたような気がする。
これは北米で重さのポンド(lb)を表すのに使うからだそうだ。
日本語でもポンド記号という人もいる。
他にハッシュと言う人もいる。
Twitterの検索用に使うハッシュタグがその一例である。
日本語では井桁とかいてイゲタと読むこともある。
これは木製の井戸の形から来ているのか、それとも漢字の「井」から来ているのか、両方か。
英語でもsquareと読むことがあるようだ。
まとめると、#という形は、
・英語:number sign、pound、hash、square
・日本語:ナンバー記号、ポンド記号、井桁
一方♯は、シャープとしか読まない。
C#は本当はC♯と書きたいところだが、便宜上C#と表記している、ということだろう。
ところで、#のことを「シャープ」と100%堂々と読んでいるものがあって、それはテレホンサービスの音声案内だ。
「クレジットカード番号に続いてシャープを押してください」とか言うのである。
やはりナンバー記号とかイゲタというのは親しみがないのであろうか。