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本年の目標として、とりあえず以下の課題を挙げてみた。
 ・外資系の会社でバリバリ働くための英会話
 ・成人病を食い止めて容姿を改善するためのダイエット
 ・老後の不安を取り除き、自由になるための貯金
 ・家での生産性を挙げるための部屋の片づけ
 ・すべての行動を合理的にするためのタスク管理
ていうか去年と同じである。
それはいいとして、どれから手を付ければいいだろうか。

基本的にどれも大切である。

で、問題なのが、どれかが出来ないと、他のことが出来ない気がするのである。
太ったままだと、すぐ疲れるし、精神も鬱々とするので、英語の勉強も部屋の整理も進まない気がする。
何をおいてもまずやせた方がいい気がする。

でも、やみくもに痩せるのも、英語の勉強するのも部屋を整理するのも無駄が多い気がする。
やはりタスク管理システムを回さないといけない気がする。

でも、タスク管理システムを立ち上げるにも、パソコン周りや参考書がすぐに見つかる環境でないと、部屋がゴミ屋敷だといい考えも浮かばない気がする。
先に部屋を片付けた方がいいのではないか。

こういうことを考えていると、三すくみ、四すくみになって、結局なかなかどれも手が付かなくてダラダラしてしまう。
俺って人間はどこまでダラダラしているのだろうか。
何かをしようとしかけても、「他にもっと大事なことがある」と考えてしまって、ダラダラするための言い訳になっているのだ。
こんなダラダラしている自分ってなんてダメなんだろうと思って自己嫌悪でダラダラ寝込んでしまったりする。
ガタガタ言ってないでさっさとやればいいんだよ!>自分
(ハイ、スミマセン)



あと、重要なのは、いくらやせても、英語がうまくなっても、その時点ではお金が儲かっていないし、世界を救ってもいないということである。
いくらきれいに家計簿をつけても、それだけで無駄遣いが収まるわけではない。
完璧に記録を付けながら粛々と無駄遣いする人もいるだろう。
つまり、上の目標は、実際にビッグマネーをつかむための、自分のやりたいことをやって面白おかしい気持ちになるための準備であって、それがいくら上手にできてもしょうがない。
こういうことはオタク的に凝る人がいて、自分がそうなのだが、そればっかり考えていてもダメなのである。
「どの順番にやったら効率がいいか」などと考えているのはさらにもっとムダである。

去年やろうと思っていたのは「月曜日は目標Aにフォーカスし、火曜日は目標Bにフォーカスする」というやつだ。
バランス良くやるのが大切だし、飽きが来ないと思った。
結果的には、これは自分にはダメだった。
上にあげた目標はどれも大きくて、1日では成果が出ない。
しかも次の周回を1週間待っていると、その間にリバウンドするし、前にどこまで達成していたか忘れてしまうのだ。
やはりある程度集中期間を持った方がいい。

どれか1つをやることにして、残りの全部をやめてしまうのはどうだろうか。
これが意外といいらしい。
「他のもやらなきゃ」と思うかもしれないが、「あれもこれも」と思っていれば結局何もやらないのだ。
だったら1つでも確実にやった方がいい。
いまはこれに掛ける、と思うのである。

これは小学校のとき先生に習った。
勉強ができない人は得意教科をやった方がいい。
まず、勉強は楽しいものだということに気付いた方がいいそうだ。
ある教科が出来ると、他の教科も出来るようになる。
「ハンカチの1隅を持ち上げると、結局ハンカチ全体が持ち上がるようなものですよ」と言って、先生が実際に教卓の上でハンカチを持ち上げて見せた。
これはよく覚えている。

ということで、上の6つの課題のうち、

 ・家での生産性を挙げるための部屋の片づけ

をやることにした。



理由は
 ・一気にかたが付く
 ・便利屋さんを呼べば金で片づけられる
からだ。

部屋がきれいだと何がどういいか。
まず気分がスッキリしてテンションが上がる。
何かをするときものを探さなくて済むので、時間が節約できる。
ノートパソコンを踏んで壊したり、バナナの皮を踏んでこけたりしないので、お金が節約できるし、病気やけがもなくなる。
これほど「絶対にやった方がいいこと」は珍しい。

最近報道特集とかで、立て続けに老後困ってる人の特集を見た。
まずいわゆるホーダー(ものが捨てられなくてゴミ屋敷になってる人)の老人で、リストラでローンが払えなくなったが、家を出るに出られないで困っているそうだ。





もう一人は、一緒にすると怒られるかもしれないが、奥さんが病気で旦那さんが慣れない介護をして途方にくれているやつだった。

両方に言えるのは、とにかく家に荷物が多く、生活の動線が整っていないことだ。
昔の人は古新聞のスクラップや、アルバムが多い。
気持ちは分かるけど、あれは捨てた方がいいよ。
こういうのは若いうちに気づいて始めた方がいい。

ということで、ここまでで絶対に部屋の整理をした方がいいと決心を固めた。

何回も業者さんに来てもらって片づけはやったのだが、今回は絶対にリバウンドしない方法を考えていた。
具体的には「ものを置く場所を決める」「決めたら名前をつけて書く」というものだ。
名付けて百年の孤独整理法である。

ということで、先週液晶テレビを新調したのをしおに、部屋を大幅に片づけ、不用品は処分した。
そして、収納場所を作ったのである。

今回大幅に導入したのが天馬株式会社のフィッツケースである。



いわゆる押入れに入れる引きだしであって、どこで何を買ってもいいのだが、統一した方がかっこいいし扱いやすい。
フィッツケースはとにかく頑丈なのでいい。
おすすめします。

常に出し入れする下着や靴下はアクセスしやすい左手上段に大型ケースに入れた。
季節ものは下段にキャスター付きで入れてみた。
これでゴロゴロ入れ替えればいい。
いろいろ捨てて右側が空いたので、下段はスーツケース類、上段はツッパリポールを入れてスーツ、ジャケット類を吊ってみた。
ぼくはスーツ、ジャケット関係を驚くほど少ししか持っていないが、さらに処分して減らした。
着ない服は捨てるに限る。



話をフィッツケースに戻すが、これに入れるものを書いた。
ネームランドでクリアシールの黒文字を印刷して貼ったのだ。





これ透明テープの黒文字、あるいは透明テープの銀文字がお勧めだ。
最初は分かればいいだろと思って白テープに黒文字でガンガン貼っていたのだが、あまりにも家じゅうに「ここはパンツを置く場所」「ここは割り箸を入れる場所」とかベタベタ書いていると、精神的に追い詰められてイヤになる。

自分一人で住む部屋で、押入れのケースに書く文字なんか別にカッコ良くする必要はないと思っていたが、結構大事なんだなあと思った。

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