イジハピ!

TwitterID:@query1000こと深沢千尋のブログです。
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さいきんブログの評判が意外と気になるようになってきました。
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2012年04月

【第81回】スーパーマンを目指すな、ウルトラマンを目指せ!

今日も先週に続いてライフハックス系のトピックについて、自分なりの理解を披露しようと思う。

よくセミナーに出たり、本を読んだりすると、すごく沢山のことをこれでもか、これでもかと教わる。
それでいいし、ありがたいわけだが、受け取り側の受け止め方としては以下のような好ましくないパターンに陥る。

まず、教わることすべてを実践しているスーパーマンのような人の生活を勝手に思い浮かべ、「ああ俺には出来ねえなあ」と思って何もせずに寝てしまい、また日常に埋没してしまう。
これが一番最悪のパターンだ。

次に、セミナーを受けてハイになって、教わったことすべてをいっぺんにやろうとして、最初は調子がいいんだけど、そのうち挫折して、酒を飲んで寝てしまい、また日常に埋没してしまう。
これが二番目に最悪のパターンだ。

この場合、ぼくは、スーパーマンじゃなくてウルトラマンだ、あるいは、そのうちスーパーマンになるけど、最初はウルトラマンでいいじゃないかと思うことにした。

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【第80回】昔読んだ本をわざわざ英語で読み返す

今日は本当に英語の勉強の話だ。
dankogaiさんのブログエントリ「404 blog not found : 訳すな、訳してもらってから読め」の受け売りだが、要するに日本語で読み親しんでいる本の原語版をあえて読み直すというものである。

英語が出来るようになる過程では英語の本をバリバリ読みたい。
あれをやって初めて、英語の勉強も身になって来ているなァと実感が湧く。
そしてこれが、ものすごくハードルが高い。

土屋雅稔氏の「〈具体的・効率的〉英語学習最強プログラム(Amazon)」という本にあったのだが、カンタンな英語の本でも普通にものすごく難しい単語が出てくるのだ。
Mrs. Rachel Lynde lived just where Avonlea main road dipped down into a little holoow, fringed with alders and ladies' eardrops and traversed by a brook that had its source away back in the woods of old Cathbert place; it was reputed to be an intricate.

これは『赤毛のアン』の冒頭の一節だが、fringe、repute、intricateという単語は確かに難しい。



土屋さんの本にはO・ヘンリー「賢者の贈り物」にも、ヘレン・ケラー「私の生涯」にも、デール・カーネギー「道は開ける」にも「ハリー・ポッター」にも最初からフルで超難しい英語がバンバン出てくるから、「英検一級の単語は英米人でも使わない超難解語」という俗説は間違っていると述べている。

では、英語の本を読むためにはとりあえず何十万語もの英単語を暗記しなければならないのだろうか。 続きを読む

【第79回】吾は如何にして兼業作家となりし乎(6)プロトタイプとしての業務手順書

連載の第6回である。

前回までは、本の題材についてあれこれ考察し、とりあえず会社で培った技術を、世の中になくて困った本にまとめればいいんじゃないのというありきたりな考察をした。
世の中には小説や詩集に始まって、色々な本があるとは思うが、ここでは話の都合上、会社で培ったノウハウをまとめた技術書をとりあえずのターゲットにしよう。
実際ぼくのわずかな経験が生かせるのはその分野だけだ。



さて、構想がまとまったら、いよいよ書き始めるが、まずは習作、画家におけるデッサンのようなものを書き溜めた方がよい。
今であればブログであろう。
多くの人が出版を夢見てブログを書き溜めていると思うし、それが出版に結びついた例も多くある。
ブログから出版までというメソッドについてまとめた本やブログもあるだろう。

もっと直接的に、自分しか読まない本を、ちゃんと一冊で書いてしまう方法ももちろんあるだろう。
自分しか(まだ)読めない本なんてロマンチックではないだろうか。
こんなに面白いのに、まだ俺しか読めないなんて・・・!
いわゆる私家版の本を書くというのは、執筆の始め方としては正統的なものであり、自由時間の使い方として意義があると思う。

ただし、一冊の本になるのを目標に、出版の目星もつかないのに「まえがき」からバリバリと書くというのはあまり勧めない。
やっても続かないと思うのだ。
いつまで経ってもなかなか終わらない。

執筆の最大の難関は長時間掛かるということ、一人でやらないといけないということ、その結果孤独になると言うことだ。
書いていて寂しいから文章にジョークを入れたりする。
ぼくは文章にはジョークを入れたほうがいいと思っているが、誰が読むか目星もついていない本にジョークなんか書いていると、しみじみと寂寥感を感じてしまう。

ぼくが勧めるのは、業務手順書を書くことだ。 続きを読む

【第78回】外付けHDDのおすすめ



ぼくのパソコンの使い方のコーナーだ。
前回はPCのHDDをSSDに代えると動作、特にOSの起動が爆速になると述べた。
ただし、SSDは128GBで1万円と高価である。

128GBは現在のデータストレージとしては圧倒的に足りない。
ぼくは、CドライブをSSDとし、OS、アプリケーション、そして作業中のデータのみを格納し、大容量のデータはUSB接続のHDDに入れている。 続きを読む

【第77回】アクースティック・マイルス

前回、アガパンを紹介したことでぼく流「マイルスはこの順番に聴け」は一応決着を見た。
これらは、エレクトリック・マイルス、いわゆる電化マイルスの作品群だ。
それまでマイルスはアクースティック(カタカナでこう書くのが一番原音表記に近いらしい)楽器でフォービートの、いわゆるジャズをやっていた。

ぼくはジャズの良さがよく分からない。
具体的にはウッド・ベースと生ピアノ、そしてフォービートの良さが分からない。
いい演奏を聴けばうまいなあ、楽しいなあと思うのだが、それ以上良さが分からないのである。
でも、そのうち分かるかもしれない。
老後の楽しみだ。

しかし、マイルスのアクースティック期でも別格に好きな作品があって、それを今日は紹介する。

まず「ネフェルティティ」と言うアルバムだ。

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