ダイエット本は何冊もあるが、この本がやはり内容があって一番面白い。
異論を唱えたくなる部分もあるが、みな論理的に書かれているので、きちんと「この部分は自分には当てはまらないが、こうすればよい」という考え方が分かるようになっている。



本書の要旨は有名だが、あえて書くと「記録の力」ということに尽きる。

家計簿を付けると自分の無駄遣い程度が分かる。
それは自分の貧困さと向き合うことでもあるが、本当に使いたいことに使うことが出来るので、実際には自分の中に金鉱を発掘することに近い。
時間記録をすれば自分のぼうっとした生活が分かる。
ぼくなどよほど無駄遣いをしていたので、時間記録さえつけてしまえば起きている時間が何倍にも活用できる。

「食べるものをいちいち付けるなんて、出来るか」「俺は食いたいものを食べるんだ」という批判はもっともである。
しかし本書の著者は、そういう皆さんは実は食べたいものを食べてないんですよ、カロリーの無駄な摂取をしているんですよ、と訴える。
著者は自分をひとかどのグルメだと思っていた。食べたいものを食べて太っているのだからいいと思っていた。しかし、自分が食べたものを記録してみると、コンビニのサンドイッチを食べている回数が多いことに気づいて愕然としたと言う。

時間も、お金も同様である。
ぼくは先日、会社で、出しづらいメールを出すために30分も迷っている自分に気付いた。要は人に気を遣っていたわけだが、そんな気遣いなど、誰にも通じない。
だったら出すメールは出す!
出さないメールは出さない!
それしかないわけである。
迷っている時間は、気づかない。
いつも夕方や夜になって「今日俺なにしてたんだろ…」と思って愕然とするだけである。

バブル時代、コンピューター業界はめちゃくちゃ忙しかった。
ぼくはフリーランスで、時間ベースでお金をもらっていたので、当時きちんと貯金していれば今頃ひと財産築いていたはずだ。
しかしそのお金は、もうない。
どこに行ったかも分からないのである。
当時ぜいたく三昧をしていた記憶もない。
たぶん洗濯する時間がないので、コンビニで下着とワイシャツを買ったり、タクシーで家に帰っては領収書をなくして結果的に自腹になってしまったりしていたのだと思う。
はっきり覚えていたのは部屋がゴミ屋敷で布団の下に隠れていたノートパソコンを踏んで壊してしまったことである。
当時ノートパソコンは30万円のを使っていた。
ノートパソコンを踏んで壊すような生活なら、我慢してノートパソコンを買わずに済ませていればいいようなものだが、ぼくはノートパソコンを買わないと生きていけないと強迫観念を持っていて、次の日に買い直したりしていた。
そりゃお金も貯まらないよ。

こういうぼくみたいなだらしのない人は、自分の中に大いなる金鉱を持っているのと一緒だ。
ちょっとシャンとするだけでザクザク巨富が得られるのである。
そのためには記録、記録である。
上の本が出た時に比べてはるかに記録はたやすい。
携帯電話とクラウドがあるからだ。



さて、先週の水曜日始めた「コンビニおにぎりダイエット」の一週間の結果である、
以下はWithings WIFI体重計アプリのグラフ。



どうですちゃんと痩せてるでしょう。
でも、ここまでは誰でも来られるのである。
「いつデブ」にも書いてあるが、どんなダイエットに挑戦しても、最初はある程度やせられるのである。
問題はここからだ。

もうひとつおまけだが、このガイジンの人、超かわいい!w



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